大阪・白髪橋と土佐との関係とは?
前回、大阪・西長堀にある岩崎彌太郎ゆかりの土佐稲荷をご紹介したが、ここを訪れた帰りに大阪市バスの「白髪橋(しらがばし)」停留所から路線バス(55番系統)に乗ってあみだ池筋を北上し、大阪駅に向った。

因みに、白髪橋の次は、立売堀と書いて、イタチボリと読む。
このバス停標識の裏側には、時刻表が貼付してあるが、傍らにある2次元QRコードをケイタイで読取るとバスが何処にいるか判るという便利なサービスがある。この路線は30分に1本しかないのでこのサービスはあり難い。

これは、サンプル・・・天満橋のもの
(閑話休題)
この白髪橋というのは、もと西長堀川に架かっていた少々変わった名前の橋なのだが、実はこれも土佐藩が大きく係わっているのだ。
このあたりを少し掘り下げて調べてみると・・・

この大阪パノラマ地図(大正12年)を見ると土佐稲荷の桜が鮮やかに描かれている。
また、土佐稲荷の東となりの区画は、岩崎彌太郎が明治初年に土佐藩から譲り受けて邸宅としていたところだ。
岩崎彌太郎が、明治7年に転居と共に三菱本社を東京に移すと、ここは大阪支店となり、その支店も明治33年に中之島にに移転してしまう。その跡地は大阪府に払い下げられ、昭和12年には市立高等西華女学校が建設されることとなるが、パノラマ地図が作成された大正12年頃は、屋敷塀だけが残る大きな空き地だったことがよく分かる。
中央の鰹座橋と、右上に白髪橋が望める。この二つの橋は、ともに長堀の開鑿とともに1622年?1655年までに架設された橋梁と考えられる。

因みに、白髪橋の次は、立売堀と書いて、イタチボリと読む。
このバス停標識の裏側には、時刻表が貼付してあるが、傍らにある2次元QRコードをケイタイで読取るとバスが何処にいるか判るという便利なサービスがある。この路線は30分に1本しかないのでこのサービスはあり難い。

これは、サンプル・・・天満橋のもの
(閑話休題)
この白髪橋というのは、もと西長堀川に架かっていた少々変わった名前の橋なのだが、実はこれも土佐藩が大きく係わっているのだ。
このあたりを少し掘り下げて調べてみると・・・

この大阪パノラマ地図(大正12年)を見ると土佐稲荷の桜が鮮やかに描かれている。
また、土佐稲荷の東となりの区画は、岩崎彌太郎が明治初年に土佐藩から譲り受けて邸宅としていたところだ。
岩崎彌太郎が、明治7年に転居と共に三菱本社を東京に移すと、ここは大阪支店となり、その支店も明治33年に中之島にに移転してしまう。その跡地は大阪府に払い下げられ、昭和12年には市立高等西華女学校が建設されることとなるが、パノラマ地図が作成された大正12年頃は、屋敷塀だけが残る大きな空き地だったことがよく分かる。
中央の鰹座橋と、右上に白髪橋が望める。この二つの橋は、ともに長堀の開鑿とともに1622年?1655年までに架設された橋梁と考えられる。
[More...]
- 関連記事
-
- 阪神淡路大震災から20年目を前にして (2014/06/15)
- 京セラ大阪ドーム野球観戦記 (2010/07/24)
- 安政2年 大地震両川口津浪記 (2010/05/06)
- 大阪府 津波・高潮ステーション (2010/05/03)
- 大阪・白髪橋と土佐との関係とは? (2010/04/09)
- 三菱発祥の地・岩崎彌太郎ゆかりの大阪・土佐稲荷 (2010/04/06)
- USJのペアチケットが当った!! (2009/06/03)
- 証明写真の宣伝用ポスター (2008/08/09)
- 「USJ・・・父の日感謝キャンペーン」 (2007/06/18)
- 「プラレール博」 (2007/01/03)
- ☆わからない? (2006/09/27)
- ☆USJ (2006/09/25)
- ☆恐竜の卵 (2006/07/17)
- ☆続・大阪ドーム (2006/06/20)
- ☆大阪ドーム (2006/06/19)
スポンサーサイト