青春18きっぷ・出雲一畑紀行(その2)


(前回からのつづき)

平成8年8月17日盛夏の昼下がりだった。

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一畑電鉄の松江温泉駅は、煙突の様な搭屋を有するレトロな駅舎である。

駅前も何故かリラックスバージョン・・・


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待合をのぞくと、ちょうど高校野球の最中・・・クーラーのない待合のお客はタオルで汗をふきふき観戦していた。

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木製の改札口がなんとも懐かしい。

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ホームのわきには、一畑電車沿線地域対策協議会の意見広告があった。

がんばれ、一畑電車

右下には小さな文字でこう書かれていた。

  あなたは、一畑電車に乗ったことがありますか。
  あなたは、一畑電車が好きですか。
  あなたは、この一畑電車が廃止になることを考えたことがありますか。
  このふるさと電車を守るために、
  県民及び沿線の方々の積極的なご利用をお願いいたします。




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駅舎の周りを巡ってみると、旧型車両が顔を見せた。

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デハニ52号(昭和3年9月製)である。内部はお座敷列車に改造されている。

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次位は、クハ101号(昭和15年11月製)

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3輌目は、デハニ53号(昭和4年12月製)である。

(後日譚)
このデハニ52と53は、この後平成21年3月さよなら運転をして営業運転を終えたが、同年8月には『RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語』のロケーション撮影に用いられ、奇跡の復活をなしている。

当時はそんなことは知る由もなく、ただ旧型車両に出会えたことが嬉しく、カメラを向けたものだった。

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松江温泉駅では、入場券と一日乗車券を購入して車中の人となる。

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松江温泉駅には、路線図のパンフのほかに、↑の所有車輛一覧や、↓のデハニ車輛竣工図などが置かれて、自由にお持ち帰りくださいとしてあり、マニア心を揺さぶってくれる。

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デハ2103号(昭和42年9月製)とデハ2101号(昭和43年6月製)

もとは、京王帝都電鉄5000系である。

これらは、冷房付きなのでさっそく車内にて涼む

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近江八幡フォト散歩と京阪プレミアムカー

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母校の同窓会の有志が集う“山櫻古典寫眞機同好會”でLINE交換をしているうちに、久しぶりに撮影会を催行しようとなった。
いろいろ行き場所を考えたが、ヴォーリズ設計の建築物が多く残る近江八幡をフォト散歩することに決定した。

過去の“山櫻古典寫眞機同好會”の様子は、コチラ

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天気もよさそうなので、黄金週間2日目の平成30年4月30日にオヤジ3名で出掛た。

もちろん“古典寫眞機同好會”なので、フィルムカメラがメインである。

一人は、“キャラメル箱”と称される名代のコンパクトカメラのローライ35・ゾナー40mm
もう一人は、ニコンF3に6×6のハッセルブラッドという重装備である。

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小生は、コンパクトにLeicaIIIb+Summaron3.5cm・COLOR-SKOPAR21mmといういで立ち

モノクロフイルムには、この暗~いSummaronが階調豊かな描写をしてくれるのでベストな選択だと思っている。

最近富士フイルムが白黒フィルムの製造を中止した。との悲報に接し、急遽買い求めた国産最後の35mmモノクロフイルム「ACROS100」を久しぶりにバルナックライカに装填する

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フイルムの装填にも、ライカ特有の作法があり背筋が伸びる思いがした。

※ただし、ブログアップ時にはまだフイルムの現像ができていないので、サブカメラとして併用したデジタルカメラで撮影したものを掲載する。




大阪9:00の新快速に乗車。ゴールデンウイークらしく京都までは混雑していたが、京都以東は車内は閑散とした状態
ゆったりとした雰囲気で10:06近江八幡到着

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最初は八幡商業高校を訪問 S13の建築である。
過日いろいろと物議を醸した豊郷小学校よりは洗練されたデザインである。

ここから近江商人の卵たちが多く輩出されたのだろうね。

調べてみると驚いたことに・・・宇野宗佑(元首相)、伊藤忠兵衛(二代目伊藤忠)、塚本幸一(ワコール)、川瀬源太郎(日本生命)など政経界のお歴々が並んでいた。

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近くにあった八幡小学校の木造校舎

これはヴォーリズの建築ではないが、壮麗な木造校舎が現役なのが素晴らしい。
行政と市民ともども由緒ある建物に対しての考え方・接し方が偲ばれて、とても感銘を受ける。

ヴォーリズの代表的建築物であった大丸心斎橋筋店の取壊しを目の当たりにしたものとしては、この地はパラダイスのように感じる。

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S6築のヴォーリズ記念館 晩年のヴォーリズ夫妻の居所でもある。

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歴史的な建造物を訪問するたびにいただいたパンフを見ると、彼のヴォーリズさんだが、昭和16年に日本に帰化したのち、終戦直後、軽井沢に疎開していた時、近衛文麿の密使が訪れて、近衛とマッカーサーとの会見の斡旋を依頼されたことがあった。そしてマッカーサーの側近との会談の中で天皇には戦争責任はないこと、天皇は自分が神と等しいとは考えていないこと等を伝え、近衛とマッカーサーとの会談を実現させたとのこと。そうなれば戦後処理に一翼を担った人物といえよう。

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池田町の洋風建築群煉瓦外塀・・・大阪の江戸堀にある大阪教会の外壁を思い起こさす意匠である。


近江八幡は、近江商人の街でもあり、中心部には日本的な古い家並みが残っている。

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このような街並みの中、明治中期に西洋建築を建設することは、大変な反感があっただろうし、大いなる努力と周囲の理解がないと難しいと思われる。

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またここは、八幡瓦の産地でもある。

豊臣秀次が八幡山城を築城した際、整備した八幡堀を利用して、瓦の製造が栄えたのが礎だとか。それ以降は地場産業としての瓦製造が展開されている。

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そんな八幡堀端の一角にある「喜兵衛」さんで昼食

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美しい新緑の庭を眺めながら箸を取る。

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近江牛のタタキと滋賀づくりの一番搾りでスタート

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地元の名物が取り入れられた喜兵衛御膳をあてにビールがすすむ

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青春18きっぷ・出雲一畑紀行(その1)


平成8年夏 青春18きっぷのあと2回分を使うべく、その使途を考える。

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8月17日大阪発0:15の“ムーンライト山陽”を使うと、18きっぷの1回分が極めて有効に利用できることがわかり、広島から中国山地を縦断して出雲に向かうことにした。

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今回のお供は、LeicaM6+Summarit 5cm f1.5


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午前5:42“ムーンライト山陽”広島駅到着

左が乗車してきた14系客車(オハ14-74ほか)

右は可部線可部行普通列車(クモハ105-22ほか)  この当時の可部線は三段峡まで伸びていた。

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5:55発の856D芸備線三次行に乗車(キハ28-2308ほか)

この列車は、三次で折り返し急行“たいしゃく”となる。




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難所「セノハチ」越えの専用機関車EF67の姿を横見に列車は進む・・・

