岡山・真庭へのぶらり旅(その4)

前回からのつづき

平成27年9月6日(日) 美作三湯のひとつ湯原温泉で一泊した翌日は、雨の音で目覚めた。

夜中もよく降っていたようだ。

マラソンランナーのフクちゃんは、朝5時に起きて暗闇の中、8キロほど走ってきた。幸い雨には会わなかったらしい。

帰りのバス便を調べると・・・湯原温泉9:22のバスに乗らないと次便は13:06になってしまう。

よって6時半には起床して朝風呂を楽しんだ後は朝食タイム

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大飲した翌朝は、胃の腑に優しいシンプルな食材が嬉しいね。お粥もありがたい。

さきほど湯上りにビールを飲んだため、食卓にはビールはなし。

ホテルを立つ時、温泉でゆでた玉子をお土産にいただき車中の人に・・・

中国勝山には、10:00に到着 JRの津山行きまで40分あるので、勝山の城下町をぶらり散策

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古くは出雲街道の要衝として繁栄していた城下町・勝山。昔から鉱山経営で蓄財した藩である。

白壁や格子窓の古い町並みが残ることから、昭和60年に岡山県初となる「町並み保存地区」に指定された。

各建物の軒先にオリジナルの暖簾が掲げられることから「のれんのある風景」としても有名なところである。

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古い日本建築には、暖簾がぴったりだが・・・こんな洋風建築にもそれはあった。

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教会に暖簾?・・・なにやらミスマッチな感じもするが、クラシック建築なので、和洋折衷的な明治・大正期の建築を見ている気分である。

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こんな含蓄のある看板を掲げたタバコ屋さんもあった・・・灰になるまで判らないか!


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川岸の屋敷から河原に降りる石段のふもとまで水が来ている。

昨夜の雨は、旭川にも影響しているようだ・・・後ほど判るが、実はこれが我々の旅程にも影響することとなるのだ!

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岡山・真庭へのぶらり旅(その3)

(前回からのつづき)

湯原温泉のバス停に到着すると、ホテルの送迎バスが待っていた。

今日のお宿は、湯原温泉の一番奥まったところにあるホテル「八景

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川向に湯原温泉の名湯「砂湯」がある。

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通された客室からは、その砂湯が丸見え・・・入浴シーンが見放題というわけだ!

ここは混浴であるが、たまに女性の姿も見えるがほぼムームーのような湯浴衣を着用しての入浴

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入り口に「名泉砂湯」と彫られた石碑があるだけで、河原への坂道を下れば、即湯船・・・遮るものは何もない。

もちろん無料である。

われわれもタオル一枚で体験入浴 オープンな雰囲気になにやら解き放たれたような開放感が気持ちいい。

熊野川の川湯のような感じで、河原の砂地から温泉が湧いているものだ。


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砂湯を上がった後、浴衣に下駄履きで街中をぶらぶら・・・レトロな雰囲気の油屋旅館

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射的のお店もあったが、歓楽街といった雰囲気はない。

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夕刻の川霧が旅情をかきたてるねえ・・

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岡山・真庭へのぶらり旅(その2)

(前回からのつづき)

平成27年9月5日(土)今まで気にはなっていたが、場所柄なかなか訪問することが叶わなかったところに漸くやってきた。

明治40年築の遷喬尋常小学校である。

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辰野金吾設計の南海浜寺公園駅舎にも一脈通じるようなハーフチンバー様式のまことに瀟洒な木造建築である。

建築当時のご当地の林業盛んなバックボーンが偲ばれる堂々たる構造物で、今なお現存していることが奇跡のようでならない。

さらに、現実に自分自身の眼で見ること、接することができることが嬉しくてならない。

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館内には、平成11年の重要文化財指定書なるものもあった・・・こんな地模様の用紙が使われているのか!


