さよなら梅小路蒸気機関車館・・・義経号記念運転
- Sun
- 07:00
- ∇鐵道ほとがら帖/平成編 - ├平成23年-平成29年

昭和49年に開館した梅小路蒸気機関車館が平成27年8月30日をもって閉館する。
新しい“京都鉄道博物館”に生まれ変わるための積極的閉鎖ではあるが、慣れ親しんだ“梅小路蒸気機関車館”の名称が消えてしまうことは一抹の寂しさを憶える。
閉館を記念して鉄道記念物の“義経号”の自走シーンが8月22日23日の二日間だけ公開されることがホームページに掲載されたので、そうなると出掛けない訳にはいかない。

快晴の8月22日(土)開館時刻より早めに訪れたがすでに長蛇の列。
皆さん閉館を惜しんでの訪問なのか、義経が目的なのか・・・
並んでいる途中、横に建設中の新博物館のゲートが開いた・・・

車輌の設置もかなり進んでいるようだ。


こんな硬券の記念入場券をいただきました。
[More...]
- 関連記事
-
- 餘部・鳥取の夏休み(その2) (2017/10/25)
- 餘部・鳥取の夏休み(その1) (2017/10/15)
- さよなら梅小路蒸気機関車館・・・義経号記念運転 (2015/09/13)
- 鉄道遺産・阪急千里線神崎川橋梁訪問 (2015/06/14)
- 平成27年初春阿房列車・・・四国鉄道文化館訪問(南館) (2015/02/07)
- 平成27年初春阿房列車・・・四国鉄道文化館訪問(北館) (2015/01/18)
- 平成27年初春阿房列車・・・豊浜から伊予西条へ (2015/01/12)
- EF52-1ついに搬出される 大阪・交通科学博物館 (2014/12/14)
- 観音寺での忘れ物 (2014/02/16)
- 交通科学博物館・曝涼展 (2013/11/24)
- リニア・鉄道館の名車輌“ドクターイエローと100系新幹線食堂車” (2013/09/01)
- リニア・鉄道館の名車輌“モハ1系(モハ1035)” (2013/08/25)
- リニア・鉄道館初訪問 (2013/08/18)
- フォトニュースで新年のご挨拶 (2013/01/01)
- 開設40周年の梅小路蒸気機関車館 (2012/10/28)
スポンサーサイト
昭和59年秋 京都駅1番線ホーム
- Sun
- 00:00
- ∇鐵道ほとがら帖/昭和編 - ├昭和58年-昭和59年
昭和59年の秋、京都に行くことがあった。
目的地は、五条壬生川なのだが、京阪五条からバスというラインもあるが、山陰本線・丹波口駅から歩くという選択肢もある。
今回は後者を選択する。

京都駅の山陰線ホームは、東海道線のホームより一層旅情豊かな空間を提供していた。
というのも、W型のトラスに支えられた上屋は、通行するには高すぎる程であり、通路には売店などの障害物が少ないため、非常にゆったりとした空間を旅行者に与えていたからだ。
※もちろん、駅ビルの改築により現在では見ることは出来ない。
(現在では、大阪・交通科学博物館構内でこの骨組みを使って展示スペースが作られているので、今でも実体験できる。)
写真を少し拡大してみよう・・・

この9時08分発の米子行き普通835列車に乗車。たった一駅であるが、山陰線の客車列車に乗れることは嬉しい。
駅弁の販売台車を改造したような臨時出札所が懐かしい。特別特急券・普通急行券という文字が窺える。

(参考)京都駅1番線の山陰線ホームの西端からの風景(S50.5.2)

京都を出発し、梅小路機関区の手前で大きく右にカーヴするが、そこからは、同機関区の様子が一望できる。
この日はC612は元気に黒煙を上げていた。

また目を遠方に転ずれば、新参者のEF62の姿に交じって、寝台特急“出雲”のトレインマークを付けたEF56を見つけることが出来た。

梅小路と分かれると程なくして「丹波口」に到着・・・時刻は9時13分。僅か4分の列車旅である。
ここでこの列車ともお別れ。
※因みにこの普通列車、終着駅の米子には19時19分に到着する。
要するに全区間を乗車すると普通切符だけで10時間に及ぶ客車列車の旅が楽しめるということだ。
(平成のテツ事情から考えれば“パラダイス”のような列車である。)
目的地は、五条壬生川なのだが、京阪五条からバスというラインもあるが、山陰本線・丹波口駅から歩くという選択肢もある。
今回は後者を選択する。

