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京阪・ファミリーレールフェア2010寸描

前回のつづき・・・


平成22年10月17日 京阪電鉄の寝屋川車庫の一般公開日“ファミリーレールフェア2010”に出向いたのは“びわこ号”に会いたかったためだが、それ以外の様子は・・・

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京阪の歴史を内部に展示してあるミュージアム・トレイン。

内部をゆっくり見学したかったが、物凄い行列なので諦めた。



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京阪・寝屋川車庫に“びわこ号”を求めて・・・

平成22年10月17日 京阪電鉄の寝屋川車庫では、一般公開日“ファミリーレールフェア2010”を迎えた。

まだ一度も訪れたことがなかったので、今回初めて訪問することに。

お目当ては、京阪電鉄の社宝ともいうべき伝説の“びわこ号”である。

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当日は、天気にも恵まれ、京橋で串カツとビールの昼食を済ませてさっそく寝屋川に向った。

京橋駅では、右端の長?いエスカレータで一気にホームへ昇る。


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車中から寝屋川車庫の賑わい振りが見て取れる。すでに多くの見学者が訪れているようだ。


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改札口には「ファミリーレールフェア」の案内が貼り付けてある。


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道端にあるこのゲージュツ的な色合いの工事用シートに驚きながら会場へと向った。

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旧山陰本線の路線を辿る“嵯峨野トロッコ列車”で京都へ

前回のつづき・・・

10月11日亀岡・湯の花温泉で遊んだ後は、送迎バスでトロッコ亀岡まで送ってもらう。

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同駅から山陰本線の旧線を利用した“嵯峨野トロッコ列車”を利用して嵯峨野に戻ることにする。

1時間に1本のダイヤなので、少し時間に余裕があり、駅前の売店で時間調整。

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アンジェニューは35mmのほかにスタイルのよい90mmも持ってきたので、ここらで活躍してもらう。


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この川に架かる鉄橋は、京都鉄道時代のものだろうか・・・名板はペンキの塗り重ねで詳細は判読できなかったが、煉瓦と石積みの橋脚の上で風格を帯びた佇まいをしている。


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ところで、この亀岡牛ステーキドロップスというものは一体何だ?

家人に問うとTV番組で紹介していたとか・・・さて、どんな味がするものか?


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神戸電鉄の旅 粟生・鈴蘭台・有馬温泉

前回のつづき・・・


粟生駅に戻る。

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跨線橋がそのままなので、跨線橋の上から定点撮影

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(昭和57年4月の粟生駅構内) 28年前と比べて、変わったような変わっていないような不思議な感覚だ。


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AO・・・なんだかオフィス英語のようだが、ローマ字書きでは、日本で最短の駅名なり!

TSUより短い。


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13時9分発の新開地行きに乗車


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同時刻発のJR加古川線・谷川行きが数分早く入線してきた。わずか1輌編成というのが侘しいね。

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X線駅名板in北条鉄道

平成22年4月にアップした「昭和57年4月加古川3支線を訪ねて」の記事の中で、粟生駅のX線駅名板(現在の駅名板の下に昔の文字等が浮き出て見えいてるものを勝手にそのように呼称している)をご紹介したところ・・・

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読者のお一人である“とある北条線の利用者”さんから「北条鉄道に転換された現在も、法華口・播磨下里・長の各駅には、X線駅名板が現役で残っています。」とコメントをいただいた。

このコメントがずっと気になっていて、機会があれば行きたいな。と考えていた。

しかし、思っているだけではなかな機会というものは、やってこないもので、これは自分から行動を起こさないとダメだな。と気付いた。

そこで、遅めの夏休みをとった9月22日(水)を利用して、重い腰を上げた。

   よいしょ!

JRで加古川から北上すると昔と一緒なので、今回は、ちょっとラインを変えて、神戸電鉄で粟生に向うことにした。

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まずは、梅田から阪急で新開地に向う。もちろん阪神電車でもかまわないのだが、阪急の神戸線はあまり利用しないので、今回利用した。



さらりと新開地到着。

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ここは、これらの改札内店舗群もなんとなく、昭和40年代の色香を感じる空間となっている。


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改札外にも、かなり昭和の空気を色濃く留めた地下街が広がっているので、途中下車してちょっとパトロール。



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明知鉄道・明智駅からの帰路

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日本大正村をぷらぷらと見学した後、明知鉄道・明智駅に戻る。

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明智駅の出札口・・・昔ながらの窓口が今でも使われているのが何とも嬉しい。