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もらったパンフレットの表紙には、明治40年の開校式当時の写真がある・・・校庭部分は沼地だったようだ。

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生徒だけでなく、町中の人も一緒に写っている・・・当時の賑わいと住民たちの矜持が見る者の胸に迫ってくる写真である。

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岡山・真庭へのぶらり旅(その1)

毎年9月の第一土・日に実行している仲間内の不要不急旅が、今年も巡ってきた・・・今回は第20回目となる・・・

今回の目的地は、美作三湯の一つ「湯原温泉」である。

  ※昨年実施した第19回の竹原「マッサン」訪問の様子は、コチラ



平成27年9月5日(土)午前7時45分にJR大阪駅中央コンコース南側キヨスク前にて集合。

参加者は慣れたもので、皆さん5分前には集った。

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今回も往路は、「青春18切符」を利用する。

予定より1本前の下りの新快速に乗ったが、それが播州赤穂行きで、車内はすし詰め状態。

きっと18切符を利用して岡山方面に向かう乗客が多いと見える。

我々は姫路で乗り換え津山に向かうので、尼崎で下車し、一本後の新快速・姫路行きに乗り換えた。

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とりあえず、乗り換えの間に無事にスタートできたことを互いに祝う! 8:10

次の新快速は、先ほどの窮屈がウソのようなゆったりとした車内・・・座席にも座れ姫路着 9:18

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昼食には早いが、乗り換えの時間も30分ほどあるので、姫路名物のまねき食品「えきそば」を食す 360円

姫路を通るときには素通りし難い寄り道処である。


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姫新線のホームから姫路城が額縁つきで望める場所があった。今まで気づかなかったなあ・・・

姫新線の播磨新宮行きに乗車 9:46

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車輌は平成21年から運用が始まったキハ127系(キハ127-1005)

ほぼ座席は埋まったが、心配するほどの混雑ではなかった。

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おとなびパスひとり旅(温泉津~倉吉)

(前回からのつづき)

温泉津温泉の街中をパトロールした後、本日のお宿「輝雲荘」に戻る。

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この宿にも源泉掛け流しのお風呂がある。

これは「甍の湯」と呼ばれる半露天風呂 地元特産の福光石(淡青緑色)を敷いた石風呂
涼風がそよぐ中、壁のない2面から町並みの甍が望める。

大解放の露天風呂ではないところに楚々とした味わいがあってよろし・・・


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夕食は、昔ながらのスタイルである部屋食・・・仲居さんには、ひとり客で申し訳なかった!

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レンコ鯛・・・小ぶりの鯛で、ここの名物。塩焼きが美味

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地酒 “開春”・・・温泉津の浜にある若林酒造のもの。 地産地消のレアものに出会うのも旅の楽しみ。

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・・・ただ、一人では広すぎる部屋である。


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TVの天気予報・・・地元の天気予報を見るのも楽しみのひとつだ。

大阪・東京も併せて載せているところに島根の悲哀を感じる。



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夕食後、灯の点った町並みを散歩する。

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薬師湯入り口のステンドグラスも夜にならないと実力が発揮できない。

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たまに自動車の通行がある程度で、そぞろ歩きの当事客には一人も出会わなかった。

また、居酒屋はあったが、射的場などの遊技場は全くない静かな温泉街である。

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薬師湯・旧館の内部は、こんなギャラリーになっていたのだ・・・



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おとなびパスひとり旅(温泉津温泉・薬師湯)

・・・前回からのつづき

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平成27年7月10日 初訪問した島根の温泉津(ゆのつ)温泉は、レトロな温泉街だった。

メインストリートを囲む宿屋の建物も古き良きイメージ漂ういい感じのものである。

また道路も極めて狭隘で、普通自動車の対向が精一杯だ。送迎自動車の窓から見たときも、かなり狭く感じたものだった。

さもありなん。ここは、国の重要伝統的建造物群保存地区として選定されるほどの古風な温泉街なのだ。


また、この温泉地は、男はつらいよの第13回「寅次郎恋やつれ」の舞台となっている。左側の後楽さんは、寅さんが泊まったお宿

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この薬師湯に入ることが、今回の旅の主たる目的である。(この温泉がとにかく凄いのだ!)