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運行開始5年・・・“しまかぜ”乗車レポート(復路)


(前回のつづき)

近鉄特急“しまかぜ”で終着駅「賢島」に着くと、そこにはゴージャスな光景が広がっていた

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50000系“しまかぜ”2本と23000系“伊勢志摩ライナー”

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それにしても“しまかぜ”が並ぶ様には圧倒されてしまう。

3編成存在するうちの2編成が並んでいるのだから・・・

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“しまかぜ”の先頭付近で記念写真を撮る乗客が多く、このシーン撮影までにしばらく待たされた。

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阪伊特急“しまかぜ”の大阪難波・賢島の全線を乗車したので、主たる目的は完遂された。

よって、直ちに復路につく。

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運行開始5年・・・“しまかぜ”乗車レポート(往路)

平成30年2月のことだった

長男から「近鉄の“しまかぜ”に乗りたい」との要望が出された

「予約取るのは大変やぞ」と答えたものの、春休みの土日を利用するなら、仕事にも影響しないと思い、3月24日(土)の難波発10:40の“しまかぜ”を狙ってみた

売り出し初日である1か月前の2月24日(土)
発売の10:30:00を狙って30分前からパソコンと時計を見つめていた

満を持して、その瞬間 ポチリ!

近鉄インターネット予約にアクセスするが、座席表を見れば、二人席はすべて完売

一人席がパラパラと空いている状況だった

何故だ!と思いながらも二人旅ゆえ一人席の連番でもOKなので、先頭の1号車6A、7Aをゲットする

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「予約確認」で予約できたことに安堵して、今一度、列車検索するとすでに「満席」表示であった

最初のアクセスから僅か1分程度の時間しかたっていなかった





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平成30年3月24日(土)
予定の30分前、近鉄難波駅ホームで、しまかぜの入線を静かに待つ

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10:30の名古屋行特急は、近鉄伝統カラー

最近その姿を見る回数が少なくなってきたように感じる

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2番線に“しまかぜ”が入線してきた 

平面の組合せで流線型を形成した独特のフォルムである

特別な車輛であり自然とテンションが高まる

ホームにはカメラの砲列ができている

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その中を・・・アテンダントに出迎えられて、1号車に乗車

ハイデッカータイプのプレミアムシート車両である

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1号車の座席は一般車両より高い位置にあるため、デッキから階段を上る

後になって分かったことだが、この1号車でもワゴンサービスがあるのだが、あの重いワゴンをどうやって持ち上げたのだろうか・・・と思っていたら階段の左手の扉の中には簡易リフトが隠されていた

きっと車椅子の乗客もそのリフトを利用して案内しているのであろう

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本革製の上等なシート 電動フットレスやエアークッションもついている

ゆったりとした座席は新幹線のグリーン車を裕に凌駕し、グランクラスに匹敵するものということである

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形状から仕方ないのかもしれないが、運転席スペースがかなり広い 

アーバンライナーの運転席もやけに広いので、近鉄特急の特徴かもしれない

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“門司・美祢”周回紀行(その2)

(前回からのつづき)

岡山からスタートした平成8年7月31日の青春18きっぷの旅は、門司港を経て、これから下関・幡生より山陰本線に入る

下関8:55発の普通列車は、キハ23-33の1輌のみ。

響灘沿いに海岸線を縫うように北上する。

冷房なしの気動車なので、窓は必然的に全開である。

汗を拭きふき、ディーゼル走行音とレールジョイント音を楽しむのも楽しい。

海からのけだるい夏風に交じって、短いトンネルに入るたびにディーゼルの轟音とともに一陣の冷風が窓から飛び込む。

そして田んぼの中を走ったときには、草いきれと、たまに芳しい田舎の香水も・・・そんなときローカル線の醍醐味をしみじみ感じる。


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難読駅「特牛」(こっとい)を過ぎると隣の駅「阿川」で対向列車待ち。

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ホームに降りて跨線橋の上から眺めると、後方には、目に染みるような青々とした田んぼが、ベルベットの絨毯のように広がっていた。

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 阿川駅本屋


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11:05長門市駅到着。本駅は、扇形庫も擁する基幹駅である。

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こんな珍しい車輛にも出会った。

団体専用の気動車キロ29-504とキロ59-507である。
ふれあいパル」と称するジョイフルトレインで、車内はじゅうたん敷きのお座敷列車となっている。(平成19年11月9日廃車)

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ここから分岐して美祢線に入る。

11:25発の列車は、レールバスのキハ120-20である。

先ほどのキハと同じ1輌編成であるが、クーラー付きなのがありがたい。
明日から8月という暑さの中、2時間にわたる非冷房のローカル線の旅は、正直いうとバテ気味だった。

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“門司・美祢”周回紀行(その1)

平成8年7月30日真夏の蒸し暑い夜、快速列車「ムーンライト九州号」(京都発博多行)で旅立った。

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大阪発は22:08
乗車車輛は「シュプール&リゾート」用14系客車のオハフ15-203  
牽引機関車はEF65-1136

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目的地は、山口の美祢線の美祢であるが、前乗りで夜行列車を使い下関・門司を巡って山陰線を経由して美祢に入る予定である。

もちろん乗車券は、青春18きっぷ利用。

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30日を過ぎて最初に到着する岡山駅までは、乗車券(2880円)を購入し、そのあとは本券を利用する。
もちろん大阪・岡山間も18きっぷを利用してもよかったのだが、残りの利用予定があったため、自腹を切った。
入鋏したのは7月31日の下関である。


EF65に牽引されて、一路山陽路を下る。

下関の到着は5:34、そして出発は5:46である。12分間も停車するのは理由がある。

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この停車時間を利用してホームを行き来する。
夜明けのこの時刻でもパノラマ席は賑わっていた。夜通しここで騒いでいたのかもしれないね。

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直流区間から交流区間に入るため、この12分間で機関車を交代するのだ。

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JR九州のED7687が先頭に着く

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関門トンネル通過時は、最後尾のパノラマカーよりその様子を眺め、門司で下車。

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真夏の朝日が差し始めた門司駅のホームから6:25発の普通列車“タウンシャトル”に乗車

鉄道遺産ともいうべき先年重要文化財となった門司港駅を訪れるためである。

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九州鉄道の始点「門司港」には6:33に到着。

幅の広いプラットホームに本州の鉄道では見られない伝統を感じる。
これもドイツ様式の一つの現われだろうか。

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“越美南線・北線”縦断紀行(その2)

平成8年7月28日(日)

・・・前回からのつづき


長良川鉄道・美濃白鳥からJRバスで福井の九頭竜湖に向かう

一日に2本しかない路線なので遅れるわけにはいかない。

10:15の定刻に出発して町中を外れしばらくすると急峻な山道となる。

車窓より峩々たる山並みを眺めていると、とてもとても越美線の南北接続は叶いそうにないとの思いが徐々に増大し・・・
峠の上り下りをするにつけ、ここをトンネルを掘るとしてもその費用対効果を考えると、民営化となったJRでは実現することはありえないと確信に至った。

