みやびの宿 加賀百万石 竣工披露セレモニー
ある程度の年齢の人だと、北陸の山代温泉「ホテル百万石」という名前に聴き覚えがあるに違いない。
ホテル百万石は明治40年創業の老舗旅館だったが、所有者の「北國リゾート株式会社(旧:株式会社ホテル百万石)」が経営不振を理由に平成22年9月に金沢地裁から破産手続き開始の決定を受けた。
その後もホテルは別会社が経営していたが、平成24年9月から休業となっていた。
その後、紆余曲折を経て平成29年に大阪のホテル経営会社ビッググループが買い取り、営業再開に向けて外装・内装・庭園と整備を続けてきた。
そして、この度ようやく開業にこぎつけたということで、平成30年12月22日(土) 関係者向けに竣工披露セレモニーが開催された。

山代温泉の中心部の総湯からやや南下した場所にその巨大なホテルはある。

大きく広い玄関車寄せ。
確かに招待客を載せた何台ものタクシーが横付けられていたが、全く問題なかった。


正面玄関を入ると、これまた広いロビー空間が現れる。右わきに立派なフロントがあるのだが、そちらが狭く小さく感じてしまう。

このあたりは、昔喫茶コーナーのあったところかもしれない。

五角形のテーブルにソファを配したラウンジ・・・広いスペースがないと、こんな配置はできないと感心しきり
奥の方にはまだ余裕がありそうだ。

ロビーとラウンジの場所は、本館の3階部分となる。
広い庭園を見渡せるここからの眺めは、素晴らしい。非日常なラグジュアリー感を否応なく満喫することができる。

一階からの風景・・大阪梅田のヒルトンプラザと雰囲気が似ているようだが、こちらのほうが先輩である。
これだけのホテルが5年以上も休業していたとは、もったいないことであった。

大きなおみやげコーナーもあるが、まだ内覧の状態なので品揃えはこれからというところ。
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