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時刻が早かったせいか、貸しきり状態なので、脱衣所の撮影もできた。

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そのこだわりの温泉であるこの薬師湯は、日本温泉協会の天然温泉の審査で、山陰で唯一最高評価の「オール5」を受けた100%本物のかけ流し湯温泉である。

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ホマレの温泉利用証の拡大がコレ   

左下サイコロの目がオール5の満点なのだ!

ようするに専門家が認めた文句なしの最高評価の天然温泉・・・これを楽しまない訳にはいかない。

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このトロトロ感は中途半端なく・・・すごい!お湯の含有物が析出して鍾乳石のような独特の景色を作り出している。

塩化物泉であるが、濁りが強く湯船の底は見えない。そしてやや熱めのお湯は、肌にじんじんと響くような感じがする。

2~3分浸っては休むを3回ほど繰り替えるだけで、体中から汗が噴出す。

普通の温泉より濃度が3倍から10倍も高いといわれる源泉掛け流しだけのことはある。

入浴前に水を飲むこと、長時間の入浴は禁忌と番台のお姉ちゃんに教わったのも・・・むべなるかな。


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おとなびパスひとり旅(博多→温泉津)

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平成27年7月10日祇園山笠で賑わう博多での仕事をさらりと終えた。

通常であればこのまま帰阪するはずだが、今日はウイークエンドで明日は土曜日ときては、道草の宿痾が騒ぎ出す。

実は今回の博多行きが決定してからその模索は始まっていた。

それは、JR西日本が発売していた期間限定切符「おとなびパス」を見つけたからである。

6/10~7/17の期間限定の上、おとなび会員になる50歳以上という利用制限があるが、2万円のチケットだがJR西日本線の全線が3日間連続乗り放題で、しかも特急グリーン車が4回まで利用できるというしろものである。

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通常、大阪~博多の新幹線往復だけでも3万円は越えるご時世、この信じられないような大盤振る舞いに、自ずと鉄道ファンの血が騒ぐというものだ。

あれこれルートを考えたが、1日目は九州新幹線さくらのグリーン車を使って博多入り、2日目はまじめに仕事をした後、新山口までさくらのグリーンを使い、新山口から特急スーパーおきを利用して山口線を経て山陰・温泉津の温泉で骨休め。3日目は山陰線を進み、倉吉からスーパーはくとのグリーン車で大阪へ戻るという、大名旅行を企画した。

首尾よく事が運べばいいが、どこかで時間が狂えば、前途多難となる。そのときの第2、第3のルート選びも事前に設定するのも旅行計画の楽しみの一つ・・・1粒で3度美味しいというわけだ。

さてさて・・・

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東広島酒蔵めぐり(その4)

(前回からのつづき・・・)

平成26年9月7日(日)は、かんぽの宿竹原で目覚める。

午前4時に起きて、真っ暗の中周囲を10Kmほどジョギングしてきた仲間もいるが、その余は、暗闇の中田んぼのカエルの大合唱のような状態が一夜中続き、翌朝を迎えた。

寝覚めの温泉浴は頗るごちそうである。

しかる後湯上りのビールを飲みつつ、TVが映し出す錦織圭が全米テニスでの準決勝突破を報じるニュースに、一斉に驚嘆の声を上げた。

それはさておき、朝食はバイキングであったが、バッテラやちらし寿司も登場する豪華版。

あれこれと海の幸を堪能して宿屋を後にする。

本日の最初の訪問地は、昔の町並みを残す竹原である。

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この9月29日からスタートするNHKの連続テレビ小説「マッサン」の、主人公のモデルとなるニッカウヰスキーの創業者「竹鶴政孝」氏の生家がこの竹原にある。

すでに道の駅などでは過熱気味なアピールとなっている。 

町中千載一遇の好機を何とか物にして、町興しをしたいと考えているようだ。

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こちらは、本来の観光協会のポスターのようだ。

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その生家は、昔の風情が残る町並み保存地区の中ほどにあった。

