H8.12.11地下鉄・長堀鶴見緑地線/京橋・心斎橋間開通
- Sun
- 07:00
- ∇鐵道ほとがら帖/平成編 - ├平成8年-平成10年
平成2年に開催された国際花と緑の博覧会(花博)会場へのアクセス路線として京橋・鶴見緑地間で開業した大阪地下鉄・鶴見緑地線だったが、平成8年12月11日には都心部に西伸し、京橋・心斎橋間が開通した。
その延伸をもって、同日名称も「長堀鶴見緑地線」に変更された。
平成9年2月になってから、新しく入手したCONTAXの超広角レンズDistagon18mm f4の性能テストを兼ねてパトロールに出掛けた。

CONTAX Aria + Distagon 4/18

「心斎橋駅」
後発組建設となる地下鉄路線のため、既存の路線より深部を走ることとなることから、他の地下鉄路線と交差する駅ではホームがかなり深い位置にある。
この駅も例外ではない。右側は、下りエスカレータであるが、ホームの上の階に繋がっている。
画面左側には、ホーム階から改札階まで繋がる、より長い上りエスカレータが用意されている。

ホームの上階には、他の駅では見ないこのような天井の高い空間が用意されていて、その壁面には夕陽に染まる地上の心斎橋をモチーフとしたレリーフが取り付けられている。

関空にいてるような近未来的なこの空間には、興味をそそられたが、実際のプロムナード的利用法は奏功しているのか疑問である。
しかし、18mmの超広角レンズの威力が発揮されたショットではある。

ホームの壁面にも夜の心斎橋のガス灯が描かれている。(今でもガス灯は現役である。)

日本初の鉄輪式リニアモーターミニ地下鉄である。
行き先の行灯表示には、「鶴見緑地」の用紙が貼付されているが、これには訳がある。
実は、この平成9年の8月には鶴見緑地の先に「門真南」駅が誕生するので、それを見越して門真南の表示を行灯に記載しているため、見えないように上から現在の終点の鶴見緑地の用紙を張り付けているのだ。
節約と言えばそうでが、なにやら貧乏くさい仕業でもある。

「長堀橋駅」
目が覚めるようなブルーを基調としたホームである。
ここでも行先行灯に同様の処置がしてあるのが分かる。
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地下鉄サリン事件と「かえ~るボックス」
- Sun
- 07:00
- ∇鐵道ほとがら帖/平成編 - ├平成6年-平成7年
平成7年は阪神淡路大震災とともに、世間を震撼とさせた地下鉄サリン事件(H7.3.20)が発生した年である。
その事件の余波として、その後しばらくの間、国内の公共交通のゴミ箱が撤去されたり封鎖されたりしたことがあった。
毒物・爆発物等の危険物を設置させないようするための予防措置である。
大阪市交通局もその例外ではなかった。

地下鉄朝潮橋ホーム・・・この頃は種類別のゴミ箱ではなく投入口は一つだけだった。
新聞雑誌用のゴミ箱は、これとは別に大きな駅に限ってリサイクルの意味を含め「かえ~るボックス」が設置されていた。

地下鉄本町(四つ橋線)ホーム・・・特別警戒実施中なのだ

地下鉄天満橋ホーム・・・行き場のない空き缶は、勢いこのような状態となってしまう。
案内板の②松坂屋の文字も懐かしい。
なかでも哀れなのが、新聞雑誌用のカエル形大型回収箱「かえ~るボックス」だった!
その事件の余波として、その後しばらくの間、国内の公共交通のゴミ箱が撤去されたり封鎖されたりしたことがあった。
毒物・爆発物等の危険物を設置させないようするための予防措置である。
大阪市交通局もその例外ではなかった。

地下鉄朝潮橋ホーム・・・この頃は種類別のゴミ箱ではなく投入口は一つだけだった。
新聞雑誌用のゴミ箱は、これとは別に大きな駅に限ってリサイクルの意味を含め「かえ~るボックス」が設置されていた。

地下鉄本町(四つ橋線)ホーム・・・特別警戒実施中なのだ

地下鉄天満橋ホーム・・・行き場のない空き缶は、勢いこのような状態となってしまう。
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昭和58年カラーネガ拾遺集
- Mon
- 00:00
- ∇鐵道ほとがら帖/昭和編 - ├昭和58年-昭和59年
昭和58年5月のネガを見ると、仕事の合間に撮影した鉄道写真が何枚か出てきた。
わざわざ撮影目的で出かけたものではないので、いい加減なものではあるが、当時の様子が閉じ込められているので、少し記事にしてみた。(いわゆる小ネタ集)

撮影の2カ月前に登場したばかりの京阪6000系 (守口市駅にて)
従来の京阪本線の車輌とは一線を画すデザインを持っていたためか、こうして新車にもカメラを向けていたようだ。
この当時は専ら普通列車としての運用だった。(現在では特急として活躍中)
加山雄三が登場する、ナショナルエアコン“楽園”の広告も懐かしい。

京阪・枚方市駅
地下通路と跨線橋で各ホームをつなぐ地上駅であったが、かなりくたびれた感じが漂う駅だった。

現在(平成22年9月)の様子。駅前のバスターミナルは、そのままだ。
昭和63年5月に京阪本線上り線が高架になったのだが、この高架駅の姿しか記憶にない人にとっては、昔の姿に何を感じるだろうか?

この踏切の北西には、街道筋の石碑があるが、それは今も残されてある。

右 倉治滝・・・交野の倉治にあるこの附近では一番大きな「源氏の滝」のことだろう。
落差約17.5メートル。昔は修験者の修業の場であった。
左 京六里、八幡(やわた)ニ里
この当時本線が高架工事中ではあったが、交野線の高架化は少し遅れた。
交野線ホームに入線する600系(昭和57年夏撮影)
わざわざ撮影目的で出かけたものではないので、いい加減なものではあるが、当時の様子が閉じ込められているので、少し記事にしてみた。(いわゆる小ネタ集)

撮影の2カ月前に登場したばかりの京阪6000系 (守口市駅にて)
従来の京阪本線の車輌とは一線を画すデザインを持っていたためか、こうして新車にもカメラを向けていたようだ。
この当時は専ら普通列車としての運用だった。(現在では特急として活躍中)
加山雄三が登場する、ナショナルエアコン“楽園”の広告も懐かしい。

京阪・枚方市駅
地下通路と跨線橋で各ホームをつなぐ地上駅であったが、かなりくたびれた感じが漂う駅だった。

現在(平成22年9月)の様子。駅前のバスターミナルは、そのままだ。
昭和63年5月に京阪本線上り線が高架になったのだが、この高架駅の姿しか記憶にない人にとっては、昔の姿に何を感じるだろうか?

この踏切の北西には、街道筋の石碑があるが、それは今も残されてある。

右 倉治滝・・・交野の倉治にあるこの附近では一番大きな「源氏の滝」のことだろう。
落差約17.5メートル。昔は修験者の修業の場であった。
左 京六里、八幡(やわた)ニ里
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交野線ホームに入線する600系(昭和57年夏撮影)
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おおさか市営交通フェスティバル
- Wed
- 00:00
- ∇鐵道ほとがら帖/平成編 - ├平成20年
11月8日(土)
大阪市交通局緑木検車場にて「おおさか市営交通フェスティバル」が開催されたので、趣味と実益(子守)を兼ねて出かける。

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