阿倍野パトロールと明治屋

平成25年9月14日(土)中学生の娘が通う女学校の文化祭を見学に行った帰り、久しぶりに阿倍野界隈を歩いてみた。

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あべのベルタ北側から北方を望めば、ハルカスが聳えるとともに阿倍野筋の拡張工事がかなり進んでいるようだ。

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しかし、阿倍野筋の東側の大きなビルの前には、今でも古い建物が2棟がドンと居座ったままである。
セットバックして建てたビルもえらいが、居座る側もしぶといものだ。

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昭和50年代の大阪住吉大社夏祭

大阪の夏祭りの嚆矢は、勝鬘院の愛染まつりに始まり、シンガリは住吉大社の大祭に終わる。

これを「愛(あい)、住(すみ)ません。 」などと昔は言っていたらしい。

今は全く耳にしない俚言。文献に文字として残るのみである。


これは、昭和56年の7月31日大阪の夏祭りを締めくくる住吉大社大祭に訪れたときの様子

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天王寺からは上町線で住吉公園までやってくる。

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当時のモ151形(昭和2年製)は、こんなシンプルな南海グリーン塗装だった。

(注)阪堺電車に造詣の深いブロガーさんから、これは「タマノ井酢」の広告車輛である「すしのこ電車」であるとご指摘を受けました。そういえば、サイドに少し黄色いペイント(波型模様)が見えてますね。


もちろん冷房なんてないので、正面窓から強制送風による避暑あるのみ。

しかしながら、カナブンやてんとう虫がビシッ!と顔に当ることがあるので注意されたし。

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熊野街道の起点を歩く(11) 住吉大社~遠里小野

(前回からのつづき)

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住吉さんの東門から構内に入ると、すぐに楠木をご神体としてお祀りする楠珺社(なんくんしゃ)の前に出る。

この境内には楠木の巨木がとにかく多く、その下を歩むだけで楠木特有の樟脳の香りを感じることができ清清しい。

ここまで来たからには、先人同様ご本社に参詣せねば・・・と思って第一本宮に立ち寄ると、

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なんと修理中につき、神様はお留守とのこと。

仕方ないので、次の第二本宮に向かうと・・・

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ここも修理中で空き家である。

なんてことだ・・・ついに一番西側にある第三本宮までやってきた。

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まあ一度に三社分お参りできるので、便利といえば便利ではあるが・・・


ここで今までの旅の無事なるを感謝し、これからの道中の安寧を祈願するのは、平成人とて平安人と同じである。

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熊野街道の起点を歩く(10) 阿倍野元町~住吉大社

(前回からのづき)


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さらに旧街道の雰囲気をたたえる細い道を南下すると、晴明丘公園で経塚と表示した石碑を見つける。

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このあたりは、「小町塚」「播磨塚」など「塚」に由来する史跡が多い。

近世まで阿倍野は、大坂市中の死者を捨てに行くところと教えられていたので、そういった墳墓の多い土地なのだろう。

経塚といえば、お経を埋めた塚と思われるが、墳墓の一つかもしれない。

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興亞コンクリート工業株式会社とかすれた看板がかかる門柱の前にも熊野街道の石碑あり。
この界隈ではこの手の石碑に出会う回数が多い。

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ふたたび阪堺線とは、ここ「北畠」で合流する。

しかし、このパッチワークの路面なんとかならんかなぁ・・・。

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熊野街道の起点を歩く(9) 阿倍野橋~王子神社

しばらくズル休みをしていた「熊野街道の起点を歩く」シリーズの続編・・・お待っとうさん!

前回(8)は・・・こちら


今回は、阿部野橋から・・・

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JR天王寺駅前の阿部野橋から阪堺電車に沿ってあべの筋を南下する。
(正面中央は阪堺電車天王寺駅前駅)

あべの近鉄が超高層ビルに生まれ変わるための工事が進行中だが、その工事柵には、界隈にまつわる事象が「平成阿倍野絵巻」として描かれている。

この絵巻、大変な長さで建設中の建物をぐるりと取り囲んでいる。

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中にはきちんと、「熊野街道」の石碑もある。

一緒に描かれているのは、天王寺動物園のシマウマと大坂伝統野菜の天王寺かぶらだろう。

天王寺かぶらは、今では知る人は少ないが、江戸時代にその種が信州・野沢温泉に伝えられ、野沢菜の起源になったといわれるホマレの野菜なのだ!


