JR東海道線ガード下にみる戦争の痕跡

平成5年9月 福島区鷺洲五丁目所在のJR東海道線ガードに立ち寄った。
何故ならば・・ここのコンクリート壁面に、先の大戦において米軍の戦闘機P51・ムスタングによる機銃掃射の痕跡があると耳にしていたからだ。


硬いコンクリート壁を穿つ数多くの不規則な蜂の巣状の“くぼみ”がそれである。
薄暗く人通りのないガード下でその“くぼみ”を一人凝視する。
堅固なコンクリートにこれだけの穴を穿つ銃弾の威力を想像すると、ゾクリと戦慄を感じた。

昭和20年6月7日の空襲の時、ガード下に逃げた民間人を狙ったものか、線路上の列車を攻撃したものと思われる。
(参考) 西鉄電車が筑紫駅付近でP51の機銃掃射を受ける様子
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