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出札とともに入鋏してしまうのはちょっと惜しいが・・・。

なんと名古屋までの連絡切符も発売していた。もちろん硬券なり。



そこでちょっと感じるシーンに出くわした。

ある小学生が切符を買ったところ、「普通の切符より小さくなっている」と不満そうに駅員に告げている。

駅員は、笑いながら「子供用の切符は右端の斜めの線をハサミでチョキンと切るんだよ。その短くなった切符が子供用の証拠なんだ。」

昔の切符は、国鉄も含めそう取り扱っていたが、最近の小学生は知る由もなかろうて・・・。


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またこの駅では、使用済みの硬券を一枚20円で販売している。これは珍しい試みといえよう。

5枚ほど買い求める。

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“明智から極楽行き”なんてちょっとえ~感じ♪

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近鉄創業百周年記念~近鉄100年のあゆみ展

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9月16日から21日まで上本町近鉄百貨店で“近鉄100年のあゆみ展”をやっていると聞いていたので、9月18日(土)に覗いてみた。入場料は無料。

これは、今年で近鉄の前身である奈良軌道?が創業してからちょうど100年になることを記念して催された展示会である。

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こうして沿革図をみると実に多くの中小鉄道が吸収合併されていったことが分かる。


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それぞれの社章もいろいろなデザインがあり眺めているだけでも面白い。

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パネルで、各時代をまとめて説明されているのは読み易いのだが、多くのお客が押し寄せゆっくり読まれないのが残念。

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奈良駅の地上駅時代から地下駅に移行する途中の写真

油阪方面から東を向いて撮影されているが、これは貴重なワンカットだ!

そのほか、各駅の懐かしい姿がパネルとなっている。

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昭和30年の布施駅


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極めてクラシックな奈良駅(昭和43年)

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炭坑節発祥の地・田川石炭記念公園訪問

田川伊田駅の改札口から駅の反対側に出ると、小高い丘があり、そこは田川石炭記念公園となっていた。

そこで最初に見つけたもの・・・炭坑節発祥の地

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正調・炭坑節

香春岳から 見下ろせば 伊田の立坑が 真正面
12時下がりの サマちゃんが ケージにもたれて 思案顔 サノヨイヨイ

ひとやま ふたやま みやま越え 奥に咲いたる 八重つばき
なんぼ色よく 咲いたとて サマちゃんが 通わにゃ 仇の花 サノヨイヨイ

月が出た出た 月が出た 三井炭坑の 上に出た
あんまり煙突が 高いので さぞやお月さん 煙たかろ サノヨイヨイ

格子窓から 月がさす サマちゃんの寝顔の 愛らしさ
はずした枕を すけさしょか 思案なかばに 明けの鐘 サノヨイヨイ



音源は、コチラ

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これは、三井田川鉱業所伊田竪坑のシンボルともいうべき大煙突の「二本煙突

高さ45.45メートル

明治41年にドイツの煉瓦を用いてつくられた第一煙突と第ニ煙突。

これは、蒸気動力であった竪坑捲揚機の動力用に燃やした石炭排煙用としてつくられ、当時はボイラーが12基もあったため、常に石炭が焚かれ、日夜の区別なく常に黒煙を吹き上げていた。

また昭和26年竪坑捲揚機の動力が電気に変わってからは、病院や炭住の風呂用として利用していたが、昭和39年3月三井田川炭鉱の閉山と共にその使命を終えた。


炭坑節については、一部の出版物や歌詞カードに誤記(“三井炭坑の上に出た”とすべきところを“三池炭坑の上に出た”とした)があったことから、福岡県大牟田市の三井三池炭鉱(1997年3月30日閉山)で生まれたという誤解が広がった。また、伊田と後藤寺との間でどちらの炭坑節が元祖かという論争も過熱した。この論争は、伊田が元祖だということで一応は決着がついている。

その決着のポイントは、歌詞中の高い煙突が登場することであり、それがこの大煙突(二本煙突)に他ならないということにあった。

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これが大煙突に通じるボイラーで作られた蒸気機関によって動かせれていた第1竪坑櫓。

高さ約23mで、イギリス様式のバックステイ形の鉄製により明治42年完成した。

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櫓に取り付けられていた捲揚機により人や炭車を載せて坑内を上下した二段式「ケージ」。エレベータのカゴに該当するもの。

前記の炭坑節にも登場する。


(注)文化庁が平成19年、世界遺産国内暫定リストに登載した「九州・山口の近代化産業遺産群」には、この旧三井田川鉱業所伊田坑第一、第二煙突(通称・二本煙突)と竪坑櫓が含まれている。


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炭坑員の住んでいた炭鉱住宅も復元されている。

この中には、「伊吹重蔵」という表札が掛かっている家があるらしい♪

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晩年の炭住生活は、土門拳の“筑豊のこどもたち”によりリアリティに語られているので、ここでは割愛。