京都駅の山陰線ホームは、東海道線のホームより一層旅情豊かな空間を提供していた。
というのも、W型のトラスに支えられた上屋は、通行するには高すぎる程であり、通路には売店などの障害物が少ないため、非常にゆったりとした空間を旅行者に与えていたからだ。
※もちろん、駅ビルの改築により現在では見ることは出来ない。
(現在では、大阪・交通科学博物館構内でこの骨組みを使って展示スペースが作られているので、今でも実体験できる。)
写真を少し拡大してみよう・・・

この9時08分発の米子行き普通835列車に乗車。たった一駅であるが、山陰線の客車列車に乗れることは嬉しい。
駅弁の販売台車を改造したような臨時出札所が懐かしい。特別特急券・普通急行券という文字が窺える。

(参考)京都駅1番線の山陰線ホームの西端からの風景(S50.5.2)

京都を出発し、梅小路機関区の手前で大きく右にカーヴするが、そこからは、同機関区の様子が一望できる。
この日はC612は元気に黒煙を上げていた。

また目を遠方に転ずれば、新参者のEF62の姿に交じって、寝台特急“出雲”のトレインマークを付けたEF56を見つけることが出来た。

梅小路と分かれると程なくして「丹波口」に到着・・・時刻は9時13分。僅か4分の列車旅である。
ここでこの列車ともお別れ。
※因みにこの普通列車、終着駅の米子には19時19分に到着する。
要するに全区間を乗車すると普通切符だけで10時間に及ぶ客車列車の旅が楽しめるということだ。
(平成のテツ事情から考えれば“パラダイス”のような列車である。)
- 関連記事
-
- 昭和58年はじめての大井川鉄道 (2010/12/09)
- 昭和59年秋 京都駅1番線ホーム (2010/11/07)
- 昭和59年 電化直前の国鉄奈良線訪問 (2010/11/04)
- 昭和59年真夏の昼下り・・・国鉄&近江鉄道貴生川駅 (2010/11/01)
- 昭和58年カラーネガ拾遺集 (2010/10/18)
- 昭和58年3月湖西・堅田に江若鉄道の遺構を発見! (2010/10/15)
- 昭和58年“サロンカーなにわ” お披露目展示会 (2010/09/13)
- 大阪駅ターミナルビル新築工事の推移(昭和55年~定点撮影) (2010/02/05)
- 「鴨東・京阪電車の桜並木」 (2007/04/28)
- 「倉吉線・混合列車 オハニ36」 (2007/03/24)
- 「餘部鉄橋よ永遠に!!」 (2007/03/21)
- 「大阪発出雲市行各駅停車721列車」 (2007/03/20)
昭和52年厳冬の叡電と名残の京都市電
- Wed
- 00:00
- ∇鐵道ほとがら帖/昭和編 - ├昭和50年-昭和52年
10月14日は鉄道記念日である。
こういう日は鉄道ネタを掲げなくてはならない・・・ということで、昔の写真をアップしてみる。
昭和52年2月13日
鉄仲間のイバさんと「雪の叡電でもいってみよか。」ということになって寒い中、岩倉まで足を伸ばした。

背後に聳える比叡山はすっかり雪景色だ。

昭和50年12月で嵐山線はホイール式トロリーポールの集電装置を廃止し、この叡山線も来年の昭和53年10月にはスライダー式トロリーポールの集電装置を廃止すると耳にしていたので、廃止直前より少し前に訪れておこうと思ったからだ。

ポイント部分を通過するときには、かならず車掌さんが後ろの窓を開けてポールが架線から外れないようにワイヤーを手綱の如く取扱う。
運転手とはベルで合図しあって徐行運転しながら通過しなければならない・・・この写真は無事通過して窓を閉めた直後の様子。


