平成7年 ふたたび“SL北びわこ号”にトライ
- Sun
- 07:00
- ∇鐵道ほとがら帖/平成編 - ├平成6年-平成7年
平成7年8月19日に運転を開始した“SL北びわこ号”であったが、初日につづき1週間後の8月26日に再び米原に向かった。
前回はロケーション不足に泣かされたので、今回は沿線の状態を把握しての捲土重来である。

この当時、JR京都駅は駅本屋の建て替えの真っ最中。
ホームから京都中央郵便局が見えていた貴重なワンショットなり。

今見ると、全く何処だか分からない風情である。
とまれかくまれ、米原駅到着

リバーサルフィルムを使って撮影した牽引機C56160
ジャドゥー部分と照り返し部分の陰翳が実に美しい。

客車はおなじみの12系

こちらは、カラーネガフィルムでの撮影
この子供達も今では立派な大人になっていることだろう・・・

北陸線の普通列車車内では、熱心にスケッチする年配の方もいて、いかに関西におけるSL走行が待ちわびたものであるのかの証左といえる。
前回はロケーション不足に泣かされたので、今回は沿線の状態を把握しての捲土重来である。

この当時、JR京都駅は駅本屋の建て替えの真っ最中。
ホームから京都中央郵便局が見えていた貴重なワンショットなり。

今見ると、全く何処だか分からない風情である。
とまれかくまれ、米原駅到着

リバーサルフィルムを使って撮影した牽引機C56160
ジャドゥー部分と照り返し部分の陰翳が実に美しい。

客車はおなじみの12系

こちらは、カラーネガフィルムでの撮影
この子供達も今では立派な大人になっていることだろう・・・

北陸線の普通列車車内では、熱心にスケッチする年配の方もいて、いかに関西におけるSL走行が待ちわびたものであるのかの証左といえる。
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肥薩線めぐりの旅(その6) SL人吉
5回シリーズで続けてきた「肥薩線めぐりの旅」もこれが最終回

平成28年8月20日 人吉市内観光を終えて今回は人吉駅からスタートする。

人吉駅の構内には、立派な石造りの機関庫がある。肥薩線開業直後の明治44年築である。
下りの「SL人吉」を牽引した58654の休憩場所でもある。
妻面が覆い屋根のためよくわからないが、入口は3連のアーチ型となっている。


SL人吉が推進運転で駅ホームに入線していく。

隣の車庫の長さと列車を比べると、その車庫は、機関車1輌+客車3輌がすっぽり納められるほどの規模をもっていることがわかる。

14:38発熊本行きの“SL人吉”に乗車 (SL人吉号とは言わないことに注意!)
本日のこの上り便は、夏休みの土曜日だけあって満席札止めとなっている。

平成28年8月20日 人吉市内観光を終えて今回は人吉駅からスタートする。

人吉駅の構内には、立派な石造りの機関庫がある。肥薩線開業直後の明治44年築である。
下りの「SL人吉」を牽引した58654の休憩場所でもある。
妻面が覆い屋根のためよくわからないが、入口は3連のアーチ型となっている。


SL人吉が推進運転で駅ホームに入線していく。

隣の車庫の長さと列車を比べると、その車庫は、機関車1輌+客車3輌がすっぽり納められるほどの規模をもっていることがわかる。

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さよなら梅小路蒸気機関車館・・・義経号記念運転
- Sun
- 07:00
- ∇鐵道ほとがら帖/平成編 - ├平成23年-平成29年

昭和49年に開館した梅小路蒸気機関車館が平成27年8月30日をもって閉館する。
新しい“京都鉄道博物館”に生まれ変わるための積極的閉鎖ではあるが、慣れ親しんだ“梅小路蒸気機関車館”の名称が消えてしまうことは一抹の寂しさを憶える。
閉館を記念して鉄道記念物の“義経号”の自走シーンが8月22日23日の二日間だけ公開されることがホームページに掲載されたので、そうなると出掛けない訳にはいかない。

快晴の8月22日(土)開館時刻より早めに訪れたがすでに長蛇の列。
皆さん閉館を惜しんでの訪問なのか、義経が目的なのか・・・
並んでいる途中、横に建設中の新博物館のゲートが開いた・・・