・・・そんなことを考えつつ11:00に九頭竜湖駅前に到着

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JR越美北線の九頭竜湖は、ログハウス風のしゃれた佇まいである。

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駅前でバスを降りると、すでに行き先が美濃白鳥となっていた。

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駅前にあったバス停ポール・・・和泉村の村営バスというもの走っているらしい。

(※調べてみると、その後、平成17.11.7和泉村は大野市に吸収されたが、この村営バスは廃止されることなく継承され、現在大野市営バスの前坂・中竜線として運行されている。)

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この位置が、白鳥行のJRバス乗り場である。

しかし、このバス路線は、和泉村が消滅するより早い平成14.9.30に廃止された。
よって鉄道・バスを利用する旅人にとって、まとこに残念ながら、越美南線と越美北線を連絡する手法は絶たれたこととなる。

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11:25発の福井行は、キハ120-204である。

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このあたりは、閉塞区間を通過する際、通票(タブレット)を利用していた。
しかし、ここは、タブレットを駅舎事務室の機械に挿入し隣接する駅に、「ボンボン」とか「チンチン」とかの連絡音を送る正式なタブレット形式ではなく、通票の受け渡しだけで済ませるスタフ式である。

越前大野からは、わんさか乗客が乗ってきたため、ゆっくり車中で写真を撮りまわる余裕がないため、座席でじっと福井到着を待っていた。

福井到着12:29

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“越美南線・北線”縦断紀行(その1)

平成8年7月27日(土)

昨日から1泊2日の日程で千葉・西船橋で専門職セミナーがあった。

それを受講したのち、東京で大学時代の仲間と23時近くまで歓談する。
旧友との話の内容は、阪神淡路大震災が専らだった。
・・・同級生の〇〇は震災の前に転勤で神戸を離れて悪運が強いだの云々・・・

さてさて・・・そのあとは、どこに行くのも自由な一人の旅人となる。

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東京駅の電光掲示板・・・新幹線はすべて終了 あとは在来線のみ

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この時刻でも在来線のグリーン車利用客が多くいるのが、東京近郊の特色であろう
・・・寝過ごさないようにね♪



さてさて、これからが第2の楽しみ

帰路をどうするかは、青春18きっぷを有効に使用する案をいろいろと事前に考えていたのだった。

☆第1案
 名古屋まで「ムーンライトながら」で下り、関西本線をすすみ天王寺に帰ってくるコースだが、天王寺到着10:19となり、18きっぷ利用の値打ちがないのでボツ!

☆第2案
 名古屋まで「ムーンライトながら」で下り、紀伊半島一周する計画も立てると和歌山到着が19:25となり、やや草臥れる感じがしてボツ!

☆第3案
 岐阜まで「ムーンライトながら」で下り、高山本線を富山まで完走し、北陸本線で大阪に戻る計画を立てたが、敦賀で20:12となるので、やはりボツ!

☆第4案
 岐阜まで「ムーンライトながら」で下り、長良川鉄道(旧越美南線)を美濃白鳥まで行って、そこからJRバスで九頭竜湖まで繋いで、越美北線・北陸本線経由で大阪16:14に戻るコース・・・体感的に疲労も少なそうだし、初体験のルートなので今回はこれを採用する。

(第4案採用!)


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よって、東京23:43発のムーンライトながらに乗車 クモハ373-11の人となる。

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快速ながら特急車両を使用しているので、快適である。これならば、耳栓とアイマスクが安眠を保証してくれる。

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乗車前に買った深川弁当が夜食・・・穴子・浅利・どぜうの入った名物弁当である。

先ほどの会食で、鉄道ファンで京浜急行に勤務している同級生に、今回の計画を話したら羨ましそうな顔をしていたのが思い出される。

横浜到着で午前0時を過ぎるのため、そこまでの切符を購入して、そこからは青春18きっぷ使用開始。

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頃よく車内改札があり、きっぷに入鋏され、これで安心。

小田原からは自由席になる車輛であったが、大して混雑することもなくそのまま快適な睡眠開始


気が付けば、8月28日(日)の早暁の名古屋駅

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午前6時の名古屋での小休止にホームに出て一服


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岐阜駅到着は、午前6:38

まだ7時前というのに、駅前はタクシーの行列・・・こんなに需要があるのだろうか?

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JR貨物 浪速駅

平成8年5月11日大阪市港区福崎にあるJR貨物・浪速駅とその周辺をフォト散歩に出掛けた。

その時のネガをデジタルスキャンしてみた。

しかし何故かこのネガ、同時代のネガと比べて劣化がひどく黄変してしまっている。DPEが現像時に処理ミスをしたのかもしれない。

せっかくLeicaM6+Summarit5cmf1.5といういで立ちだったのに残念至極

アルバムに貼った当時のプリントを参考に、PhotoShopで色合いの修復を試みたが、本来の色調に戻っていないことをご理解いただきたい。

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港のスイッチャーのDB25もこの当時数を減らし、このDB25-4とDB25-2だけとなっていた。

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今日は、DD51-836のチキ(レール輸送貨車)を牽引しての出番はあるのだろうか。

最近は単機運行ばかりが目立っていたが・・・

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H8.4.13臨港貨物線・市岡附近 DD51-835  (ペルケオⅡ)

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厳冬期の北びわこ号


平成8年2月24日厳冬の中、残雪によりうっすらと雪化粧した米原駅に降り立った。

本日の北びわこ号は、C57-1とC56-160の重連運行である。

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重連運転の場合、先頭機関車が補助機関車と呼ばれる。

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ゆえに、このC56-160が本務機となる。

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その前のC57-1が前補機である。

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Kodakの名玉 Ektar 47mm f2


ドイツKodak社が戦前の1934年から戦中・戦後にかけて製造した大衆向け35mmカメラに
Retina(レチナ:網膜)という名称を付された名カメラがある。その種類が多く形状もバリエーションがあるため、愛好者は多い。

我が家のコレクションの中では、そのRetina族(姉妹シリーズのRetinetteを含む)が、オリジナルをはじめとしていつのまにか一大集団を形成している。



このとおり・・・蛇腹を有するスプリングカメラなので、前ブタを閉じるとコンパクトになり嵩張らないためか、こんな数になってしまった。同じものは一つもない。


以前にも、本ブログでオリジナルの#117レチナ#119を紹介した事があった。

今回は、その中でレンズに米国のEastman Kodak Co.Rochester,N.Y.との銘があるKodakの名玉Ektar 47mm f2を装備したレチナⅡ型 #011を取り上げたい。

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これは、1946-1949年にかけて製造されたモデルで、終戦直後のレチナⅡ型となる。このⅡ型には、レンズがシュナイダー社のクセノン50mmf2とローデンシュトック社のヘリゴン50mmf2のほかに、コダック社オリジナルのエクター47mmf2が装着されているものがある。

