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昭和51年 スイッチバックの駅 和歌山線・北宇智 

関西で唯一のスイッチバック駅であった和歌山線北宇智駅が、そのスイッチバック方式を廃止したのが、平成19年3月13日だった。

きっと廃止直前には多数のマニアがやってきては、喧騒の後、潮が引くように去っていったと思われるが、30年前のこの駅の様子がモノクロネガではあるが残っていた。

最近の北宇智駅しかご存じない人にとっては、これもまた歴史の一事象となろうと、ここに掲載する次第である。






昭和51年11月23日生憎の天気であったが、仲間と和歌山線の北宇智駅を目指して出発する。

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王寺駅にいたキハ1138・・・この当時でも数少なくなってきた機種である。


天王寺から王寺までは関西線を利用し、ここから10時15分発の和歌山行き(右下)に乗り換えた。

19761123和歌山線・北宇智ほか445-1

この当時このあたりにはまだまだ荷物列車が数多く運用されていたので、マニ60を牽引するDE10の姿もしばしば見られた。


高田・御所と徐々に高度を高くしていき、近鉄の乗り換え駅吉野口を過ぎれば、20‰の勾配を下っていく。

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昭和52年夏YMCA受験生村への往き帰り

今は昔・・・


昭和52年の夏休み、通っていた大学予備校のYMCAが夏季受験生村という合宿形式の集中講義を開催するというので申し込みをなしたところ、どういう訳かその参加を認められたため、勇躍単身にて妙高高原に乗り込んだ。

総勢120名のうちほとんどが浪人生で構成されていた合宿であるが、小生を含む10人だけが高3の現役生として参加したのだった。

参加して得たものは、「浪人生、恐るに足らず!」の思いと、浪人すると国立大学が一期校と二期校との区別がなくなりそれぞれの大学を受験する機会を失うとともに、共通一次試験という訳の分からない試験がスタートするので、「何としても来年現役で合格せねば!」という危機感であった。


まあ、合宿の内容についてはそれなりに有意義なものでありましたが、苦しい受験勉強が続く中でもそれはそれで、やはりその往復の道中にナニガシかの楽しみが潜んでいるものだ。

 ただ、漫遊旅行ではないので、大きなNikon Fを肩から提げて行くわけにはいかず、家にあった110カメラをそっとボストンバッグに忍ばせた。


・・・しかしこれが失敗だった。

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(上:35mmフイルム 下:110フイルム)

35mmフイルムよりかなり小さいサイズである上に、カメラ自体もメーカーが真剣に取組んでいるとは思えないようなチープな構造だったので、満足な写りが少ないのが残念なところである。

しかし、今となっては当時を偲ぶヨスガとなればと、小さなネガのスキャンもすごくやり辛く難儀したが、敢えてアップする次第である。





昭和52年8月8日 特急北越2号で大阪から直江津へ向けて出発した。


この一人旅の行程の中でどうしてもやりたかったことがひとつあった。


     「食堂車でひとり静かにビールを飲むこと」だった。


北越2号では、食堂車開始の車内アナウンスがあるや否や、待ってましたとばかり自席を立って食堂車に向かった。

ハンバーグ定食とビール大瓶1本を注文したが、ウエイトレスから「未成年じゃないの」とのお咎めは全くなかった。

ガラガラの食堂車でグラスにゆっくりビールを注ぎながら眺める青々とした北陸の山並みは、今となっては忘れられない景色のひとつになっている。



(可愛いもので、当時はこれで足元がふらついたものだった。)


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高岡駅のオハユニ6112(北越2号の車窓より)


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糸魚川の煉瓦造りの車庫で休むキハユニ26

この伝統の煉瓦造りの車庫も北陸新幹線の敷地内にあるため、近々取壊されるとか・・・残念無念!

