☆ロバート・キャパ

第二次世界大戦で名を馳せた報道写真家のロバート・キャパが1941年以降に撮影したというカラーフィルムが最近発見された。
そのカラー写真の展示会が神戸大丸で開催しているので、最終日の前日である11日(日)に出かけた。
当時のコダクロームは色彩の減退がほとんど無いので、今でも昨日撮ってきたような新鮮な色合い。
カメラは、CONTAXだからピントもいいね。
写真を見つめていると先の大戦の連合国側に紛れ込んだような錯覚を覚える。
(入り口のポスターは船上で信号を送る連合軍兵士とヘミングウエイ親子)
また1949年に日本を初訪問したときの京都・大阪・天理の風景もあり、だれか知人はいないかなと思って見つめた。
それら60年前の日本の都市のカラー写真を見ると街の中がほぼモノトーン、色彩があっても中間色で穏やかなものであることに気が付く。
逆に現在の街中はいかにビビッドでサイケデリックな色調の洪水であるかが判った。
有意義な休日なりなり。


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