車輌の設置もかなり進んでいるようだ。


こんな硬券の記念入場券をいただきました。
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開設40周年の梅小路蒸気機関車館
- Sun
- 06:30
- ∇鐵道ほとがら帖/平成編 - ├平成23年-平成29年
今年は、本邦鉄道開設140周年にあたるが、鉄道100年を記念して開設された京都・梅小路蒸気機関車館の40周年にもあたる。
その鉄道記念日である10月14日がちょうど日曜日であったので、小学生の息子とともに彼の地を訪れた。

山陰線・丹波口駅までJRを利用する。

旧二条駅駅舎の正面玄関もすっかりなじんできた。
開設当時の入り口はもう少し南側で山陰線の高架下のトンネルをくぐるような感じであったように記憶している。

鉄道記念日なので、今までの経験からきっと入場料は無料ではなかろうか・・・と思っていたが案に違わず無料であった。
その鉄道記念日である10月14日がちょうど日曜日であったので、小学生の息子とともに彼の地を訪れた。

山陰線・丹波口駅までJRを利用する。

旧二条駅駅舎の正面玄関もすっかりなじんできた。
開設当時の入り口はもう少し南側で山陰線の高架下のトンネルをくぐるような感じであったように記憶している。

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昭和49年石見・出雲紀行(田儀・仁万・松江)
- Fri
- 00:00
- ∇鐵道ほとがら帖/昭和編 - ├昭和49年
昭和49年3月19日 前回からのつづき・・・

貨物560列車 D51620(浜)
さまざまな貨車の種類と色合いが楽しい。

煙が渦巻いているが、これは春先の強風が日本海から斜面を駆け上がってくるためだ。

貨物560列車 D51620(浜)
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昭和49年 後藤寺のキューロク
- Wed
- 00:00
- ∇鐵道ほとがら帖/昭和編 - ├昭和49年
昭和49年3月18日前回からのつづき・・・
国鉄田川線油須原を後にして、後藤寺に向かう。

途中の伊田駅の風景・・・昭和の炭鉱町という感じがするのだが如何だろうか。
縦書きの時刻表といい、ねんねこのお母さんもえ?感じ♪

9600の溜まり場・・・後藤寺駅に到着

59647(行)
だいぶ9600にも慣れたようで、駅構内でその姿を見てもドキドキしなくなった。
しかしながら、愛すべきサイドビューだわ。
国鉄田川線油須原を後にして、後藤寺に向かう。

途中の伊田駅の風景・・・昭和の炭鉱町という感じがするのだが如何だろうか。
縦書きの時刻表といい、ねんねこのお母さんもえ?感じ♪

9600の溜まり場・・・後藤寺駅に到着

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昭和49年3月名機9600を求めて北九州へ
- Fri
- 00:00
- ∇鐵道ほとがら帖/昭和編 - ├昭和49年
これも昔むかし・・・今から36年前のことだった。
大好きだった大正時代の代表的な蒸気機関車である9600に会いに行きたいという思いが昂じて、昭和49年3月17日春休みになるや否や寝台急行「日南」2号で北九州に向かった。

勿論、この日を迎えるまでには綿密な行動計画が練られている。
特に迷路のような後藤寺附近に踏み込むと訳がわからなくなりそうになったが、時刻表を眺め眇めつ自分なりに納得する経由を決めたことを思い出す。

その計画を一筆書きのような乗車区間の切符を作ってもらった。

行き先が白木原(現:大野城)となっているのは、博多で途中下車して切符を手に入れるためだ。
今になってみると、よくこんな手間のかかる切符を作ってくれたと思うね。
弁天町の交通公社(現:JTB)さん、感謝してますよ。

急行「比叡」が並ぶホームを横目に4番ホームに停車中の大阪始発19時43分発の寝台急行「日南2号」9号車16番の上段の寝台に陣取る。
初めての寝台車だ。
大好きだった大正時代の代表的な蒸気機関車である9600に会いに行きたいという思いが昂じて、昭和49年3月17日春休みになるや否や寝台急行「日南」2号で北九州に向かった。