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今年の古典寫眞機同好會は・・・

8月の土曜日、ライカ先生のクリニックで恒例となった「古典寫眞機同好會」があった。

なんだかんだといいながら、もう8回目となっている。


去年のお題は、ハッセル祭りだったが、今年は“蛇腹の写真機”。

ジャバラなら大小問わずかなりの台数を所持しているので、持参するカメラの選択に苦慮する。

またジャバラカメラといっても数多くなると随分重くなるので、持ち歩ける程度の台数にしなければ・・・。


ライカ先生のクリニックで早速カメラ談義が始まる・・・ベルギーの白ビールであるヒューガルデン・ホワイトをグビグビやりながら。

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小生が持参したカメラは、左から・・・

1950年 コンテッサ35(独ツアイン・イコン)・・・戦後の最も美しいジャバラカメラとして

1924年 ルックスピコレット(独コンテッサ・ネッテル)・・・手許にある最も華奢なジャバラカメラとして

1936年 コダック・バンタム・スペシャル(米イーストマン・コダック)・・・戦前の最も美しいジャバラカメラとして

因みに、コダック・バンタム・スペシャルは、著名工業デザイナーのワルター・ドゥイン・テーグが手がけたバンタム版カメラの最高級機種で、アルミダイキャスト製黒エナメル塗ボディに9本の銀線を磨きだした流麗なスタイルを持ち、当時流行のアールデコ調を感じる気品あるものとなっていて、21世紀の現在においてもそのデザインは遜色がない。

もう一台は、中判のジャバラカメラ





1935年 パテント・エッツイ(独 カメラウエルクステーテン)・・・ジャバラの機能をとても上手に使い一番コンパクトになるカメラの代表として



畳み込むと、こんなにコンパクトに収納される。

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京阪電車・宇治駅の巧妙な意匠

先日、久しぶりに宇治に出かけた。

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宇治橋からの眺めは、夏の暑さをひと時忘れさせて余りあるものだ。

この橋の途中に一箇所ある張り出し部分は、秀吉の茶会の時にはここから宇治川の水がくみ上げられたという「三の間」である。

欄干の中央には、水桶の綱を通したものであろうか、ひとつの吊環が取り付けてあるのが見える。



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JR奈良線が宇治橋と並行して宇治川を渡っているが、この線路と京阪電車の交差部分が建築的に巧みに処理されているのが興味深い。

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昔の京阪宇治駅は、この横断歩道を渡ったところスグにあった。

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こんな寄棟造平家建の宇治らしい風情の駅舎であった・・・入線しているのは、流線型の1000系だろうか


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従って、このあたりは宇治駅のホームになっていた場所である。

そしてホームの先の中書島寄りのところに国鉄の線路が跨っていた。



昭和57年6月当時の宇治駅・・・ホーム北端の三室戸駅側に国鉄の高架線路が見える。

(「25年前の京都近郊の鉄道事情」より再掲)



昔の駅舎およびホームのあった部分のほぼすべてが、現在では広い車溜りとなっていて、駅構内はJRの線路の向こう側に後退して、島式ホームが高架で設置されている。

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姫路から津山への経路についての一考察

8月初旬、仕事で兵庫県の姫路と岡山県の津山に行くことがあったが、図らずも大いに考えさせられる行程となった。


姫路までは大阪から新快速で向かう。そこであっさりと仕事をこなした後は、姫新線で津山に向かった。


時間が少しあったので、元あった姫路駅の地上部分を取壊中の様子を見学する。

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今では駅ビルと意味不明な跨線橋が残るのみだが・・・

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奥には高架駅として完全に完成しているので、その手前のプラットホームがあった広大な土地が更地となれば、駅前広場としての大いなる利用が期待できる。


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この駅ビルもいつまであるものか。

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高架駅となった姫路駅の中央改札は従来の部分から随分南側になっている。

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まあ、ここまでは本日の想定内の行動である。

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終戦の日特集・・・戦後最初の六法全書(臨時版)

8月15日の終戦記念日がまたやってきた。

・・・こういう日はいつも不思議な感覚にとらわれるのだ。


それは・・・


小生が生まれるほんの14年前まで、日本は世界中を相手に「戦争」というものをしていたという事実を再認識してしまうという事。


広島・長崎に原爆が落とされたものほんの14年前の出来事であり、度重なる空襲で大阪市内のほとんどが焼け野原になったのも、オギャアと産み落とされるほんの14年前の事だった。


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昭和20年6月1日 米軍機からの空爆により炎上する大阪港周辺(現:海遊館・サントリーミュージアム附近)

このあたりの空襲は、焼夷弾ではなく爆弾だったので、徹底的に破壊され、焦土と化した。

生まれるほんの14年前に、伯父は応召ののち昭和20年1月北支で戦死し、父は縁故疎開として親元を離れ、岡山・矢掛町でガリガリに痩せながら少国民を務めていた。母はまだ幼かったので両親と一緒にはいたが、明石市内で芋のツルばかりを齧っていた。