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熊野街道の起点を歩く(8) 堀越町~阿倍野

前回からのつづき・・・


四天王寺の参道が谷町筋に合流するところに、この界隈に「堀越町」の町名を残す堀越神社がある。

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一生一度だけの願い事をきいていただける神様なので、めったなことはお願いできない。


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茶臼山の片隅にあり、余り目立たない神社であるが、こんもりとした鎮守の聖域を持っている癒しの空間である。

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桃の木を削ってつくった「桃守り」・・・イザナギ・イザナミの古来より桃は邪気を払うと伝えるので、素材として用いられているようだ。初穂料金壱千円也

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熊野街道の起点を歩く(7) 四天王寺

熊野街道の起点を歩く(6)からのつづき・・・


いよいよ四天王寺も間近に・・・

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勝山通りと谷町筋の交差点附近から四天王寺の参道が南に伸びている。

熊野詣の途中には必ず四天王寺に参詣しなければならないので、往時の旅人もこの道を進んだものと思われる。


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町名も四天王寺一丁目だ。大江小学校の正門脇の町名板である。


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そこから四天王寺の境内が望める。かなり年代モノの墓石が並んでいるようだ。

古い墓石ウオッチングも楽しいが、ここでは寄り道せずに先を急ごう。




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戌亥の方向にあるのが、乾門

第18代天台座主である元三慈恵大師をお祀りする「元三大師堂」と奥に大きな「英霊堂」が見える。

この英霊堂は、もともと当時世界一大きいとされた大梵鐘が吊り下げられ「大釣鐘堂」と呼ばれていたが、その大梵鐘は、昭和18年3月に通天閣の鉄材と時期をを同じくして供出されてしまった。

その縁により戦歿英霊をお祀りしているところだ。


大梵鐘が今あれば、如何ばかりか・・・後ほど述べる釣鐘まんじゅうとの兼合いもあり残念でならない。


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阿倍野界隈を散策

とある2月の土曜日昼下がりのことだった。

2時間ほど天王寺で時間をつぶす必要があったが、いい天気なのでそこらをブラブラとパトロールする。


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まずは、大阪環状線唯一の踏切である「一ツ家踏切」を表敬訪問する。

環状線は高架オンリーで踏切なんて絶対ないと思われ勝ちだが、さにあらず。


↑向こうの線路は関西本線のもの


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手前の線路が環状線のもの・・・ホレこのとおり環状線が踏切を通過している。


この踏み切りは、環状線の内回りだけが通過するというので、1箇所ならぬ0.5箇所ともいえるまさにレアな踏切である。

(外回りは上に見えている高架線を往く。)

しかし、関西線や阪和線?環状線の「くろしお」や関空快速などの列車は、ほんとひっきりなしに通過するので、開かずの踏切となっている。

従って待ちきれずに踏切内に立ち入って、人身事故になることも多いようだ。

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「二科展とドテ焼き」

11月10日土曜日

京都国立博物館(http://www.kyohaku.go.jp/jp/index_top.html)
で狩野永徳展をやっているので、ちょっと行ってみるかと思ってインターネットで混雑状況を検索すると・・・

    な な な 何と入場まで120分待ち・・・・と表示された。

こりゃあかん。

さらりと白旗揚げて転進ぢゃ!!


近場の天王寺の大阪市立美術館で開催中の二科展の招待券を貰っていたのでそれに出かけることにした。
(http://www.nika.or.jp/front_top/index.html)

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「四天王寺と生国魂(いくたま)神社 どちらが古い?」


地下鉄谷町線、四天王寺夕陽丘駅を出た地上に地域の案内板がある。



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信号待ちで眺めていたら、




               ←四天王寺




          生国魂神社→






「確かにどちらも名所だなあ。しかしどちらの歴史が古いのかなあ。

神社のほうが古そうだが、四天王寺も寺院の始祖鳥みたいなもので、こりゃなかなか手ごわいなあ。」




と考えてしまったら気になって少し調べた。


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「ヒトの檻(オリ)」

この休日に天王寺動物園に行くと、ヒトの檻があった。


   サル目 ヒト科

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「ゼブラバス」

昭和39年頃の大阪市バス これも緑木の車庫で公開していた。

懐かしいねえ。



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濃緑のボディに白線が入る。もっと昔のバスは更に曲線のデザインがあったと思う。

しかし、よく乗りました。




そしてまた、よく故障しました。




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「ここでねるな」


汐見橋線の終着駅「岸里玉出」から東に進むと天神社がある。

ほっとするような空間と鎮守の林が安らぎを与える。







カメラを構えると社守のノラが寄ってきた。

丁重なお出迎えを受けたあと、本殿の脇に回って見ると・・・




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☆天王寺動物園

    

先日の日曜日は、二人の子供と天王寺動物園に出かける。

もちろん母親から子育て業務を開放するという崇高な目的を実践するために・・・。

予想していたが、家族連れで大賑わい。
白くまとコアラを見たところから、急に気温が上昇したのか、子供たちはバテ気味に。

適当に切り上げて、新世界で串かつをつまむ。
私にとっては、こちらのほうが真の目的。

渇いたのどにビールが旨い。

☆稲荷の祠


きのうのつづき。

初辰さんの社の裏には稲荷の祠があった。ここで問題です。

「鳥居の両脇にいる動物はなあに?」と指差して子供たちに問えば、・・・。


カンガルー!!  カンガルー!!


二人ともそう答えました。

そういえば、このふくよかさは、カンガルーかもしれません。
稲荷社にはキツネという既製概念を持っていない子供たちに教えられました。

稲荷大神のお使いが黒いカンガルーで何が悪い!!