エクターの名称は、Eastman Kodak Co.の頭文字EKにレンズの一般的接尾語ARを付けてEKTARとした造語で、Kodak社の並々ならぬ力の入れようが感じられるフラッグシップレンズである。

奇しくも、私がクラシックカメラの泥沼に入る端緒となったカメラがこのレチナⅡ#011である。

蛇腹を備えたクラシックないでたちであり、閉じればコンパクトになり、しかも写りがすばらしい。最初に手に入れた個体は、レンズがシュナイダー社のクセノン50mmf2付であったが、それは売却してしまったので今は手許にない。

今回の対象は、その甘美な蟻地獄にどっぷり浸かった数年後に入手したエクター47mmf2付である。

フイルムを入れて撮影すると、エクターは、クセノンと比べより濃厚な発色をするので不思議なレンズだと思っていた。

世間的には、このレンズは、今でもコレクターズアイテムとなって高価に取引されている、米国のカードンに装着されているレンズと同じで、4群6枚変形ガウス型のレンズ構成をもち、レチナの中でも特に人気のある個体である。

しかし、このボディの不具合か、巻き上げ中にフイルムのスプロケットが巻き上げ爪から外れてシャッターチャージができなくなり、その後の撮影に問題を起こすことが度々あり、使う気が失せたカメラとなっていた。

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そこでこの度、意を決して、レチナの筐体から、レンズとシャッターマウントを取り外して、SONY-α7で利用できるようにM42マウントにすべく移植手術を実施した。

文字で表すとすんなり移植ができたように見えるが、実はシャッターマウントの取り外しに何週間も悪戦苦闘した。

シャッターマウントの取り外しには、まず後玉を取り外す必要があるが、それがどうにもこうにも全く動かない。

ネジがかなりきつく締められているようだ。

最終的には、後玉を包んでいる金属鏡胴のエッジに三角ヤスリで慎重に切れ込みを入れて、そこにカニ目レンチを立てて回転させるという、強硬手段に出た。

何日も悩んでいたが、ようやく外れた。

この時、外れた嬉しさに思わず家内に「苦労していたレンズがようやく外れたよ!」と喜色満面で報告したが、思えば無意味なことをしたものだ。

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そこからはスムーズにことが運んだ。 

内部のレンズシャッターユニットは、必要がないので取り外し、絞り羽根のみを残した。

本来のカメラの形態をとどめない加工というのは、本当に心苦しいが、使わないカメラより換骨奪胎した使うレンズにしてやったほうがエクターも喜んでいるだろうと・・・勝手な解釈をして納得している。


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ピント合わせは、M42マウントのヘリコイドをかましてあるので、無限遠から、何ら問題はない。

前玉をみると、井戸底をのぞくような濃いブルーのコーティングが、怪しさを醸し出している。

なにやらレンズの製造年である1946年のアメリカ的な描写を予感させる。


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手許にあった32mm径のAgfa社のかぶせフードがぴったりである。

逆光のシーンについては、レンズにコーティングがあるのであまり心配はしていないが、これで逆光への対応がより手厚くなった。

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餘部・鳥取の夏休み(その4)

平成29年8月11日(金)祝日

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岩井温泉9:16の路線バスで砂丘東口に9:56到着

見るだけで暑そうな光景が広がっている。

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午前中ではあるが、真夏の砂丘を物好きに訪問する人がいるのかと疑問を持っていたが、予想外に大盛況!
駐車場も満車状態。

砂丘なんて1度訪問すれば、得心がいくと思うのだが、何度も訪問する気持ちがわからない。
地元民の遊びに行くところは外にないのか・・・・と勘繰りたくなる。

はるかに望む馬の背といわれる丘陵まで行けば、美しい日本海が見えるというので、足場の悪い砂場を登っていくが、予想外の高さと難渋さに苦慮させられる。

足を前に出しても砂地なのでめり込んでロスが多い。要するに、なかなか登れないのだ。

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ふうふう言いながら、馬の背まで登ると、さわやかな風と共に、日本海の絶景が広がる。

やはりここまで来なくてはならないようだ。

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砂だけでこんな小山を形成していることが驚かされる。

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海岸線まで下りて楽しんでいる人もいるが、復路のことを考えると有り得ない選択である。

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餘部・鳥取の夏休み(その3)

(前回からのつづき)

只今の時刻15:10

自宅を午前5時に発ってから10時間の鈍行と途中下車を繰り返した不急旅を経て、本日の宿泊地「岩井温泉」に到着した。

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小さな温泉地であるが、昔の街道筋にあたるので、鉄道が開通するまでは、行き交う人々で賑わっていたようだ。
また鳥取最古の温泉地として有名なところである。

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上の案内図の右下の絵のように、手ぬぐいを頭に載せて、その上から湯をかける奇習がある温泉でもある。

その名を冠する共同浴場「ゆかむり温泉」
現在では、「タオルは湯船に浸けないでください!」と叱られてしまいそうな感じがする。


・・・少しチェックインには早いので、街中にある明治の遺構を見学に行く。

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明治25年築の岩井小学校である。

岩美町の保護文化財とのことであるが、状態が頗る悪い。

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つた類のなすがままの朽廃状態で、倒壊の心配までする必要があるようだ。

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貴重な明治の遺構だけに何とかいい状態で保存してもらいたいものだ。
「ふるさと納税」は、こういうところにもお金を掛けて欲しいね。


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さてさて、貴重な建物を見学した後は、源泉掛け流しの湯元「岩井屋」さんにお世話になる。

昭和9年に発生した町中の大火の後に再建されたと聞く木造3階建の旅館である。

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玄関先には、灯篭流しの行灯が置かれ、お盆が近いことを告げていた。

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たたきから、クツを脱いで上がれば、そこからすべて畳敷き。

スリッパというものが要らない民芸調の純和風旅館である。

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ロビーの片隅に置かれた置き床も趣味のいいものとなっている。

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ロビーの展示品やコーヒーカップにいたるまで、オーナーのこだわりを感じさせるシツラエとなっている。

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餘部・鳥取の夏休み(その2)


(前回からのつづき)

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平成29年8月10日(木)城崎温泉で、温泉と昼食を楽しんだあとは、本日のメインイベント餘部鉄橋に向かう。

11:56発の鳥取行きに乗車 キハ47の2両編成である。

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香住・鎧を過ぎてトンネルを抜けると、いきなり天空を駆けるが如く足元の地面がなくなる・・・餘部鉄橋である。

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高さ 41.45 mではあるが、いきなり展開する風景によるものなのか、感覚的にはそれ以上の高さを感じる。

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息子が動画を撮っていたので、それもアップ!