今から遡ること14年前といえば平成7年、阪神淡路大震災の発生した年だった。あの日のことは忘れようにも忘れ得ない。

そう思うと14年間なんてほんと昨日のような感覚なのだ。






戦後64年・・・平和が当然と思われて「平和ボケ」などと揶揄されている現在・・・第二次世界大戦の終結とともに今までの呪縛が解けたような喜びと戸惑いを現代に伝えてくれる書物が手許にある。


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昭和22年3月に岩波書店から戦後はじめて刊行された「六法全書臨時版私法篇」である。


今の六法に比べ厚さは僅か10mmと極めて薄く、少々頼りなげなものであるが、その前書きを読むと、その小さな六法全書に対する編集者である末川博博士の喜びと惑いがひしひしと感じられ、滋味深い佳書となっている。


当時といえば、日本国憲法が前年の昭和21年11月3日に公布され、施行日である昭和22年5月3日を間近に控えた時であり、滝川事件で京都帝国大学を去った末川博博士は、大阪商科大学教授を経て昭和21年に立命館大学の学長の座に就いていた頃である。

六法-1

次にその前書きを掲載する。

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0系新幹線のビュッフェを見学

先月の日曜日、久しぶりに息子と弁天町の交通科学博物館に出かける。

入場料は、大人400円、小人100円と安価で一日中遊べるし、戸外は33度まで上昇したが館内は涼しく避暑としても最適な場所である。

本日の催し物を見てみると、土日に行われている「ミュージアム探検ツアー」が特別夏バージョンというので、参加してみた。


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ここにある4両の0系新幹線車輌は、一昨年、日本機械学会から「機械遺産第11号」として認定された。


過日「鉄道の日特別バージョン」で0系新幹線のグリーン車に搭乗することができたが、今回は嬉しいことに、0系新幹線のビュッフェ車輌が見学できるらしい。


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ビュッフェ車内に立ち入ることはもちろん初めてなのでワクワクものである。


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最初はビュッフェ部分を素通りし、併設された普通座席で説明を受ける。

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非リクライニングの椅子ではあるが、当時としては人間工学を考えて作られたものであるとか、夢の超特急といわれた所以など・・・

次にビュッフェ部分に移り説明を受ける。

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昭和55年 釧路~苫小牧 北海道一周お気楽旅行(その8)

昭和55年8月1日北海道旅行の最終日

当初、日勝峠を経て苫小牧まで直行する予定であったが、同乗者が是非襟裳岬を見たいというので足を伸ばすこととなった。

釧路出発7時44分 快晴

帯広までは延々と伸びる直線コース。並行する根室本線には時たまDD51牽引の列車が通る。

帯広から広尾線を南下し、噂の幸福・愛国駅に立ち寄る。

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愛国駅はオモチャのような駅である。まわりは土産屋が軒を連ね、観光客の多いことを知らしめている。

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「愛国から幸福ゆき」・・・この切符よく流行った。


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これは、以前の青切符時代のもの




広尾線・愛国駅・・・昭和62年2月2日広尾線廃止とともに廃駅


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昭和55年 留辺蘂~釧路 北海道一周お気楽旅行(その7)

昭和55年7月30日 北海道旅行も早1週間を経過する。

本日は道東の内陸部を走る。 網走8時3分出発 

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女満別駅

ここにも石北線の合理化粉砕の立看板あり。


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北海道で特急車両を見たのは、これが最初で最後となった。



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昭和55年 稚内~網走 北海道一周お気楽旅行(その6)

前回の記事・・・北海道一周お気楽旅行(その5)からのつづき




昭和55年7月28日快晴


今日は、自動車は使わず、船で利尻・礼文に渡りさいはての地を観光した。

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“水都号アクアmini”で大阪橋めぐり(後編)

(前回からのつづき)


東横掘川の水門を経て、“水都号アクアmini”は引き続き南下する。

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平野橋は、昭和10年製の上路ランガー桁アーチ橋という構造で、世界的にも珍しいものらしい。


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大正15年製のコンクリートアーチ橋である大手橋も美しいシルエットである。