これもハッタッツァンのご利益かなあ。


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☆初辰さん

  
 
住吉大社の境内の東端に大きな老木の楠木がある。
それを祭っている社がある。楠珺社という。
通称は「初辰さん」

中に入ると裃をつけた招き猫があちこちで「おいでおいで」をしている。
右手を上げているのが商売繁盛。左手を上げているのは家内安全。
なにわの名所である。




大阪ことば事典(昭和54年講談社刊)から?

ハッタッツァン【初辰様】(名)
・・・この猫は、一名長者猫、または発達猫といわれる。
これは楠珺社が毎月初めの辰の日を縁日とするところから、初辰は「発達」に通じるとして、毎月初辰の日にお参りして、4年間に四十八猫を集めると必ず願望が成就するらしい。
「始終発達」に言い掛けたものである・・・特に色街衆に信仰厚かったとか・・・





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☆住吉大社

     

4歳と2歳の子供と阪堺電車に乗って住吉大社に行ってきた。

「母親を子育て業務から開放する」という重い使命を担う子守活動の一端。

大人でも渡るのが大変な太鼓橋は、小さな子供にはロッククライミングのような作業だ。
とくに下りは怖がる。
しかしこれが住吉さんの醍醐味。

境内では、花嫁行列に出くわした。
住吉さんでの挙式は大阪随一の格式になるなあ。なんて考えつつ眺めていた。

・・・・が、

なにか変だ。
後につき従う親族がおかしい。平服ではないか。それも若い連中ばかり。

いや騙された!!

住吉大社で挙式希望のカップルのためのデモンストレーションであった。
暦をみれば、4月23日(日)仏滅

☆天王寺動物園

     

 昨日の日曜日、暖かかったので、子供たちを連れて天王寺動物園に行きました。

考えるのはどの家庭も同じで、多くの家族連れで賑わっていました。カップルでデートというのも多いですね。

3時間ほど子供の言うままにあちこち見て回りましたが、

すれ違ったカップルの中で「天王寺動物園って思ったより広いなあ。」と言っているカップルが2組ありました。

こんな言葉、一日のデートの中で何回も言う言葉と違うので、いったいどれくらいのカップルがこの言葉を発しているのかと思うと不思議でなりません。
余り他の動物園に行ったことがないので、分りませんが・・・。

園内ではビール等アルコール売っていないのが不満です。いつも正門前の酒屋で買って入ります。

☆阪堺電車



この17日に住吉大社に行った際、撮った写真ができました。
銀塩ですが、同時プリントでCD-Rに焼いてもらいました。
さすがプロがスキャンしたものは違いますね。美しい!
アマチュアが自宅のフラットベットでネガからちまちまスキャンするのとは段違いですね。

写真は、住吉大社の太鼓橋から見た境内です。
ここがもうしばらくすると初詣の人々でごった返します。

鳥居の向こうに見える緑の車両は、阪堺電車の住吉鳥居前を走る昭和6年製の古豪です。
大阪近辺で吊り掛けモーターの音が楽しめるのはもうココだけになりました。

遠方に見える高架駅は南海本線住吉公園駅です。

☆住吉大社



本日は、直系卑属のひとりをつれて住吉大社に行ってきました。

もちろん天王寺から阪堺電車に乗って。幸いなことに昭和6年製の古豪に乗車することができました。吊り掛けモーターの響きに感慨ひとしおです。

お供はLEICA M2+SUMMICRON35mm(8枚玉)です。ブラックペイントのMRメーターを乗っけています。
まあ採りうる最高の組み合わせでしょう。

掃き清められた静かな住吉大社の境内では2組の新郎新婦が祝福を受けていました。
今年もなんとか無事に過ごせたことを感謝しつつ詣でました。もう少しで新年ですね。

お土産には、住吉名物の「さつま焼」です。

汽笛一聲・阿房列車

ファジー

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何カノキツカケガアレバ汽車ノ事ヲ一所懸命ニ記述シテヰル。子供ノ時ノ汽車に對スル憧憬ガ大人ニナツテモ年を取ツテモ抜ナイノデアラウ。


DSC01281切符


 阿房(あほう)と云ふのは、人の思わくに調子を合はせてさう云ふだけの話で、自分で勿論阿房だなどと考へてはゐない。
 
 用事が なければどこへも行つてはいけないと云ふわけはない。
 なんにも用事がないけれど、汽車に乘つて大阪へ行つて來やうと思ふ。   
    ・・・内田百閒「特別阿房列車」


        

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長崎の鴉・・長崎阿房列車

段段車窓が薄暗くなり、汽車が次第に濃ひ夕闇へ走り込んで行く時に聞く汽笛の響きは、鼻へ抜けたかさ掻きのやうな電氣機關車の聲よりも、蒸氣機關車の複音汽笛が旅情に相應しい。


          


  いつの間にか窓が眞暗になり、窓硝子に響く汽笛の音が、蒸氣機關車C62の複音に變つてゐる。


          
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