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12:43餘部駅到着

左側の線路は、兵庫県が主体となって整備した旧鉄橋部分に通じる展望施設“余部鉄橋「空の駅」”部分である。

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餘部駅の駅名板

この地域は、「余部」と表記するのが相当らしいが、同じ兵庫県の姫新線に「余部駅」があるため、旧字の餘部を使用している。
よって、橋梁名も「余部橋梁」が正式らしいが、本記事では、前後の都合上「餘部橋梁」と表記することとする。

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待合室には、時刻表(上)と、土木遺産に認定されたことの新聞記事(下)が掲示されていた。

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その土木遺産の「空の駅」では、現在地上から一気に上れるようにエレベータの設置工事中

シースルーの籠であれば日本海の風景も楽しめるものとなろう。

(注)このエレベータは、余部クリスタルタワーとして平成29年11月26日にオープンする。H29.11.14追記

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ちょうど線路の真下あたりがY字路になっていて右に上れば餘部駅、左に登ればお立ち台となっている。

その看板に早くも「瑞風」の写真が使われているのにちょっと驚く。

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餘部・鳥取の夏休み(その1)


中学生の長男の口から何気なく漏れた「餘部鉄橋に行ってみたい・・・」という一言がそもそもの端緒だった。

最近鉄道に関心がなくなってきたと思っていた長男坊から、そんな一言が発せられたので、ここは鉄道マニアの父親として、「親子の思い出作り」に一肌脱ぐこととした。

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ちょうど今夏の“青春18切符”が使える時期でもあるので、

「普通列車を乗り継いで餘部鉄橋へ行こか。その後鳥取まで足を伸ばすか・・・」

と提案したところ、すんなり承諾され、諸事万端整えた後、実行に移すこととなった。

平成29年8月10日(木)早暁ながら足取りも軽く親子旅がスタートした。

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さすが巨大駅「大阪」である。午前6時前というのにホームにはたくさんの人影が見受けられる。

乗車するのは、午前5:55発の福知山線福知山行普通列車2525Mである。

もっと遅い時刻の列車でもよかったが、18切符利用者がわんさか乗車してくることが予想されるので、それらの利用が少ないであろうと思われる午前6時前の列車を選択した。

この選択は正解であった・・・乗客の姿は朝早くから仕事に向かう人々がほとんどで、不要不急の旅人は稀だった。

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先頭車に乗ったので、広野駅では上り特急“こうのとり2号”なども一枚収めておく。

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福知山駅到着(右側の電車) 午前8時19分

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「丹後の海」は、『走る「海の京都」』としてタンゴ・ディスカバリー車両をリニューアルした車両です。
丹後の美しい海を想起するような、「海の京都」をイメージした車両を導入したいという願いから、水戸岡鋭治先生にデザインを依頼しました。
車体色を藍色メタリックとし、利用者をはじめ多くの方々に丹後の美しい海を想起していただける車両となっています。地元の方の新しい足として、そして旅行者にとっての丹後の足として、愛される列車を目指し、運行していきます。

(京都丹後鉄道ホームページより)


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もともと20年前の誕生時は、下記のような姿だった。H 8.2.18 タンゴ・ディスカバリーお披露目式 於:大阪駅

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福知山駅は、山陰本線・福知山線・舞鶴線・京都丹後鉄道の車輌が往来する中心駅なので、ホームに現れる車輌も多士済々であ。

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東舞鶴行きは(上)クモハ114-6123と(下)クモハ115-6510のクモハ同士の組み合わせ

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謎のレンズ Carl Zeiss Jena Tessar 4cm f:3.5

ファジー・コレクションの玉手箱の底には、出自のよく判らないレンズがいくつかある。

 Carl Zeiss Jena Tessar 4cm f:3.5 もその一つである。

いつ頃我が家にやってきたのか、何故あるのかもオーナー自ら失念してしまっている。

小さいながらも名玉テッサーであるし、少しのネジ式のヘリコイド (ピント合わせのためレンズを前後する機能) もあるので、M42マウントのボディキャップに移植すれば、面白いレンズになるかもしれないと思って買ったような気がするが、定かではない。

ところがこのレンズがなかなかの曲者である。

フランジバック (レンズからフイルムまでの距離) が40.5mmしかなく、ミラー式一眼レフには利用不可能であることが判った。

それであればライカマウントに改造して、ヘリコイドがあるので目測で距離を測って利用するしかない。

しかしかなり面倒な作業となるため、そのままマイボックスの底に埋もれてしまっていたのかも知れない。



・・・・ところが時代は流れ、“小箱の肥やし”の状況は一変した。



SONYからミラーを使わない一眼レフが誕生し、我が家もそれを導入したことによって、ふたたび謎のレンズが陽を見る日がやってきた。

SONYのEマウントのフランジバックは18mmなので、あと22.5mmのスペースを何とかすれば利用できるのではなかろうか・・・と閃いたわけである。

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幸い、手許のヘリコイド群のなかに18~28mmのヘリコイドがあるので、それをかましてみれば上手くいくような気がした。

試しにレンズを当ててファインダーをのぞくと、ギリギリ無限遠が出た!

これで普通のレンズとして使えると判断するや否や、改造にとりかかる。

この改造は簡単な工作で済んだ。

プラスチックのM42のボディキャップに後ろ玉が入るだけの円形の穴をドリルで開けて、あとは座金にある3箇所の止めネジでボディキャップに取り付けるだけである。

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(M42のボディキャップに取り付けた改造後の状態)

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(裏面の状態)




ところで、このレンズがもともとどんなカメラについていたものかが判らなかった。

Zeissなので、いい加減なカメラにはついていなかったはずである。

レンズのシリアルナンバーは、53万代なので、製造年月は、1922年(大正11年)頃である。

今から95年前のレンズということになる。

この当時の4cmの焦点距離ともなれば、アトム判やベスト半截判などの小型カメラしかない。

あれこれ専門誌を探したり、クラシックカメラ専科のツアイス特集なども漁ってみたが、ヒットなし。

もはや手詰まりかと思われたが、試しにシンプルな項目で、インターネット検索をしてみたところ、思わぬところで発見できた。

ずっと写真機を探していたので発見できなかったが、これは一般的なカメラではなく、映画撮影用の35mmシネカメラレンズであることが判った。


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1926年にはツアイス・イコン社に統合される前のドレスデンにあるイカ社のキノモ(ICA-KINOMO)に取り付けられていたレンズである。製造時期もぴったりと合う。

時計針のようなヘリコイド指針は動画撮影のピントあわせ機能用であった。

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おとなび「立山黒部アルペンルートと新緑の安曇野・上高地2日間」(その3)

前回からのつづき

立山黒部アルペンルートを越えて、本日のお宿は、安曇野

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エントランスは、ゴルフ場のクラブハウスのような“穂高ビューホテル”

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快適な環境が提供された。

“おとなび”頑張りましたね。

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ルームキーは、定番のクリスタルキー
(ホテルのキーもそれぞれ特徴があって面白いので、できるだけ撮っておくようにしている。)

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私は、もちろんビールだが、子どもたちは、これを自販機で買ってきた。
「富より健康」と言い切るところが、清々しい松田牛乳である。

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一風呂浴びた後は、お楽しみの夕食である。

普通の夕食より軽めだったのは、“おとなび”の構成年齢を考えたものかもしれないね。
日ごろ食べすぎ傾向なので、少なめでもOKですよ。

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こういった、HOTAKAの地ビールとか・・・

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地酒を楽しめたら、それで満足なのだ!