この大手橋は、もとの名を思案橋(しあんばし)という。

豊臣秀吉が、五奉行の一人増田長盛に橋を名づけるように命じた時、なかなか決まらず思案したことから付けられたという。

事の真偽は定かではないが、伝統ある橋梁である。


上に阪神高速があるのが鬱陶しく感じるが、この青天井の小舟にとっては雨天とカンカン照りの下では安らぎの空間となっている。

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本町橋は、大阪市内では現役最古のもので、東横掘川では、高麗橋・農人橋とならぶ公儀橋となっている。

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大正2年製の三径間の2ヒンジアーチ橋で、下部は広くなっていて橋脚には石柱を模した飾りが付く重厚ないでたちの橋梁である。

整然と並んだリベットがことのほか美しい・・・古典機関車や戦前の客車・電車をつい思い起こさせる。


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こういうアングルで見上げられるのは、天井のない小型船ならでは。


(注)2枚目・3枚目の写真を見ると前方の運河が少し左に曲がっているのがわかる。

これを「本町の曲がり」といい、秀吉が開削のとき、その場所にあった浄国寺を避けたためそうなった。

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(大正13年大阪市パノラマ地図)

  ところがここで川が曲がっているため水流が増して渦が生じ、昔は入水自殺者が多発する所だったらしい。

  もちろんガタロ(河童)も棲んでいる恐ろしい曲り淵だったそうな。(「饅頭こわい」など上方落語にも登場する名所である)



  また現在では、上部の阪神高速道路も環状線と東大阪線のジャンクション部分が同様にS字型にカーヴを描いていて、本家そのままに「本町の曲がり」を形成している。

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“水都号アクアmini”で大阪橋めぐり(前編)

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7月19日(土) 水上バスに乗って大阪都心の橋めぐりを楽しんだ。


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大阪城ホールに近い大阪城港から、天井のない小型船“水都号アクアmini”に乗船する。

片道約40分のプチ船旅・・・大人1000円 小人500円と乗船料もリーズナブルなものになっている。

第二寝屋川から大川へ、そして東横堀川に入って、道頓堀川を経て、行き先は、湊町にある湊町リバープレイスである。

僅か6Km足らずの行程だが、下をくぐる橋の数は、京阪の鉄橋も入れれば、なんと31もある!

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大きな観光船も良いが、橋の下の構造をよく観察するにはこちらの方が良い。

まもなく天神祭りだというのに一向に梅雨明けしない冴えない天気の土曜日だが、雨さえ降らなければ気持ちよいクルーズである。

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さあ、出航だ!!

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汽笛一聲・阿房列車

ファジー

Author : Fuzzy




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何カノキツカケガアレバ汽車ノ事ヲ一所懸命ニ記述シテヰル。子供ノ時ノ汽車に對スル憧憬ガ大人ニナツテモ年を取ツテモ抜ナイノデアラウ。


DSC01281切符


 阿房(あほう)と云ふのは、人の思わくに調子を合はせてさう云ふだけの話で、自分で勿論阿房だなどと考へてはゐない。
 
 用事が なければどこへも行つてはいけないと云ふわけはない。
 なんにも用事がないけれど、汽車に乘つて大阪へ行つて來やうと思ふ。   
    ・・・内田百閒「特別阿房列車」


        

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古いLeicaやRolleiなどの寫眞機と・・・ IMG_0399.jpg

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汽車ポッポや・・・ 1973-11-3叡電149

昔の電車と・・・
鴨東線061

由緒ある建物と・・・ DSC08821-1.jpg

古本・奇書や・・・
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いにしへの文書・・・ DSC06596.jpg

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などなど つまり往時を偲ぶ古色蒼然としたものが大好き。

・・・それとお酒
VIMG0013.jpg

洋酒と泡盛は、古酒ほどよろし・・・   

 

ご注意

記事のタイトルに「 」がついているものは、so-netブログから移設した2006.11.1~2008.3.31の過去記事です。

また、記事のタイトルに☆がついているものは、mixiから移設した2005.12.15~2006.12.16の過去記事です。

記事・画像の無断転載、無断ダウンロードはご遠慮ください。

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長崎の鴉・・長崎阿房列車

段段車窓が薄暗くなり、汽車が次第に濃ひ夕闇へ走り込んで行く時に聞く汽笛の響きは、鼻へ抜けたかさ掻きのやうな電氣機關車の聲よりも、蒸氣機關車の複音汽笛が旅情に相應しい。


          


  いつの間にか窓が眞暗になり、窓硝子に響く汽笛の音が、蒸氣機關車C62の複音に變つてゐる。


          
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