(同写真集は、写真好き以外の人にも是非一度は見てもらいたい昭和の名作である。)


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おお、ようやくキューロクに出遭えた。59684の門デフ付ときている♪

筑豊の立役者に会えたのは嬉しいのだが、ナンバープレートがペチモンなのが悲しい。

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ここにも構内電車が展示してあった。先ほど立ち寄った直方の石炭記念館のものに比べ状態は遥かによさそうだ。

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明治から昭和への長きに渡りわが国の基幹産業を支えた炭坑の遺跡を感慨深く見学したあとは、田川伊田駅に戻る。

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平成筑豊鉄道(直方→田川伊田)

8月26日の午後、直方の石炭記念館を見学した後、平成筑豊鉄道で田川伊田に向う。

“平成筑豊鉄道”は、平成2年より九州旅客鉄道(JR九州)から継承した旧国鉄特定地方交通線の伊田線・糸田線・田川線の各線を営業しているほか、平成21年4月からは、北九州市からの委託で同市門司区において門司港レトロ観光線(愛称:やまぎんレトロライン)として、トロッコ列車を特定目的鉄道として運行している。

これから乗車する路線は、“平成伊田線”といい、昔の国鉄伊田線である。

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JRの直方駅から少し南に行った大跨線橋の下が入口だ。

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約30分に1本の割合での運転となるローカル私鉄だが、旧国鉄の田川線も“平成田川線”と称して引き受けている。

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しかし7月14日の大雨で“源じいの森”の前後の路線が不通となっていて、行橋行きは運行されず、油須原までの折り返し運転となっている。

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復旧までには、随分かかるようで第三セクターにとっては、辛いところだろう。

同じ時刻表を作るのなら、同じサイズのものにしてほしかったなあ?(外様モノのツイート)

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36年ぶりに訪れた、懐かしの筑豊本線直方駅

8月26日のつづき・・・

筑豊電鉄の“筑豊直方駅”からJRの“直方駅”を目指すが駅に近づくと、「昔の賑わい」の残り香が漂ってくる。

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「すさき」のアーケード商店街を通りぬけて来たが、シャッター通りと化していた。

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駅前の通りを振り返ると、朽ちたアーケードに商店街のやる気のなさが伝わってくるようだ。炭鉱があった頃は、どれだけ賑やかだったのだろうか・・・と考えてしまう。

駅前の再開発事業らしいが、JRバスターミナルもこれから解体がなされようとしている。

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昔はあちこちに向けて、つばめマークを付けた国鉄バスが出発して行ったのだろうが、現在では手前のコンテナの待合で用が足りるようだ。

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西鉄バス乗り場も駅の南側にあるが、こちらもいい「時代」が付いている。

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筑豊電鉄(黒崎駅前→筑豊直方)

8月26日のつづき・・・

小倉から12:14発の鹿児島本線大牟田行き快速4343列車に乗車し、12:30黒崎駅で下車。

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黒崎駅は、橋上駅である。

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ここで、九州専用のICカード“SUGOCA”なるものを発見・・・スゴカぁ!

Suicaとは、相互利用できるようだが、ICOCAはまだ利用できないようだ・・・残念!



そのまま筑豊電鉄に乗車できると思っていたが、一致ペデストリアンに出てから登ったり下ったりしなければならない。ちょっと不便なり。

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しかし、この案内板を兼ねた時刻表の表示は、なぜ斜めなんだろう・・・ちょっと無理がありそうな・・・強引に貼り付けたような感じがしてならない・・・こういうのが筑豊気質というのだろうか・・・スゴカぁ!



始発駅の黒崎駅前は、1階のバスセンターの隅っこにある。

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改札などなく、バスが発着するのと同様の感覚で電車が往来しているようだ。

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北九州・小倉からパトロール

8月26日(水)小倉での仕事が入ったので、新大阪8時02分発のひかりレイルスターで向かう。

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もう直ぐこの案内板も変わるだろうと思って記念に一枚♪

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北九州モノレール小倉線が突っ込むJR小倉駅ターミナルビルは、驚くほどゆったりとした空間設計となっている。

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阪堺電鉄 第12回 “路面電車まつり” アラカルト

前回からのつづき・・・

平成22年6月6日(日) 第12回 阪堺電鉄“路面電車まつり”での光景を拾ってみる。

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入口附近では、鉄道模型が子どもたちには大人気。

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目の前にある1/1の車輌より、1/150のNゲージや1/80のHOゲージの車輌のほうがお気に入りのようだ。

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Nゲージの天王寺駅前風景・・・すでに昭和の都電色にカラーリングされたモ502が入線しているところは、芸の細かいところだ♪


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こちらは、HOゲージで小生にとって鉄道模型といえばこのサイズ。思わず見入ってしまう。

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かなりマニアチックな取り揃えである。

都電色のモ502のほかに南海色の都電7500も用意されているようで、用意周到♪

しかし実際は、都電7500は、アルミ窓枠には塗装されずに窓枠の外側のボディに茶色の枠を描いているようなので、ちょっと実物とのズレがあるようだ。

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昭和の都電カラーをまとった阪堺電鉄モ502

・・・6月6日(日)のつづき

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阪堺電鉄の我孫子車庫の中は、親子連れや鉄道ファンのほか、一般写真愛好家と地元住民が加わり大賑わいを呈していた。

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電車と男の子との年齢の差は、どれほどだろうか?