それなりに温泉などを楽しんだ後、爆睡すれば翌朝となる。

今日も天気は良くないが、高原ホテルの朝霧に包まれて散歩するのも悪くない。
亜熱帯の大阪のことを思えば、涼しいだけでご馳走である。

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星空広場というだけに、天気がよければ満点の星が楽しめるのであろうが、昨夜はクローズの館内掲示があった。
この天気では致し方ない。

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もうすぐ8月というのに、こちらでは紫陽花が見ごろである。

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同じところを露出と絞りを変えて撮ってみたら、かなり雰囲気の違うものになった。

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やはり Leitz SUMMILUX35mm f1.4 は面白いレンズである。

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おとなび「立山黒部アルペンルートと新緑の安曇野・上高地2日間」(その2)

(前回からのつづき)

H29.7.29(土)

ケーブル立山から黒四ダムを経て扇沢までいろいろな乗り物を経て行くと一人当たり8,290円必要である。
個人旅行であれば、大変な負担となるところだが、ツアーなので、その点は気楽なものだ。

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ケーブル立山駅から美女平に標高差500メートルの斜面を登っていく。

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美女平から室堂までは立山高原バスに乗る。ここから標高差1,500メートルを約50分かけて登っていく。
相変わらず天気が悪い。今にも雨がふってきそうな霧の中を進む。
晴天もいいが、避暑に来ているので、涼しい天気は有り難い。

名所の称名滝もホワイトアウトで見えず。
まあ、以前来た時に見たから別にかまわない・・・などと負け惜しみをいう。

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弥陀ヶ原を経て室堂に到着すると、7月末というのに、「雪の大谷」の残景が見られた。

室堂の標高は、2,450メートルである。

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乗換の待ち時間を利用して戸外に出てみる。


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見晴台からの現実・・・・

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ここからは、こんな風景が見えるはずだった。
パンフレットの「ヤッホー!立山」の文字が、イラッと来る。

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最も標高の高いところにある湧き水という「立山玉殿の湧水」の清冽を味わう。
こちらは天気は関係ない。

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おとなび「立山黒部アルペンルートと新緑の安曇野・上高地2日間」(その1)

JR西日本のシニア向け旅行クラブ「おとなび」からは、ウェブでいろいろな旅行プランの案内がある。

そんな中で、目に留まったツアー旅行があった。

平成29年7月29日(土)・30日(日)に催行される「立山黒部アルペンルートと新緑の安曇野・上高地2日間」である。

50歳からをたのしむ大人の旅クラブ20おとなび20Club20DISCOV1-1

私は数回訪れたことがあるルートであるが、以前から中学生の長男から立山黒部アルペンルートに行きたいとの要望があった。個人的に行くと結構費用がかかるし、日程調整が難しいと考えていたところに、このプランが提示された。
まさに渡りに舟というわけだ。

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「おとなび」は50歳以上が入会資格となるので、このツアーも年齢層が高そうだが、予想通り初日の大阪駅で集まった34名の面々を見るとシニアのカップルがほとんど。中高生を含む家族旅行は我々だけだった。

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ツアー旅行は、団体行動なので、勝手な振る舞いは厳禁であるが、ツアコンの指示に従っていればいいので、個人旅行のような気配りする苦労はないのがありがたい。

そしてこれは、年齢層の高いツアーなので華やかさはないが、良識を持った方々による落ち着いた旅が出来るようにも感じた次第である。(注:これは実際のところ、最後まで裏切られることはなかった。)


さてさて・・・

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大阪駅7:40発のサンダーバード5号 この最後尾の12号車に乗車


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朝食は、車中にて・・・旅の定石として、とりあへず飲み始めました。

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武生駅で福井鉄道の車輌を見る。どれも新型の低床型(路面電車形)車両「F1000形」だ。(ペットボトルじゃま!)

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Kodak Signet 35 試写

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平成8年4月2日

 1週間前に25,000円で購入した中古カメラ・コダックのシグネット35の試写をしたく、仕事の出張毎にカバンに忍ばせて意気揚々と出かけた。

フイルムは、リバーサルフイルムであるフジクロームプロビア100(RDⅡ)をはりこんだ。

ところで、このカメラは、米国イーストマン・コダック社が1951年に発売開始した、35mmカメラである。
風貌が似ているということで、一部ではミッキーマウスのカメラなどと呼称されていたように、愛すべき外観ではあるが、極めてまじめなカメラである。

その証左として、軍用といわれたミリタリーカメラまで存在する。しかし兵士が戦場でこのコンパクトなカメラで現況報告していたと考えると、やはり用途が違うようで笑ってしまう。

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このカメラの名声は、その装着しているレンズによることが大なりと思う。
装着されているコダック・エクター44mm f3.5レンズは3群4枚のテッサータイプながら、開放から高解像で、発色もコントラストもすばらしく、その写りの良さは現在でも充分通用する。

そもそも「フイルム会社のレンズはよく写る。」というが、フジフイルムのフジノンや、コニカのヘキサノンはもちろんのこと、コダックのエクターも素晴らしいレンズの出来となっている。

そして、コダックのレンズに付した2桁のアルファベットは製造年を示している。

   C A M E R O S I T Y
   1 2 3 45 6 7 89 0   

この対照表に照合すれば、このレンズはRRなので、1955年製しいうことになる。


ただ、シャッタースピードが1/25、1/50、1/100、1/300の4段階しかなく、貧弱な感じがするが、気持ちを割り切れば、これだけあれば充分な気もする。

しかし、実際取り扱ってみると、赤ちゃんのくしゃみのようなクシュン!というシャッター音には癒されこそすれ、不愉快ではない。

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裏ブタには、スライドさせて使用する簡易露出計がある。
モノクロやカラーネガならばこれでもいいが、リバーサルとなると不安が募る。
インジケータには、コダクロームの表示があるが、これでは無理でしょう・・・

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ドピーカンの早春の桑名・長良川河口堰・・・1/300 f11  

絞ってはいるものの、これだけのシャープ・コントラストは素晴らしい!


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つぼみ固しの桜 1/100 f11  

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平成8年2月18日“タンゴ・ディスカバリー”お披露目

平成8年2月18日大阪駅の3番線で新型車両“タンゴ・ディスカバリー”のお披露目をするというので、久しぶりにCONTAX+DistagonT*18mmF4ほかを携えて出かける。

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西口にはそれ専用改札が用意されていた。入場券は不要。

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入場時にはこのような記念票が配布された。

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この年の3月から山陰本線の園部駅 - 綾部駅間、北近畿タンゴ鉄道の宮福線全線、宮津線宮津駅 - 天橋立駅間の電化されることに伴うダイヤ改正により、新大阪駅 - 久美浜駅間を運転する列車として新登場した車輌である。

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3番線ホームでは何らかの祝典があったらしいが、すでに終わった後。

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丸いボール状の先頭部分は、かなりユニークなものだった。南海のラピートに刺激されたものではなかろうか?