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生家は、小笹屋を名乗る造り酒屋である。

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店舗の中は、昨日訪ねた西条同様の醸造元の風情が残っている。

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いまでも清酒「竹鶴」を製造販売している。

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しかしながら、その中には、すでにNHK「マッサン」の看板が設置されていた。

店内には、純米のカップ酒など魅力的なものが販売されていたが、お客が多く狭い店内が混雑しており、入手は断念する。

街中の別の店舗では、案内係を買って出ているオヤジさんも、「9月29日から始まるNHKの・・・」と声高にアピールしている。

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東広島酒蔵めぐり(その3)

(前回からの続き)

広島・西条の酒蔵めぐりも、時間の関係で、いよいよ最後となった。

最後の酒蔵は、いわずと知れた賀茂鶴酒造さんである。

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とにかく敷地が広く、短い時間だと全体像は杳として知れざる状態である。



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東広島酒蔵めぐり(その2)

前回からのつづき・・・

9月6日午後0時32分広島・西条駅に到着

とりあへず昼食することに・・・お店は「レストランくろんぼ」。

ランチがお得だというお店ながら、この名前は少し気になる。

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ひょっとしてこの名称を使っているお店は、全国唯一かもと思って調べてみると、レストランではちらほら見受けられるようだ。

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ガッツリ系で有名な老舗らしいが、早速お勧めのビーフカツランチとSランチ(メンチカツとチキンカツとポークソテー)を2人前づつ注文する。
それぞれ@\1,000- これを4人で取分けするのだ。

多すぎはしないかと心配したが、健啖家の我々には苦もない作業で、ビール2本も食前酒代わりであった。




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腹ごしらえがすむと、酒蔵めぐりが始まる。

まずは、近くの白牡丹酒造さんへ

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入口のいた案内役の広島大生の弁だと、広島の常用酒の90パーセントは白牡丹らしい。

道理で車窓から見る酒屋の看板に白牡丹の文字が多かった訳だ。

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その広大生に、「広島大学といえば、昔の広島高等師範学校やったね・・・そもそも高等師範学校というものは・・・」などと声をかけるとキョトンとされてしまったので、二の句が告げなかった。いわゆるオヤジ発言だったのだろうか・・・?

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ここは300年以上の歴史をもつ酒蔵。夏目漱石や棟方志巧など文化人や芸術家に愛された酒として有名である。


つぎは、西條鶴醸造さん

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創業以来の名水「天保井水」で酒を譲している。
手造りにこだわった酒造りで、モンド・セレクション金賞・大金賞を連続受賞。

仕込み水をいただきました。

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東広島酒蔵めぐり(その1)

仲間で毎年1回1泊旅行を続けているが、これも19回目となった。

この旅行の掟は、「1泊以上すること。できるだけ鉄道を利用すること。総費用は一人当たり35,000円程度とすること。各地の名所・名物を堪能すること。酒代はケチらないこと。」である。

よく飽きもせず続いているものだと当事者ながら感心する。

今回は、東広島の西條で酒蔵めぐりをするとともに、この秋には脚光を浴びることになるであろう竹原にも立ち寄りたいと企画した。

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平成26年9月6日(土)早暁、大阪駅より旅立つ

広島といえば、先日の可部地方の土砂災害がまだまだ生々しい話題であるが、西條地方は大雨の被害はないようだ。

今回も往復「青春18切符」を利用する。

大阪から姫路まではもちろん新快速である。しかし姫路以西、相生での乗り換えで、乗客が列車に我先に駆け込む様子にはついていけないので、ここでは相生・岡山だけは新幹線を利用する。

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18切符の途中に新幹線を利用するのは禁忌かもしれないが、素晴らしく時間短縮が図られるのと、車窓からの風景も殺風景な区間であり、さきほどの大人の事情もある。

