平成7年夏 米原彦根寸描
- Sun
- 07:00
- ∇鐵道ほとがら帖/平成編 - ├平成6年-平成7年
それなりに時代を感じさせるものとなっていたので、併せて掲載してみた。

米原付近の東海道新幹線では、まだまだO系が現役だった。
しかしわざわざ写真に撮っているところを考えると、この当時でも数少なくなっていたのかもしれない。
※2輌目の窓ガラスは広窓だ。この頃はまだ広窓車が残っていたのか!(20年後に気付いた)


特急“加越”は、湖西線経由の“雷鳥”と区別するため、米原駅 - 金沢駅・富山駅間で昭和50年から運転されていた列車であった。
この当時は、頻繁にその姿を見ることが出来た。しかし、名古屋と北陸を繋ぐ“しらさぎ”と同区間を走るため平成15年に“しらさぎ”に統合されてその姿を消した。

JR東海の117系は珍しいものではなかったが、当時は雨樋に1本、窓下に太帯と細帯各1本の計3本のオレンジ帯が入っていた。その後、平成11年頃より塗り分けが変更され、側面帯が窓下1本に簡略化された。
これはその初期の塗り分けバージョンである。
平成26年1月にはJR東海の117系は全廃となった。

EF81は今でも目にする長命な機関車である。
この35号機は昭和44年に日本海縦貫線貨物列車増発用を名目として、製造されたものだ。平成21年3月廃車

余り美しい姿ではないが、ホロ付の特急“しなの”は珍しい クロ381-5
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平成4年 近江鉄道日野駅探訪
- Thu
- 06:30
- ∇鐵道ほとがら帖/平成編 - ├平成元年-平成5年
普段の仕事だとJR近江八幡駅からバスで日野に向かうのだが、このときは時間に余裕があったのか鉄道を利用した。

ステンレスの模様腰板と乗客用扉を有していたハイカラなモハ506+クハ1506
近江八幡駅にて

その車内を観察すれば・・・ワンマンカーの料金箱は分かるけど、そこの座席は正座専用??

電車と気動車の珍編成がすれ違って行った・・・桜川駅にて
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昭和62年国鉄民営化直前の湖北の鉄道風景
- Wed
- 06:45
- ∇鐵道ほとがら帖/昭和編 - └昭和60年-昭和64年

彦根駅の連絡橋の上からは、近江鉄道の賑やかな車両たちが確認できるため、訪問毎に要チェックポイントになっている。

右からモユニ11とモユニ10
モユニ10は、昭和3年川崎造船所製の西武鉄道モハ232が前身
地方私鉄では、郵便荷物車は、貴重な存在だったが、3年前の昭和59年1月末をもって鉄道郵便輸送が廃止されたことからこれらの車両は用途を失ない、構内でひがな一日甲羅干という体をなしていた。
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昭和59年真夏の昼下り・・・国鉄&近江鉄道貴生川駅
- Mon
- 00:00
- ∇鐵道ほとがら帖/昭和編 - ├昭和58年-昭和59年

いきなり出会ったのは、この夏の特別仕立ての“昆虫列車”
カバンの中に常に忍ばせているOLYMPUS?XAをおもむろに取り出してパチリ!
前面バリアをスライドさせることでスイッチONになるのがスマート。コンパクトながら二重像合致式のピントあわせができるのか嬉しい。
(このカメラは、大学時代ほとんど毎日持ち歩いていたもので、仕事に就いてもしばらくは常に携帯していたが・・・今は、稼動されることもなくタンスの肥やし状態となっている。)
この“昆虫列車”の車内には多賀神社の写真や“襟巻きトカゲ”のぬいぐるみが飾ってあるという珍妙な電車である。
正面に足のないテントウ虫を配するのは、ちょっと不気味だ!
(平成の時代からするとラッピング車輌は珍しくもないが、当時はこれでも驚きをもって迎えられた奇抜な車輌なのだ。)
モハ131-クハ1214
これが本来の近江鉄道の電車スタイルである。モハ132+クハ1215か?
これらの車輌は、外観は比較的新しく見えるが、出自を辿れば大正時代の車輌となる。
元車は、西武クハ1203・1204である。いずれも木造ダブルルーフだった車輌である。
モハは1925年(大正14年)汽車会社製造。クハは池袋 - 所沢電化開業にあわせて1922年(大正11年)に製造の梅鉢鉄工所製となっている。
近江鉄道線から跨線橋を渡って国鉄線ホームに移って来る。
当時は国鉄の草津線と信楽線の乗換え駅ナリ。
往時C58の貨物列車を狙って訪問したのが懐かしく思い出される。
たくましい現役の気動車である面構えを見せる信楽行き529列車・・・キハ5826+キハ58651・・・もちろん非冷房車
真夏の熱気を増大しそうなディーゼルのアイドリング音が、気だるく響く昼下がり
あの大事故“信楽高原鐵道列車衝突事故”が発生する7年前の穏やかな姿である。
乗換え客の姿もほとんど見受けられない、長閑そのものの国鉄ローカル線乗り換え駅なり。
草津を経由して京都に戻る。
いつものように奈良線のホームではキハ35がカラカラとアイドリング音を響かせていたが、程なくして非冷房の単に日陰でしかない車輌が、轟音を響かせて出発した。
新幹線ホームとローカル線との妙な対比を楽しめる一角だ。
しかし、この2ヵ月後には奈良線電化完成のために見られなくなる光景でもあった。
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