京阪電車・宇治駅の巧妙な意匠
先日、久しぶりに宇治に出かけた。

宇治橋からの眺めは、夏の暑さをひと時忘れさせて余りあるものだ。
この橋の途中に一箇所ある張り出し部分は、秀吉の茶会の時にはここから宇治川の水がくみ上げられたという「三の間」である。
欄干の中央には、水桶の綱を通したものであろうか、ひとつの吊環が取り付けてあるのが見える。

JR奈良線が宇治橋と並行して宇治川を渡っているが、この線路と京阪電車の交差部分が建築的に巧みに処理されているのが興味深い。

昔の京阪宇治駅は、この横断歩道を渡ったところスグにあった。

こんな寄棟造平家建の宇治らしい風情の駅舎であった・・・入線しているのは、流線型の1000系だろうか

従って、このあたりは宇治駅のホームになっていた場所である。
そしてホームの先の中書島寄りのところに国鉄の線路が跨っていた。

昭和57年6月当時の宇治駅・・・ホーム北端の三室戸駅側に国鉄の高架線路が見える。
(「25年前の京都近郊の鉄道事情」より再掲)
昔の駅舎およびホームのあった部分のほぼすべてが、現在では広い車溜りとなっていて、駅構内はJRの線路の向こう側に後退して、島式ホームが高架で設置されている。

宇治橋からの眺めは、夏の暑さをひと時忘れさせて余りあるものだ。
この橋の途中に一箇所ある張り出し部分は、秀吉の茶会の時にはここから宇治川の水がくみ上げられたという「三の間」である。
欄干の中央には、水桶の綱を通したものであろうか、ひとつの吊環が取り付けてあるのが見える。

JR奈良線が宇治橋と並行して宇治川を渡っているが、この線路と京阪電車の交差部分が建築的に巧みに処理されているのが興味深い。

昔の京阪宇治駅は、この横断歩道を渡ったところスグにあった。

こんな寄棟造平家建の宇治らしい風情の駅舎であった・・・入線しているのは、流線型の1000系だろうか

従って、このあたりは宇治駅のホームになっていた場所である。
そしてホームの先の中書島寄りのところに国鉄の線路が跨っていた。

昭和57年6月当時の宇治駅・・・ホーム北端の三室戸駅側に国鉄の高架線路が見える。
(「25年前の京都近郊の鉄道事情」より再掲)
昔の駅舎およびホームのあった部分のほぼすべてが、現在では広い車溜りとなっていて、駅構内はJRの線路の向こう側に後退して、島式ホームが高架で設置されている。
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