もちろんこの区間は、乗車券・特急券の合計額2,110円は、別払いである。

相生では、混雑する岡山方面の列車を横目に、閑散とした新幹線ホームへ。9:43ほどなくひかり495号が到着

岡山までは僅か15分の新幹線旅である。

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乗車した700系のデッキには、こんなステッカーが・・・新幹線も50年であれば、それより古参の小生の体もポンコツにならずによく持っているものだと一人感じ入る。


10:10岡山からは再び在来線に戻り、三原行きの普通列車に陣取る。117系のサンライナー車両である。

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相生・岡山を飛び道具を使ったためか、この時刻だと関西からの18切符利用者の姿はまだなく、比較的のんびりとした車内風景となっている。

小生以外は、これがかつては東海道線の新快速車両であったことには気づいていないようだ。

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それはともかく・・・岡山までは缶ビールで辛抱していたが、ここから、いつもの芋焼酎「蘭」を開栓する。

大阪で購入した袋入りの氷が半分ほど融けていて、そのまま水割りセットができて便利なりなり♪

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瀬戸内の大小の島影が車窓から見える頃には、呑み尽くした感があった。

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1時間半ほどの焼酎タイムが終わりを告げると、11:39糸崎に到着

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広い南側構内は、黄色の電車ばかりが屯している。

往時には山陽・呉線の大型蒸気機関車の憩う大機関区があったが、今となっては、その面影すらないのが残念至極なり。

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鳥取・境港のレトロな町並み拝見

水木しげるロードの見学を終えて、昼食は「いろは寿司」に向かう

観光地のメイン道路を外れると、色濃く昭和が残っている。

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こんなパチンコ屋さんの看板とかが現役なのが嬉しい。

この看板の右奥がそのパチンコ屋さんだが、ケバい幟が立ち並び電子音が飛び交う都会のそれと余りにもちがうので思わず営業中なのか覗いてみたくらいだった。


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ここいろは寿司は、境港で昭和10年から営業している最も古いお店にして、境港に上がるネタしか使わないという頑固一徹な店というので訪ねてみた。

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境港を散策・水木しげるロード

皆生温泉で一泊した翌朝は、快晴となった。

昨夜は窓を開けていると寒いほどだったが、どうやら日中は暑くなりそうだ。


8時15分にはホテルを出発し、バスでJR米子駅に行く。

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9時03分 改札内を見れば、東京からの寝台特急「サンライズ出雲」が到着したようだ。

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一般の列車とは配色と窓配置が異なるので、一目でそれと分かる。


DF50が牽引する20系寝台の寝台特急「出雲」もこんなふうに入線していたのだろうか・・・・と思ってみても詮無きことだ。


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境線の0番線は・・・霊番線に通じる   霊界への入口か


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米子・皆生温泉をぶらぶらと・・・

(前回からのつづき)

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皆生(かいけ)温泉は、明治になってから海中より温泉が湧いているのが発見され、大正期に本格的な温泉街になったとあるので、福井の「あわら温泉」と同じく新しい温泉といえる。


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海鮮丼の昼食をすませた後は、皆生温泉街を歩くが、なんとも閉鎖したホテルが目に付く。

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かなり客足が遠のいているようだ。

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このホテルは営業しているのだろうか?

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最近の不景気のあおりか、なにか構造的なものが原因なのかは知らないが、土曜の午後にしては、そぞろ歩きの観光客も少ないし、行き交う観光バスもほとんど目にせず、寂しい限りである。