この叡山線のトロリーポール廃止をもって日本における営業路線から同形式の集電装置は、その姿を消すこととなる。
こういう日は鉄道ネタを掲げなくてはならない・・・ということで、昔の写真をアップしてみる。
昭和52年2月13日
鉄仲間のイバさんと「雪の叡電でもいってみよか。」ということになって寒い中、岩倉まで足を伸ばした。

背後に聳える比叡山はすっかり雪景色だ。

昭和50年12月で嵐山線はホイール式トロリーポールの集電装置を廃止し、この叡山線も来年の昭和53年10月にはスライダー式トロリーポールの集電装置を廃止すると耳にしていたので、廃止直前より少し前に訪れておこうと思ったからだ。

ポイント部分を通過するときには、かならず車掌さんが後ろの窓を開けてポールが架線から外れないようにワイヤーを手綱の如く取扱う。
運転手とはベルで合図しあって徐行運転しながら通過しなければならない・・・この写真は無事通過して窓を閉めた直後の様子。


この叡山線のトロリーポール廃止をもって日本における営業路線から同形式の集電装置は、その姿を消すこととなる。
[More...]
- 関連記事
-
- 昭和50年 加悦鉄道訪問記(その1) (2023/05/14)
- 昭和51年 北海道修学旅行(その3) (2019/08/12)
- 昭和51年 北海道修学旅行(その2) (2019/07/27)
- 昭和51年 北海道修学旅行(その1) (2019/07/14)
- 雨の吉野遠足 (2009/10/22)
- 亀山区のDF5026は「お召し」仕様機 (2009/10/19)
- 昭和52年大阪市営高速鉄道谷町線・守口開通 (2009/10/17)
- 昭和52年厳冬の叡電と名残の京都市電 (2009/10/14)
- 昭和51年 スイッチバックの駅 和歌山線・北宇智 (2009/08/29)
- 昭和52年夏YMCA受験生村への往き帰り (2009/08/26)
- 昭和50年 笠岡・金崎トンネルと“つばめ” (2009/06/09)
- 阪和線・山中溪の或る場所 (2009/06/06)
- 昭和51年福知山~播但大回り(3) (2008/07/26)
- 昭和51年福知山~播但大回り(2) (2008/07/23)
- 昭和51年 福知山~播但大回り(1) (2008/07/20)
昔日の夏休みの一日
- Wed
- 00:00
- ∇鐵道ほとがら帖/昭和編 - ├昭和48年
今から35年前の昭和48年8月16日のことだった。
京都では「大文字五山の送り火」が催されるその日、そして夏休みの残り日数を気にしだすようなそんな一日だった。
まず国鉄関西線で王寺まで行き、桜井線で奈良に向かい、そこから京都へ。

(奈良駅にて)
京都では「大文字五山の送り火」が催されるその日、そして夏休みの残り日数を気にしだすようなそんな一日だった。
まず国鉄関西線で王寺まで行き、桜井線で奈良に向かい、そこから京都へ。

(奈良駅にて)
[More...]
- 関連記事
-
- 急行かすがの車窓から・・・その2 (2009/04/04)
- 急行かすがの車窓から・・・その1 (2009/04/01)
- 在りし日の大阪臨港線・・・港のスイッチャー (2009/03/29)
- 昭和48年7月 北陸本線・福井駅 (2009/03/26)
- 35年前の棄景・・・奈良機関区 (2009/02/17)
- 昭和48年 阪神甲子園線と阪神甲子園球場 (2009/02/09)
- 晩秋の京福電鉄/嵐山・北野線 (2008/11/18)
- 昔日の夏休みの一日 (2008/08/06)
- 昭和48年 能勢電探訪(2) (2008/04/29)
- 昭和48年 能勢電探訪(1) (2008/04/26)
- 「昭和48年 SL伊賀路の旅」 (2008/03/26)
- 「昭和48年 三代目大阪駅を歩く(その3)」 (2008/03/18)
- 「昭和48年 三代目大阪駅を歩く(その2)」 (2008/03/15)
- 「昭和48年 三代目大阪駅を歩く(その1)」 (2008/03/13)
- 「竜華機関区訪問」 (2008/02/15)
- Genre :
- 地域情報
- 京都からこんにちは!