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JR西日本のキャンペーンガール・ミス ウエストも登場してました。気合が入ってます。

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車内は、参加者が多いため、こんな写真しか撮れなかった。(個人情報を消すのも大変だ!)

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2番線ホームに移動して撮影する。まだまだ見学者はつづく・・・

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2輌がワンセットなので、2輌目と3輌目との連結部分は、こんな感じになる。かなりユニークなフォルムである!

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この列車であるが、平成11年10月に舞鶴線が電化したことにより、京都駅発着の特急として運転されてることとなり、大阪駅に姿を見せることはなくなった。 京都駅発着として運転していた「タンゴエクスプローラー」の車両転換であった。

そして平成23年3月12日のダイヤ改正で「まいづる」「はしだて」に統合されて廃止された。(Wikipediaより)


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平成7年冬の橋本・下市口風景

平成7年12月15日仕事で和歌山県の橋本に行く。

遊びなら大阪からJRを使ってゆっくり行くのだが、仕事なので当然の如く南海高野線を利用する。

橋本駅は、南海とJRが相互乗り入れしているが、駅舎は一つで大きな跨線橋で互いに連絡してあるだけで、その区分けは曖昧なものになっていた。

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列車は橋本で一部が切り離され、急勾配の高野鉄道線を登っていく。

この年の9月から、南海高野線ズームカーの増解結実施駅が三日市町から橋本駅に変更になったのだ。

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大正4年に開業した橋本駅には、このクラシックな跨線橋が名物となっている。

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南海線ホームの支柱は鋳物製で、大正10年10月 梅鉢工場製との銘あり

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一方、JRホームのそれには・・・

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大正元年9月鉄道院との銘があった。


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50パーミルの高野線山岳路線用に開発された21001系“ズームカー” 

姿かたちの良い車輌だったが、ギア比が山岳用に設定してあるので、とにかく走行音が大きい車輌だった。転用されていった他の私鉄では未だに健在ではあるが、親元の南海電鉄では平成9年にその姿を消した。

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また、橋本駅の構内には、こんな大型の車庫があった。

その経歴はよくわからないが、知らない間になくなってしまった。

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平成7年 こだま号グリーン車で熱海へ・・・

平成7年11月11日、年一回の職場の慰安旅行として熱海に向かった。

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JR大阪駅から新大阪まで在来線で行き、新大阪から新幹線に乗るのだが、熱海に止まる列車は少ない。

目的は、熱海の「あたみ石亭」で骨休めすることだから、急ぐことは全くないので、「こだま」で向かうことになった。

新大阪9:36発東京行こだま410号に乗車・・・慰安旅行だから、座席はもちろんグリーン車(8号車)である。

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0系新幹線のグリーン車も20年後の今見るとかなりレトロな雰囲気である。

Leica3C+Russar20mm



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枕カバーのほか肘置きカバーが備えられているのが、嬉しいね!

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お昼は、法隆寺・川田の豪華な松花堂弁当である。これなら酒が進むというものだ。





その車窓からどんなものを撮影していたかというと・・・

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京都手前の梅小路あたりに待機するキハ181・・・特急「あさしお」として運用するのだろう


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建替え工事真っ只中のJR京都駅本屋


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↑名古屋付近で名鉄や、↓豊橋でEF58などを車窓から撮影している。

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平成7年 特急“TSUBAME”乗車記

平成7年11月9日再度鹿児島に出張した際、前回は空路で帰阪したが、今回は時間に余裕があったので、陸路を選ぶ。

憧れの特急“つばめ”を始発の西鹿児島から終着の博多まで乗車した。

西鹿児島12:10発の特急つばめ14号である。

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西鹿児島駅の在来線ホームを横切るように新幹線ホームがその姿を見せようとしている。
新八代~鹿児島中央の開業は、平成16年3月13日なので、その9年前の姿だ。

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クモロ787-2 先頭車のサイドビューは直線的な輪郭で、とても精悍なものとなっている。

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そのサイドには、歴史と伝統の名列車“TSUBAME”の表示が大書されている。

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サハシ787形のセミコンパートメントで4席×6室が配置されていた。

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正方形の窓も、この車輌を特徴付けている。

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平成7年 追憶の西鹿児島駅

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こんな時代もありました。

ブルートレインの後ろには建設中の新幹線ホームが見えている。

これは平成7年10月31日に仕事で鹿児島を訪れた時に撮影したもの。

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そして、JR西鹿児島駅の駅舎はこんな感じの平家建だった

左端にTSUBAMEの看板が・・・787系が導入され脚光を浴びていた頃ではなかったか。

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対面の西鹿児島駅前風景



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現在の鹿児島中央駅・・・もう面影は全然ない 同じ場所だとは全く考えられない。

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金沢偕行社の遺構

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平成29年2月16日大阪発13:12の特急サンダーバードで金沢を訪れる。

兼六園の近くにある訪問先に出向いたのが午後4時という夕刻であったが、5時過ぎには用件が終わったので、近くにある行きたかった場所を訪問することにした。

旧帝国陸軍の第九師団に属する金沢偕行社の遺構である。

大阪偕行社の跡地を母校にする由縁により、機会があれば全国の存在する偕行社の遺構を行脚している。

過去に、岡山偕行社善通寺偕行社を訪問したが、ようやく今回は、金沢偕行社を訪問することができた。

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夕方も17時を過ぎていたので撮影が厳しいかと思っていたが、周囲の空間が奏功してコントラストを抑えたいい雰囲気で撮影することができた。

護国神社の境内に接する金沢能楽堂の敷地内にそれはあった。

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明治31年築 登録有形文化財

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意匠を凝らした屋根部分や避雷針も見るべきところと思われる。

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残念ながら入館はできなかったが、正面玄関は、奥まったところにあり、両側が区分された部屋になっていることが推察される。

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偕行社は、陸軍将校倶楽部としての性格を持つので、館内は広い会合スペースを必要とする。

よって、階段や廊下部分は、広間を相殺しないような配置にする必要がある。

今はなき豊橋偕行社は入口を突出した形状にして2階への階段室を兼ねることにより2階部分を大会議室に使えるようにしていた。

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こちらは、正面部分にはそういったスペースはなさそうだ。

余り厚みのない建物かと後ろに回ってみると、少し小振りな後陣部分が現れた。

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そして正面の真後ろには扉が配置されている。

実はこの続きに講堂があったが、現在はカットされている。

となれば、正面から建物内部を通ったこの部分に階段室がありここで反転する形で2階に上る構造になっているのであろう。

後陣部分の窓の位置が1偕と2階との間にあることから階段の踊り場部分であると推察できる。

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窓下の通気孔には、五芒星が今でも残っていて、これが帝国陸軍の遺構であることを如実に表している。