温泉街にあるソープランド地区だけは、真昼間から入口に客引きが立って呼び込みをしていたが・・・。

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鳥取・米子へGO・・・

いつもの仲間と毎年1回一泊旅行を楽しんでいるが、今年もその時がめぐってきた。

数えれば14回目にあたる。

去年は、奈良交通の八木・新宮線特急に乗って「秘湯・十津川源泉掛け流し温泉三昧」の旅だった。

今年は、鳥取米子の皆生(かいけ)温泉に泊まって翌日は境港を見学するというコース

座長は仲間内で輪番制にして、毎回一泊二日三食・酒類込みで3万5000円以内という枠組みを墨守したケチケチ旅行なのでさてさてどうなることか・・・お楽しみに






9月5日(土)大阪駅には朝7時00分に集合。

仕事でこの時刻は辛いが、遊びとなるとメンバー誰一人遅刻することなく定刻までにさらりと集う。

米子には岡山まで新幹線で行き、伯備線を北上する方法が順当だが、時間に余裕のある我々は、智頭急行経由の特急「スーパーはくと1号」を利用する。

それも大阪からより三宮から乗ったほうが、特急券が安価であるので、大阪からは快速で三宮まで向かう。もちろん昼特切符を使用しこの区間でも汽車賃の軽減を図る。

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三宮発7時57分のスーパーはくと1号に乗車するも、ガラガラの状態。

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土曜日の午前中でこんな感じだとウィークディは推して知るべし。

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グリーン車もこんな具合だ。


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車中では早速酒盛りが始まる。

朝早くから芋焼酎では周囲への臭いも気になるので、ここはひとつ缶ビール「秋味」と麦焼酎「香吟のささやき」で優しく乾杯!


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いつもの倉敷

開発か保存かに揺れる福山・鞆の浦の視察を終えて、午後3時頃には倉敷に到着。

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最近のDLは、DE10ばかりになって面白くないね。


北口に回ると、閉園となったチボリが昔のままの状態で残っている。

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門が閉ざされただけで建物などに変化は見られないが、大きな棄景である。

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駅北口のロータリーも閑散としている。

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山陽路に遊ぶ?鞆の浦訪問

二月としてはかなり暖かい日となった2月14日(土)の事だった。

ライカ先生のお誘いで、恒例となった倉敷で新酒「荒走り」を飲む会に参加すべく山陽路に向かう。

夕方に倉敷に行けばいいので、それまで近くの福山・鞆の浦に寄ってこようと思う。

鞆の浦は、映画「崖の上のポニョ」の構想を練った場所と言われているのと、大規模開発の是か否で裁判沙汰になっている場所でもあるので、一度この目でこの足で確めたい気持ちもあり、初めて彼の地を訪れる次第であ?る。

百先生とは違い、仕事ではないので大阪からはゆっくりと在来線を新快速で姫路に向かう。


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姫路駅では、播但線のラッピング電車に出会う。

銀の馬車道」・・・何のことだろう?

播但線の生野は銀山で有名なのはわかるが、馬車道がピンと来ない。


調べてみると、銀の馬車道とは、「生野銀山道」「鉱山寮馬車道」とも呼ばれる生野―姫路間約49キロの馬車専用道を示すらしい。

1876(明治9)年完成させた馬車専用道は、フランス人技師の指揮の下、明治新政府が旧街道を大改修したもので、本邦最初の高速道路と言われるものである。
1895年の播但鉄道開通で役割を譲るまで、日本の近代化と地域の発展に貢献した。との事である。

今ではその大半が国道や県道に変わったが、一部にまだ面影が残るので、官民挙げて観光誘致合戦を繰り広げているらしい。

・・・ヘェ。


2007年8月に姫路駅を訪問したときは、播但線はまだ地上ホームにあったが、今では山陽線とともに高架化されている。


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特急「はまかぜ」のキハ181を使って臨時特急「かにカニはまかぜ号」が運行されていた。

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姫路発8時58分

ここで列車の方向が転換されるので、車内の乗客が一斉に座席を回転させる。

毎度の風景ながら、見ず知らずの者同士が文句も言わず協調して同じ作業をこなすのは、何度見ても不思議な光景ではある。

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袋町小学校平和資料館

先日仕事で広島に行ったとき、移動中のタクシーの車窓からなにやら古そうな施設があるので気になった。


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「平和資料館」という文字が見えたので、後で訪れてみようと思った。

