雲海列車利用!天空の竹田城跡探訪
令和4年の秋のことだった。
コロナウイルスの収束がまだまだ見えてこない中、阪急交通社から、天空の城“竹田城跡”の雲海を特別列車を仕立てて見に行くというツアーが売り出された。
ただし、参加者は、ワクチン3回接種またはPCR検査陰性証明書の提出者に限る
雲海は天気に左右され当たりはずれがあるものの、夜行の貸切り列車で行くというのも魅力なので、申し込んでみた。
往路は、令和4年11月26日(土)大阪発22:10のこうのとり27号である。

中央コンコースで集合した後3番ホームに向かう
土曜日のこの時刻だと人影も少ない

環状線ホームからもゆったりとした雰囲気が伝わってくる

定刻とおり特急こうのとり27号が入線

但し、後ろの3両分が特別仕立て「団体専用」であり、それに乗り込む。

切符はこれだ。 2枚で1人分・・・1人で2座席をゆったり使える仕組みである。
こうのとり27号は福知山止まりだが、後ろの3両は切り離されそのまま和田山まで「雲海特別列車」として臨時運行される。
JR西日本もなかなか融通が利くではないか
福知山23:51に到着の後、和田山着が4:50ということなので、どう時間を潰すのかと思っていたら、なんてことはない、福知山駅のホームに4時過ぎまで停車したままだった。

車内は減光され薄暗いなか乗客はしばし仮眠をとることとなる。アイマスクと耳栓があれば熟睡できる。
4:10過ぎにようやく列車が動き出した。福知山から和田山まではノンストップでの未明列車を楽しむ
真っ暗な和田山駅に4:50到着し、マイクロバスに分乗して雲海に浮かぶ竹田城が見られるという立雲峡に向かう。
山の上の展望台まで急な坂道を懐中電灯の明かりを頼りに昇る

まだ町灯りがともる日の出前の6時に到着したが、どんよりとした曇天が広がる
こういう日は雲海は難しいのではなかろうか
あさご市のポータルサイトには、雲海が出やすい条件として下記の3点が挙げられていた。
1、前日の夜から明け方の気温が低くなり、日中に向けて暖かくなる寒暖差が10℃以上ある日
1、当日の朝の天気が良く、風がない日
1、前日の日中が温かく、湿度も高い
残念ながら、どうやら今回はどれにも該当していないような・・・

6時半頃の様子 竹田城跡の小山の後ろには少し雲が広がっているが、雲海というには憚られる。

7時頃まで粘ってみたが、この程度の雲量にとどまった。

あさご市のポータルサイトの雲海情報では、11/27は「出ない場合も」の予想だったが、結果は「うっすら」となった。
この程度が「うっすら」になるようだ。まあ「出てない」よりマシと納得させる。

「最高の雲海」だとこんな具合となるらしい・・・・立雲峡のふもとにあった残念だった人のための“ご親切な立看板”より

アップして城跡の小山を撮ると右下に播但線竹田駅に到着した普通列車の姿があった。
右下のアップ写真
↓


朝来山の登山道案内・・・結構急な坂道が続くので甘く見てはならない。


自動車路も狭くうねっているため、大型バスは乗り入れられない。
このマイクロバス3台に分乗してやってきた。
麓の道路わきにはずらりと自家用車が止まっていた。人気のほどが知れる。

竹田の町の案内図
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