平成7年冬の橋本・下市口風景
- Sun
- 07:00
- ∇鐵道ほとがら帖/平成編 - ├平成6年-平成7年
平成7年12月15日仕事で和歌山県の橋本に行く。
遊びなら大阪からJRを使ってゆっくり行くのだが、仕事なので当然の如く南海高野線を利用する。
橋本駅は、南海とJRが相互乗り入れしているが、駅舎は一つで大きな跨線橋で互いに連絡してあるだけで、その区分けは曖昧なものになっていた。


列車は橋本で一部が切り離され、急勾配の高野鉄道線を登っていく。
この年の9月から、南海高野線ズームカーの増解結実施駅が三日市町から橋本駅に変更になったのだ。

大正4年に開業した橋本駅には、このクラシックな跨線橋が名物となっている。

南海線ホームの支柱は鋳物製で、大正10年10月 梅鉢工場製との銘あり

一方、JRホームのそれには・・・

大正元年9月鉄道院との銘があった。

50パーミルの高野線山岳路線用に開発された21001系“ズームカー”
姿かたちの良い車輌だったが、ギア比が山岳用に設定してあるので、とにかく走行音が大きい車輌だった。転用されていった他の私鉄では未だに健在ではあるが、親元の南海電鉄では平成9年にその姿を消した。

また、橋本駅の構内には、こんな大型の車庫があった。
その経歴はよくわからないが、知らない間になくなってしまった。
遊びなら大阪からJRを使ってゆっくり行くのだが、仕事なので当然の如く南海高野線を利用する。
橋本駅は、南海とJRが相互乗り入れしているが、駅舎は一つで大きな跨線橋で互いに連絡してあるだけで、その区分けは曖昧なものになっていた。


列車は橋本で一部が切り離され、急勾配の高野鉄道線を登っていく。
この年の9月から、南海高野線ズームカーの増解結実施駅が三日市町から橋本駅に変更になったのだ。

大正4年に開業した橋本駅には、このクラシックな跨線橋が名物となっている。

南海線ホームの支柱は鋳物製で、大正10年10月 梅鉢工場製との銘あり

一方、JRホームのそれには・・・

大正元年9月鉄道院との銘があった。

50パーミルの高野線山岳路線用に開発された21001系“ズームカー”
姿かたちの良い車輌だったが、ギア比が山岳用に設定してあるので、とにかく走行音が大きい車輌だった。転用されていった他の私鉄では未だに健在ではあるが、親元の南海電鉄では平成9年にその姿を消した。

また、橋本駅の構内には、こんな大型の車庫があった。
その経歴はよくわからないが、知らない間になくなってしまった。
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36年ぶりに訪れた、懐かしの筑豊本線直方駅
- Sat
- 00:00
- ∇鐵道ほとがら帖/平成編 - ├平成22年
8月26日のつづき・・・
筑豊電鉄の“筑豊直方駅”からJRの“直方駅”を目指すが駅に近づくと、「昔の賑わい」の残り香が漂ってくる。

「すさき」のアーケード商店街を通りぬけて来たが、シャッター通りと化していた。


駅前の通りを振り返ると、朽ちたアーケードに商店街のやる気のなさが伝わってくるようだ。炭鉱があった頃は、どれだけ賑やかだったのだろうか・・・と考えてしまう。
駅前の再開発事業らしいが、JRバスターミナルもこれから解体がなされようとしている。

昔はあちこちに向けて、つばめマークを付けた国鉄バスが出発して行ったのだろうが、現在では手前のコンテナの待合で用が足りるようだ。

西鉄バス乗り場も駅の南側にあるが、こちらもいい「時代」が付いている。

筑豊電鉄の“筑豊直方駅”からJRの“直方駅”を目指すが駅に近づくと、「昔の賑わい」の残り香が漂ってくる。

「すさき」のアーケード商店街を通りぬけて来たが、シャッター通りと化していた。


駅前の通りを振り返ると、朽ちたアーケードに商店街のやる気のなさが伝わってくるようだ。炭鉱があった頃は、どれだけ賑やかだったのだろうか・・・と考えてしまう。
駅前の再開発事業らしいが、JRバスターミナルもこれから解体がなされようとしている。

昔はあちこちに向けて、つばめマークを付けた国鉄バスが出発して行ったのだろうが、現在では手前のコンテナの待合で用が足りるようだ。

西鉄バス乗り場も駅の南側にあるが、こちらもいい「時代」が付いている。

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