昭和47年11月23日“汽車ポッポ南紀号”・・・補遺1

昭和47年11月23日“汽車ポッポ南紀号”が運転された。

天王寺?和歌山はED60で、和歌山以南は田辺区のC577が12形客車を牽引するというものだった。

3年前に一度ブログで記事にしたが、現在もう一度ネガをチェックすると、まだ掲載していないカットがあるとともに、働く国鉄マンの姿が随所に現れるので、もう一度アップしてみようと思う。


前回はハーフサイズをそのままでアップしていたが、今回はフルサイズで掲載するので、当時の雰囲気もより感じられるのでは・・・と思っている。




1972年 南紀号107-1

キハ81の写真は数多く撮っているが、不思議とカラー写真が少なく、これは、かなり古い時期でのワンショットではないだろうか。
右に見えるのがオースギ漢方ビルだから、天王寺を出発して間なしのところだろう。

またこの高架部分の架線トラス柱は、中央部分が太くなったエンタシス風の柱となっているのが分かる。

これは、阪和電鉄時代の遺構ではないだろうかと疑問が湧いたので調べてみた。

R0019112-1.jpg

昭和9年に撮影された阪和電鉄・美章園附近の写真には同じものが写っていた!


1972年 南紀号108-1

阪和線の高架駅・美章園駅・・・阪和線は、オレンジバーミリオンの旧型国電の最後の活躍地であった。


1972年 南紀号104-1


有人踏切の寸景・・・係員が大きなハンドルを回転させて踏み切りバーを上下させていた、なんとも昭和を凝縮したような風景である。鶴が丘?長居あたりの踏切ではないだろうか?

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昭和57年南紀一周気まま旅(その3) 尾鷲~亀山

前回からのつづき・・・

昭和57年8月8日早朝ビジネスホテルの裏側を通過する一番列車の轟音に跳び起きる。

今朝も快晴だ。


以前の予定では、今日は、参宮・名松線を巡るはずであったが、先日の大雨で名松線は不通となったままである。
この旅で名松線探訪も一つの目的であったが、已むなく断念し、代わって近鉄・養老線と樽見線附近を見聞することにする。

19820808南紀一周旅行032-1

尾鷲7時51分発の快速・はやたま(天王寺発23:00)くずれの普通列車に乗車する。

DD51725+マニ61113+オハフ33429+オハフ337+オハ472248+オハ472149+オハフ33218

最後尾のオハフ33218に陣取る。車内は閑散としている。

この列車で一気に亀山に向う。


19820808南紀一周旅行033-1

上り特急・南紀2号が後から追い掛けてやってきた。 オハフ33218のデッキより

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昭和57年南紀一周気まま旅(その1) 天王寺~串本

下記記事は、当時の日記帳からの抜粋であ?る♪

よって、そのママ転載する。






昭和57年8月7日梅雨も開け、夏本番だ。

すなわち学生どもは、夏休みで遊びまわっているが、我々は暑い中、毎日せっせと働いている。従って羨ましく思うとともに遊びたくなる。

・・・ということで、旧友イバさんとともに青春のびのび切符を片手に太陽輝く南紀の旅に出かけることにした。

今日は土曜日なので仕事は半ドンだが、休みをとって1泊2日の気ままな旅に出る。

どうやら今日も天気はよさそうだ。

早朝6時14分天王寺発の快速電車に乗車する。113系ではなく103系であった。


杉本町附近では先日の台風(※7月31日に襲来した台風10号により大和川水系の氾濫をもたらした大水)の爪あとがあちこちにうかがえ、被害の甚大なるを感じさせる。

久しぶりの阪和線である。鳳や日根野の電車区を眺めながら、また山中渓の鉄橋附近に昔日を回顧するうちに和歌山に到着。

普段ならばまだ寝床にいるはずの午前7時であ?る。

そこからは旧型客車による各駅列車に乗り換える。
C57のいなくなった構内には、代わりに113系が宮前方面から入線してくる。

時代は変わったのである。

しかし、そんな中でも和歌山線のディーゼル車輌や天リウと表記された客車群が当時のまま到着するのは、心安まる。




和歌山からは、7時32分発の新宮行き普通126列車に乗車。

編成は下記のとおり

19820808南紀一周旅行016-1

EF58147+マニ60418+スユニ502052+オハフ33428+オハ47308+オハ46378+オハフ33112

EF58に牽引されて紀州路を南下するという違和感を心に止めながら、紀三井寺附近に数多く見受けられる新築住宅群に驚き、また一方、海南では、野上電鉄のガタピシ電車群のあるを見て安堵したりと車窓の風景を楽しむ。