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「クラシックな総社の街中を散策」

吉備津から、キハ471002に乗って、次は総社を訪れた。

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ひとつ手前の東総社で降りる。

ワンマンカーなので、一番前から降りなくては・・・。
ICOCAを使うときは、ここで精算するのではなく、駅の改札機を利用する。
だれも見ていないけど大丈夫かなあ。


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土地の人に聞くと、もともと伯備線より旧中国鉄道の吉備線のほうが早くできたらしく、東総社が町の中心らしい。

その後伯備線ができて「総社駅」といっている駅は、そのときは、「西総社」と呼んでいたらしい。


その東総社は、もちろん無人駅だが、その駅前にはなんやら趣き深き建物あり・・・


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「吉備津神社と急行つやま」

倉敷の居酒屋「新粋」で森田酒造の荒走り「万年雪」を痛飲する会が今年も巡ってきた。

現地17時くらいにスタートというのがアバウトでいい。

土曜日の午前中の診療をすっぽかす訳には行かないメンバーは、夕方に倉敷にやってくるが、そうでない者は、いろいろなアクセスでやってくる。 私は、岡山から吉備津にいって桃太郎伝説の吉備津神社に立ち寄った後、総社の街中をぷらぷらしてから倉敷に行こうとおもう。 DSC08745-1.jpg DSC08744-1.jpg

この角度から見ると、ヘンテコな先頭車に見えるね。

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「平成19年8月 八雲立つ・・・」

一昨日、山陰・出雲に出張する。

とにかく用事を済ませることが第一義なので、往きは、飛行機を利用。

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「雨の呉を散策・・・広島出張(3)」

広島駅から呉線に乗って呉駅に向かう。


車両は103系。
近頃大阪では見なくなったなあと思っていたらこんなところにいたのか!!
しかしまあ、あまり乗り映え?しない車両ではある。

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「倉敷の街をプラプラ」

備中高梁から伯備線で倉敷に出る。

倉敷の街はもう何度も来ているが、今日は天気もいいし、プラプラするのにとても気持ちいい。美観地区の人出も多そうだ。


(ライカIIIg+沈胴ズミクロン50mm 1/250:f8)

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「備中高梁に行ってきました(2)」

お城を後にして、城下町の武家屋敷を見学。

玄関には、中間がお出向かえ。

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「備中高梁に行ってきました(1)」

同窓の大先輩であるライカ先生のお誘いで、倉敷の新粋で一杯やろうということになり、
先日の土曜日に出かける。(倉敷で一杯飲むためにわざわざ大阪から新幹線に乗って日帰りするのが面白い。)

天気は上々だし、夕方に倉敷集合なので、それまでに今まで行った事のなかった伯備線の備中高梁に寄り道する。


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汽笛一聲・阿房列車

ファジー

Author:ファジー



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何カノキツカケガアレバ汽車ノ事ヲ一所懸命ニ記述シテヰル。子供ノ時ノ汽車に對スル憧憬ガ大人ニナツテモ年を取ツテモ抜ナイノデアラウ。


DSC01281切符


 阿房(あほう)と云ふのは、人の思わくに調子を合はせてさう云ふだけの話で、自分で勿論阿房だなどと考へてはゐない。
 
 用事が なければどこへも行つてはいけないと云ふわけはない。
 なんにも用事がないけれど、汽車に乘つて大阪へ行つて來やうと思ふ。   
    ・・・内田百閒「特別阿房列車」


        

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などなど つまり往時を偲ぶ古色蒼然としたものが大好き。

・・・それとお酒
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洋酒と泡盛は、古酒ほどよろし・・・。   

 

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長崎の鴉・・長崎阿房列車

段段車窓が薄暗くなり、汽車が次第に濃ひ夕闇へ走り込んで行く時に聞く汽笛の響きは、鼻へ抜けたかさ掻きのやうな電氣機關車の聲よりも、蒸氣機關車の複音汽笛が旅情に相應しい。


          


  いつの間にか窓が眞暗になり、窓硝子に響く汽笛の音が、蒸氣機關車C62の複音に變つてゐる。


          
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