昭和50年代の大阪住吉大社夏祭
大阪の夏祭りの嚆矢は、勝鬘院の愛染まつりに始まり、シンガリは住吉大社の大祭に終わる。
これを「愛(あい)、住(すみ)ません。 」などと昔は言っていたらしい。
今は全く耳にしない俚言。文献に文字として残るのみである。
これは、昭和56年の7月31日大阪の夏祭りを締めくくる住吉大社大祭に訪れたときの様子

天王寺からは上町線で住吉公園までやってくる。

当時のモ151形(昭和2年製)は、こんなシンプルな南海グリーン塗装だった。
(注)阪堺電車に造詣の深いブロガーさんから、これは「タマノ井酢」の広告車輛である「すしのこ電車」であるとご指摘を受けました。そういえば、サイドに少し黄色いペイント(波型模様)が見えてますね。
もちろん冷房なんてないので、正面窓から強制送風による避暑あるのみ。
しかしながら、カナブンやてんとう虫がビシッ!と顔に当ることがあるので注意されたし。
これを「愛(あい)、住(すみ)ません。 」などと昔は言っていたらしい。
今は全く耳にしない俚言。文献に文字として残るのみである。
これは、昭和56年の7月31日大阪の夏祭りを締めくくる住吉大社大祭に訪れたときの様子

天王寺からは上町線で住吉公園までやってくる。

当時のモ151形(昭和2年製)は、こんなシンプルな南海グリーン塗装だった。
(注)阪堺電車に造詣の深いブロガーさんから、これは「タマノ井酢」の広告車輛である「すしのこ電車」であるとご指摘を受けました。そういえば、サイドに少し黄色いペイント(波型模様)が見えてますね。
もちろん冷房なんてないので、正面窓から強制送風による避暑あるのみ。
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- 「ヒトの檻(オリ)」 (2007/04/03)
- 「ゼブラバス」 (2006/11/14)
- 「ここでねるな」 (2006/11/05)
- ☆天王寺動物園 (2006/05/03)
- ☆稲荷の祠 (2006/04/27)
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熊野街道の起点を歩く(11) 住吉大社~遠里小野
(前回からのつづき)

住吉さんの東門から構内に入ると、すぐに楠木をご神体としてお祀りする楠珺社(なんくんしゃ)の前に出る。
この境内には楠木の巨木がとにかく多く、その下を歩むだけで楠木特有の樟脳の香りを感じることができ清清しい。
ここまで来たからには、先人同様ご本社に参詣せねば・・・と思って第一本宮に立ち寄ると、

なんと修理中につき、神様はお留守とのこと。
仕方ないので、次の第二本宮に向かうと・・・

ここも修理中で空き家である。
なんてことだ・・・ついに一番西側にある第三本宮までやってきた。

まあ一度に三社分お参りできるので、便利といえば便利ではあるが・・・
ここで今までの旅の無事なるを感謝し、これからの道中の安寧を祈願するのは、平成人とて平安人と同じである。

住吉さんの東門から構内に入ると、すぐに楠木をご神体としてお祀りする楠珺社(なんくんしゃ)の前に出る。
この境内には楠木の巨木がとにかく多く、その下を歩むだけで楠木特有の樟脳の香りを感じることができ清清しい。
ここまで来たからには、先人同様ご本社に参詣せねば・・・と思って第一本宮に立ち寄ると、

なんと修理中につき、神様はお留守とのこと。
仕方ないので、次の第二本宮に向かうと・・・

ここも修理中で空き家である。
なんてことだ・・・ついに一番西側にある第三本宮までやってきた。

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熊野街道の起点を歩く(10) 阿倍野元町~住吉大社
(前回からのづき)

さらに旧街道の雰囲気をたたえる細い道を南下すると、晴明丘公園で経塚と表示した石碑を見つける。

このあたりは、「小町塚」「播磨塚」など「塚」に由来する史跡が多い。
近世まで阿倍野は、大坂市中の死者を捨てに行くところと教えられていたので、そういった墳墓の多い土地なのだろう。
経塚といえば、お経を埋めた塚と思われるが、墳墓の一つかもしれない。

興亞コンクリート工業株式会社とかすれた看板がかかる門柱の前にも熊野街道の石碑あり。
この界隈ではこの手の石碑に出会う回数が多い。

ふたたび阪堺線とは、ここ「北畠」で合流する。
しかし、このパッチワークの路面なんとかならんかなぁ・・・。

さらに旧街道の雰囲気をたたえる細い道を南下すると、晴明丘公園で経塚と表示した石碑を見つける。

このあたりは、「小町塚」「播磨塚」など「塚」に由来する史跡が多い。
近世まで阿倍野は、大坂市中の死者を捨てに行くところと教えられていたので、そういった墳墓の多い土地なのだろう。
経塚といえば、お経を埋めた塚と思われるが、墳墓の一つかもしれない。

興亞コンクリート工業株式会社とかすれた看板がかかる門柱の前にも熊野街道の石碑あり。
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☆稲荷の祠

きのうのつづき。
初辰さんの社の裏には稲荷の祠があった。ここで問題です。
「鳥居の両脇にいる動物はなあに?」と指差して子供たちに問えば、・・・。
カンガルー!! カンガルー!!
二人ともそう答えました。
そういえば、このふくよかさは、カンガルーかもしれません。
稲荷社にはキツネという既製概念を持っていない子供たちに教えられました。
稲荷大神のお使いが黒いカンガルーで何が悪い!!
これもハッタッツァンのご利益かなあ。


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