19820808南紀一周旅行008-1



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昭和48年有田鉄道のキハ07

前回からのつづき・・・

海南から紀伊田辺行きの322列車に乗車したが、その車窓から停車する駅ごとにあちこちとカメラを向けた。

19730909紀勢本線846-1

この当時の駅名板は、統一感がなく様々なデザインが見受けられて楽しかった。


19730909紀勢本線850-1

19730909紀勢本線849-1

12時05分 初島で和歌山市行きの普通123列車と対向する。

この列車は新宮を6時28分に立ち、終着の和歌山市には12時57分に到着する各駅停車であるが、計算すると走行距離の約200kmを6時間半かけてゆっくりやって来るので、評定速度が何と30.7kmの立派な鈍行列車である。



19730909紀勢本線851-1

12時08分 箕島で下り急行「しらはま1号・きのくに4号」303Dと対向する。

新宮からやって来たこの急行は、新宮を8時30分に出発し、西回りに紀勢線を進み、和歌山から分割して「きのくに」は阪和線を天王寺に向かうが、一方の「しらはま1号」は極めて不可解な行動を取るのだ。

和歌山から和歌山線を北上し、高田からは桜井線を経由して奈良から関西線を東に向かい、16時21分亀山では紀伊勝浦から東回りでやって来た急行「紀州3号」と併結して名古屋まで突っ走る。
そして名古屋には17時29分到着するというミステリー列車顔負けのルートを毎日運行していたのだった。


19730909紀勢本線852-1

箕島のDF5063

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昭和48年 さよならSL南紀号

昭和48年9月9日 残暑厳しい折に紀伊田辺のC577が「さよならSL南紀号」を牽引するというので、テツ仲間の何人かと撮影旅行に出かけた。

紀勢線のC57を訪ねるのは、前年の昭和47年11月の「汽車ポッポ南紀号」以来10カ月ぶりである。

19730909紀勢本線826-1

天王寺8時40分発の特急「くろしお1号」白浜行き 全車指定席である。
また、終点の白浜には午前中の11時13分着であるが、食堂車のキシ80を併結している。

この先頭車はキハ82 ヘッドライトの両端を絞ったデザインがなんともお洒落!


もちろん、これには乗らずに8時00分発の新宮行の急行「きのくに2号」で向かったようだ。

19730909紀勢本線827-1

これは、その「きのくに2号」のキハ58の車窓から、阪和鉄道時代の上屋が残る天王寺駅阪和線ホームを望んだもの。

手前に横切る煤けた荷物運搬用通路が懐かしい・・・いつまで残っていたのだろうか?


19730909紀勢本線833-2

上の写真を拡大したもの・・・列車前面の行き先板をひっくり返すのが如何に大変かがよく分かる。


R0016884-1.jpg
H22.1.10現在の阪和線ホーム

全体にホームが手前に延長されていて全体の様子が変わってしまったが、ホームの大屋根は当時のままである。

R0016883-1.jpg

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「汽車ポッポ南紀号」

昭和47年11月23日臨時列車の汽車ポッポ南紀号が天王寺?紀伊田辺を走った。





天王寺?和歌山は電気機関車が牽引する。(たしかED60ではなかったかな?大して珍しいものではなかったので、写真はない・・・今となっては惜しいことをした。)


お供のカメラは、前回の柳生号と同じハーフサイズのオリンパスペンである。


旧型国電もここではまだまだ現役。スカ色の76系もオシャレでよかったね。


被写体の引きが足りないね。まだまだ、びびりながら窓から頭を出していたのだろう。




阪和線ですれ違った対向列車も今では懐かしい。田辺あたりの踏み切りも係員がいちいち遮断機を上げ下げする有人スタイル。昨今ではいつのまにか見なくなった。

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汽笛一聲・阿房列車

ファジー

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何カノキツカケガアレバ汽車ノ事ヲ一所懸命ニ記述シテヰル。子供ノ時ノ汽車に對スル憧憬ガ大人ニナツテモ年を取ツテモ抜ナイノデアラウ。


DSC01281切符


 阿房(あほう)と云ふのは、人の思わくに調子を合はせてさう云ふだけの話で、自分で勿論阿房だなどと考へてはゐない。
 
 用事が なければどこへも行つてはいけないと云ふわけはない。
 なんにも用事がないけれど、汽車に乘つて大阪へ行つて來やうと思ふ。   
    ・・・内田百閒「特別阿房列車」


        

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長崎の鴉・・長崎阿房列車

段段車窓が薄暗くなり、汽車が次第に濃ひ夕闇へ走り込んで行く時に聞く汽笛の響きは、鼻へ抜けたかさ掻きのやうな電氣機關車の聲よりも、蒸氣機關車の複音汽笛が旅情に相應しい。


          


  いつの間にか窓が眞暗になり、窓硝子に響く汽笛の音が、蒸氣機關車C62の複音に變つてゐる。


          
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