司馬遼太郎記念館

上本町からは、地階の奈良線で一本、河内小阪駅で下車して徒歩で向う。

小阪駅のホームには、早くも記念館の広告あり!
駅前の地図を見ると、何ともクネクネして一度見ただけでは憶えられない道順であるが・・・

アーケードにも大書してあるのでなんとか行けるのではないかと、ゆるゆると出発する。

アーケードを抜けて公民館のある三叉路を左に向う。(標識がちゃんとある。)
その後も曲がらなくてはならない箇所には標識があるので、見落としさえしなければ大丈夫のようだ。
この横の小阪公園には、氏の文学碑がある。

21世紀に生きる君たちへ 司馬遼太郎
君たちは、いつの時代でもそうであったように、自己を確立せねばならない。
― 自分に厳しく、相手にはやさしく。
という自己を。
そして、すなおでかしこい自己を。
21世紀においては、特にそのことが重要である。
21世紀にあっては、科学と技術がもっと発達するだろう。科学・技術が、こう水のように人間をのみこんでしまってはならない。川の水を正しく流すように、君たちのしっかりした自己が、科学と技術を支配し、よい方向へ持っていってほしいのである。
程なく司馬遼太郎記念館に到着。
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「2階建バス」
そんな日に限って東奔西走する。なぜだ?
淀屋橋・難波・布施・本町・西梅田とかけずり回った一日だった。
いつもは長い傘を持って出るのに今日に限って折りたたみ傘だ。
折りたたみ傘は畳んだときの取扱に苦慮する。
ビショビショのまま鞄に突っ込むわけにもいかないし、ぶらぶら持ち歩くのもあまりいい格好ではない。たぬきが通帳かトックリをぶら下げているようで・・・・。
そんななかで、目に留まったのが、近鉄布施駅構内のポスター。
近鉄バスの歴史展を近鉄本社でしているらしい。その宣伝ポスター。思わず立ち止まってしまった。
最近では珍しくもない2階建てバスだが、昭和37年には近鉄で製品化されていた事実。
(写真右上)
知らなかった・・・迂闊だった・・・こんな車両があっただなんて・・・
自分の無知を反省するとともに、勉強させてもらいました。
左上の昭和4年「大軌バス事業開業当時の春日奥山周遊線」というのも趣があっていいねえ。
しかし、春日奥山あたりは、当時も今も大して変わりないんだろうね。


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