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第12回“路面電車まつり”の先導役?ビリケン号(モ162)



平成22年6月6日(日)阪堺電車の“路面電車まつり”が我孫子車庫で催されると聞いていたので、子どもを連れて参加する。

また、天王寺駅前と恵美須町から臨時列車が運転されるらしく、撮影スペースがゆったりしている恵美須町に出向いた。

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出発30分も前だというのに、熱心なファンが多く集まっていた。

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このモ504も、1970年代の復刻塗装に綺麗に塗り替えられているが、車歴は50年を越え、古豪の仲間入りだ。


待つことしばし・・・クラシックな南海色をまとった昭和3年製のモ162が2番線に入線してきた。

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車歴80年を超えるこの車輛、日本一古い現役車輌であり貴重な存在となっている。

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帰りもやっぱり・・・かにカニはまかぜ

平成22年3月14日(日) 前回からのつづき・・・城崎からの帰路

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帰りも同じ列車「かにカニはまかぜ」を選択する。

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電車特急「北近畿」を利用し、福知山経由でさらりと帰ってもいいのだが、この際ディーゼル特急である181系の重厚なエンジン音を飽きるほど味わっておきたいと思い、再び15時49分発の臨時特急「かにカニはまかぜ」の車中の人となる。

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城崎でカニと外湯を楽しむ

平成22年3月14日(日)のつづき・・・

湯の町城崎は、日曜日のお昼時の駅前は多客で賑わっていた。

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向った昼食処は、ほぼ旅館街の中心にある「一の湯」前の王橋のたもとで、柳並木の大谿川(おおたにがわ)沿いにある「小林屋」さん。

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古い構えの落ち着いた老舗旅館である。

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なんとも懐かしい階段部分・・・昔はこんな感じがモダンな感じだったのだが・・・。

木造の廊下は隅々までピカピカに磨き上げられてとても気持ちがいい。

ここで働く人たちの建物に対する愛情を感じる。

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カニかにエキスプレスで城崎へ

3月も半ばとなり、「今シーズンは何故かカニにご縁がなかったなあ」と思うと、無性にカニが食べたくなった。

ちょうどJR西日本が企画した日帰りパック「かにカニ日帰りスキスプレス」のパンフレットを見ると、キハ181形の臨時特急「かにカニはまかぜ」に乗車して城崎でカニを食す企画があった。

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おお、これならカニも味わえるとともに、消え行くキハ181を堪能することも出来る。おまけに少し早いが子供たちには春休みの旅行として認識させることもできる。

思ったが吉日、早速電話で、大阪⇔城崎温泉の往復特急指定席券+昼食(かにコース料理)+外湯券=12,500円(大人ひとり)のリーズナブルなコースを申し込む。


・・・ということで、3月14日(日)家族4人で出かけることとなった。


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こういう旅行なら、早起きもへっちらなのだ。

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汽笛一聲・阿房列車

Fuzzy Studio

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何カノキツカケガアレバ汽車ノ事ヲ一所懸命ニ記述シテヰル。子供ノ時ノ汽車に對スル憧憬ガ大人ニナツテモ年を取ツテモ抜ナイノデアラウ。


DSC01281切符


 阿房(あほう)と云ふのは、人の思わくに調子を合はせてさう云ふだけの話で、自分で勿論阿房だなどと考へてはゐない。
 
 用事が なければどこへも行つてはいけないと云ふわけはない。
 なんにも用事がないけれど、汽車に乘つて大阪へ行つて來やうと思ふ。   
    ・・・内田百閒「特別阿房列車」


        

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長崎の鴉・・長崎阿房列車

段段車窓が薄暗くなり、汽車が次第に濃ひ夕闇へ走り込んで行く時に聞く汽笛の響きは、鼻へ抜けたかさ掻きのやうな電氣機關車の聲よりも、蒸氣機關車の複音汽笛が旅情に相應しい。


          


  いつの間にか窓が眞暗になり、窓硝子に響く汽笛の音が、蒸氣機關車C62の複音に變つてゐる。


          
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