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旧ソ連製レンズ RUSSAR MR-2 試写(続編)

前回、旧ソ連製レンズのルサール20mm F5.6の試写レポートを載せたが、その後もこのレンズが気に入ったのか、暫くあちこちに連れ出している。

超広角レンズのルサールを使った鉄道関連の写真をまとめてアップしてみたい。


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デハ70系73号車 昭和18年製造 平成12年廃車   (平成7年10月3日東急世田谷線松陰神社前)

この日は、大阪から東京出張。 まだまだ暑さの残る一日だった。

渋谷から東急田園都市線で三軒茶屋に行き、そこから路面電車のような世田谷線に乗車

この線は、もともと玉川電気鉄道の支線として敷設された歴史があるので玉電とゲージが同じである1372mm。

馬車鉄道の軌道幅であったいわゆる“馬車軌間”を採用している。

今では、東京都電・京王線・東急世田谷線と函館市電だけだ。

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車内の様子はルサールの効果がいかんなく発揮されている。

窓は全開にして、扇風機がグルグル回つて生暖かい空気を攪拌してゐる・・・昭和の風情が残っていた。

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デハ150系 151号車 昭和39年製造 平成13年廃車 

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松陰神社前での用事を済ませた後、府中に向い、その後なぜかJR中央線の武蔵小金井駅で下車している。
きっと中古カメラ店めぐりでもしていたんだろう。

この南口にある緑色の三角屋根が特徴の駅舎は、停車場に昇格して以来の由緒ある建物だったが、高架化工事に伴い平成21年に解体された。

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新橋駅日比谷口前交差点で夜景にトライしている。

露出計のないカメラで夜景を撮影するのはかなり難しいが、ISO400のフイムル感度に助けられたようだ。

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しかし、サラ金のネオンサインの何と多いことか・・・

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旧ソ連レンズ RUSSAR MR-2 試写

平成7年頃の話ではあるが、ライカをいじっいてると、ついついレンズの数が増える。ライカのLマウント(ネジ式マウント)に装着できるレンズの数が星の数ほどもあり、ドイツや、日本の西側諸国の製造品だけではなく、東側の旧ソ連製のものも存在するからだ。

ソ連は、第二次世界大戦直後、ドイツから優秀な光学技術を有する人材を多数連れ帰った。そしてソ連独自のカメラやレンズの作成に努めてきた。

よってソ連製のレンズには優秀なものが見受けられる。そのひとつが、このレンズだ。

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旧ソ連レンズ ルサール(RUSSAR MR-2) 20mm f5.6

レンジファインダーのカメラには広角レンズが扱いやすいが、28mm以上はよく見受けられるが、それより短い焦点距離のレンズは極端に少なかった。

ライツにはホロゴン18mmという名玉が存在するが、希少価値から天文学的な値段がつけられている。またツアイスにもビオゴン21mmという名玉があるが、それもおいそれとは手の出せない価格となっている。

しかしこのルサールは、ライツ・ホロゴンと同じようなドーム型レンズを前後に配した構成ながら非常に安価に購入することができる。

平成7年9月26日、大阪市内の中古カメラ店でようやく見つけた。上代は26,000円也

ソ連製レンズは、そもそも個体差が大きいので当りハズレがあるが、この値段だとハズレたとしても我慢ができる範囲である。

しかし、このレンズ平成15年に手放してしまったので、手許にない。(因みに36,000円で売却できた。)

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同じようなイメージを再現するために、装着したバルナックライカのライツIIIbに同じようなサイズのCanon25mmを並べてみる。ともにマウントの後ろが出っ張った非レトロフォーカスタイプで、外に向かっての出っ張りが少ないパンケーキレンズとなっている。

そして、ライツのファインダーは50mmなので外付けの21mmファインダーを載せて写る範囲を確認することとなる。

ルサールの20mm純正ファインダーというものが存在はするが、非常に不細工なものゆえ、傑作のひとつライツの21mmレンズファインダーを選択する。20mmも21mmも写る範囲はさほど変わらないと割り切って使うのが精神衛生上よろしい。

そして、焦点距離に応じて外付けファインダーを交換するという、この面倒くさい手順が、なにより楽しいのである。

よってレンズだけでなく、そのレンズの焦点距離に応じた外付けファインダーも手許にゴロゴロすることとなる。




新しい(古い)レンズを手に入れるとすぐに使いたくなるのが人情というもので、購入した次の日に松山への出張が入った。

やったー!とばかりに、カバンには、仕事の書類とともに、ライツIIIcとルサールを入れて、平成7年9月27日早暁、ラピートで関空へ向かった。

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平成7年 名鉄揖斐線モ510形再訪

平成7年8月26日厳しい暑さの下、再び名鉄揖斐線を訪れた。

1週間前にも訪問したが、オールドタイマーのモ510に逢いたくて、また岐阜に向かった。

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尻毛駅で下車して、伊自良川鉄橋付近の築堤で走行写真を狙ってみる。

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これも古豪のモ750形だ。吊掛けモーター音を轟かせてやってきた。

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ここは、足回りにさえぎるものがなく、車輌の全体がよく見えて、走行写真を撮るには良い撮影場所である。

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少し流し撮りなども試してみた。

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雲が湧く夏らしい風景が撮れたが、とにかく暑い。

帽子はかぶっているが、よくこの真夏の炎天下で粘ったものだ。

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モ770形 このラッピングカーは、「ブルーライナー・ミニ」

ボディのデザインは、犬山の明治村・リトルワールド・モンキーセンターをイメージしたものだ。

平成6年の名古屋鉄道創業100周年を記念して運行された本線の「ブルーライナー」に準じたもので、岐阜市内線・揖斐線で平成9年まで限定運転された電車である。

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汽笛一聲・阿房列車

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何カノキツカケガアレバ汽車ノ事ヲ一所懸命ニ記述シテヰル。子供ノ時ノ汽車に對スル憧憬ガ大人ニナツテモ年を取ツテモ抜ナイノデアラウ。


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 阿房(あほう)と云ふのは、人の思わくに調子を合はせてさう云ふだけの話で、自分で勿論阿房だなどと考へてはゐない。
 
 用事が なければどこへも行つてはいけないと云ふわけはない。
 なんにも用事がないけれど、汽車に乘つて大阪へ行つて來やうと思ふ。   
    ・・・内田百閒「特別阿房列車」


        

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長崎の鴉・・長崎阿房列車

段段車窓が薄暗くなり、汽車が次第に濃ひ夕闇へ走り込んで行く時に聞く汽笛の響きは、鼻へ抜けたかさ掻きのやうな電氣機關車の聲よりも、蒸氣機關車の複音汽笛が旅情に相應しい。


          


  いつの間にか窓が眞暗になり、窓硝子に響く汽笛の音が、蒸氣機關車C62の複音に變つてゐる。


          
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