勿論、この日を迎えるまでには綿密な行動計画が練られている。
特に迷路のような後藤寺附近に踏み込むと訳がわからなくなりそうになったが、時刻表を眺め眇めつ自分なりに納得する経由を決めたことを思い出す。

その計画を一筆書きのような乗車区間の切符を作ってもらった。

行き先が白木原(現:大野城)となっているのは、博多で途中下車して切符を手に入れるためだ。
今になってみると、よくこんな手間のかかる切符を作ってくれたと思うね。
弁天町の交通公社(現:JTB)さん、感謝してますよ。

急行「比叡」が並ぶホームを横目に4番ホームに停車中の大阪始発19時43分発の寝台急行「日南2号」9号車16番の上段の寝台に陣取る。
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昭和47年 柘植機関車駐泊所の賑わい
- Thu
- 00:00
- ∇鐵道ほとがら帖/昭和編 - ├昭和元年-昭和47年
前回からのつづき・・・
草津線経由で目的地である柘植(つげ)駅に到着


駅構内の様子 加太方面を望む


列車を待つハイキングの親子連れの後ろをD51がシュポシュポと通過していく・・・いつもどおり普段の風景

草津⇔柘植のサボが見受けられるので、それなりに客車列車の運用があったように思われるが、昭和47年10月改正後の時刻表を見ると草津1202発→柘植1255着の722レの上りの一本しか見当たらない。


因みに、手許のファジーコレクションでは、裏表で行き先を示しているものが一枚ある。


一方京都⇔柘植の定期運用は、上記のものより多く、一日2往復の運転があった。
したがってこのサボは、それらの列車が廃止になってから中古市で一般販売されたものだから、それほど古いものでも珍しいものでもなさそうだ。
さてさて、この駅は、関西本線と草津線との分岐駅にして、東に加太越えを控えてSLの往来豊かなパラダイスである。

奈良庫のD51は、すべて煙突には、烏帽子のような集煙装置を被り、背中のドームの後ろには重油タンクを備えており、その姿は秀麗というよりまさしく働く現役機関車の面構えであった。

そのような重装備のD51が前引き後押しして貨物列車を東へと運んでいく。
草津線経由で目的地である柘植(つげ)駅に到着


駅構内の様子 加太方面を望む


列車を待つハイキングの親子連れの後ろをD51がシュポシュポと通過していく・・・いつもどおり普段の風景

草津⇔柘植のサボが見受けられるので、それなりに客車列車の運用があったように思われるが、昭和47年10月改正後の時刻表を見ると草津1202発→柘植1255着の722レの上りの一本しか見当たらない。


因みに、手許のファジーコレクションでは、裏表で行き先を示しているものが一枚ある。


一方京都⇔柘植の定期運用は、上記のものより多く、一日2往復の運転があった。
したがってこのサボは、それらの列車が廃止になってから中古市で一般販売されたものだから、それほど古いものでも珍しいものでもなさそうだ。
さてさて、この駅は、関西本線と草津線との分岐駅にして、東に加太越えを控えてSLの往来豊かなパラダイスである。

奈良庫のD51は、すべて煙突には、烏帽子のような集煙装置を被り、背中のドームの後ろには重油タンクを備えており、その姿は秀麗というよりまさしく働く現役機関車の面構えであった。

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- ∇鐵道ほとがら帖/昭和編 - ├昭和元年-昭和47年
昭和47年11月23日臨時列車の汽車ポッポ南紀号が天王寺?紀伊田辺を走った。
天王寺?和歌山は電気機関車が牽引する。(たしかED60ではなかったかな?大して珍しいものではなかったので、写真はない・・・今となっては惜しいことをした。)
お供のカメラは、前回の柳生号と同じハーフサイズのオリンパスペンである。
旧型国電もここではまだまだ現役。スカ色の76系もオシャレでよかったね。
被写体の引きが足りないね。まだまだ、びびりながら窓から頭を出していたのだろう。
阪和線ですれ違った対向列車も今では懐かしい。田辺あたりの踏み切りも係員がいちいち遮断機を上げ下げする有人スタイル。昨今ではいつのまにか見なくなった。
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