謹告 Blog“阿房列車ビクトリアル”休刊のお知らせ

平素より、拙ブログ“阿房列車ビクトリアル”をご愛読賜りまことにありがとうこざいます。


さて、弊ブログは、ふり返り見ますれば平成17年12月から5年間に亙り、ほぼ2.2日に1件のペースで総数820件の記事を掲載して参りました。

これも記事アップする毎に、アクセスいただいたご訪問者様、日々貴重なご意見・温かい応援の数々をいただいた読者の皆様のお蔭と衷心よりお礼申し上げます。

しかし、甚だプライベートな理由ではございますが、平成23年1月から職場環境が大きく変貌するため「片手間」にブログの記事更新をすることが頗る困難になりました。

そこで誠に勝手ながら本ブログを暫く休刊いたしたくここに謹んでお知らせする次第でございます。

         relay_20101205224935.jpg



ブログ記事は、撮り溜めた「昭和時代の鉄道写真」のネガをコツコツとスキャンして掲載を続けてきましたが、ようやく昭和62年4月のJR誕生まで参りました。


その後も・・・


白昼夢のようなオリエント急行の来阪・・・

ワゴン・リ113-1


今は埋め立てられてしまい、路線も変更された桜島線・北港運河の可動橋・・・

19750824阪和線516-1


地上駅時代の天下茶屋駅・・・

天下茶屋115-1


終焉を迎えようとしている大阪臨港貨物線の様子・・・

臨港線・市岡116-1


去り行く京福電鉄叡山線の古豪の姿・・・

叡電・ナデ117-1


阪神淡路大震災によって秀麗な尖塔が倒壊し、往年の姿なく取壊しが進む阪急三ノ宮駅・・・

阪急・三宮駅118-1


ウメ地下名物“壁新聞”とか・・・

梅田・壁新聞119-1


こんな珍妙な昔の寫眞機“LeicaIII+Nickel HEKTOR2.8cmf6.3+Black SUOOQ”などの話とか・・・

R0022532-1.jpg


etc・・・ご紹介すべき「ネタ」はまだまだ数多く手許に取り揃えてはいますが、本業との「ケジメ」としてその更新をしばしお休みとさせていただきます。


何卒読者各位のご理解をお願い申し上げます。


なお「片手間」に記事更新できるようになれば、本ブログを再開する予定ですので、そのときには倍旧のご訪問をお願いいたします。





   平成22年 大つごもり

   “阿房列車ビクトリアル”主宰 ファジー 敬白


   1976福知山線・別府鉄道676-3

   筆者近影:阿房列車の展望車デッキにて

   1976.7.22 別府鉄道ハフ7






(追白)平成23年1月以降は、fuzzy_studioとしてのTwitterに於けるツヰートを一日単位で纏めて掲載していくつもりです。

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昭和62年4月1日新会社JR発足

昭和62年4月1日紆余曲折を経て、日本国有鉄道の民営化として新会社JR6社が発足した。

19870217米原075-1

ちょうどその日の朝、ラッキーなことに新幹線出張の日だったので、乗る列車の時刻より随分はやく新大阪駅に向かい、東京発の1番列車を待ち構えた。

新大阪駅の在来線からの乗り換えコンコースには☆JR西日本・東海・・・本日スタート☆の電光掲示の文字が躍る!


19870401JR発足078-1

デモ列車“ひかり1号”博多行きが新大阪駅に到着したが、100系新幹線のトンガリ鼻に“よろしくJR”のベタシールが貼ってあるだけだった。

これが0系のダンゴ鼻であればもう少し美しいのでは・・・と思ったのは小生だけだっただろうか?

19870401JR発足078-2

それでも、ホーム上の乗客の受けは上々の様子だ。

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昭和58年大阪世界帆船まつり(夜)

前回のつづき・・・世界からやって来た帆船の夜の風情


19831023大阪帆船まつり157-1

桜島埠頭に繋留する左:日本丸、右:海王丸

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外国船が繋留しているため、夜間は、岸壁への立ち入りは厳しく禁止されている。

従って桜島埠頭から対岸の帆船を狙ってみたが、こちらから撮影している人はほとんどいなかった。

天保山岸壁に繋留する帆船群:左から、クォウテモック(メキシコ)、サグレス(ポルトガル)、ダルモジェジィ(ポーランド)、エスメラルダ(チリ)

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昭和58年大阪世界帆船まつり(昼)

昭和58年10月23日(日)大阪湾において、世界から10隻の帆船が集まり大々的な帆船パレードが行われた。

この年は、大阪城築城400年を記念して、世界帆船まつりをはじめ、大阪城博覧会、御堂筋パレード、食博覧会などのイベントが数多く開催された。華やかな一年であった。


当日は早朝から上空に飛来するヘリコプターの轟音がやかましく、いつもの静かな天保山とは様相を異にしていた。

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天保山周辺は、極めて多くの市民が押し寄せているため、多少遠いが安治川内港の弁天埠頭突堤から望遠レンズでその様子を捉えた。

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(2010.11.14撮影)
現在ではこの風景のど真ん中に阪神高速湾岸線の天保山大橋が横たわっている。

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クォウテモック(メキシコ)の着岸の様子

19831023大阪帆船まつり148-1

船首を180度向きを変えたのち、タグボートに助けられ天保山岸壁に着岸した。

19831023大阪帆船まつり149-1

19831023大阪帆船まつり150-1

その後、午後になってから天保山エリアに向って撮影を行った。



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昭和61年11月1日福知山線複線電化開業出発式

大阪・新三田間の複線工事と、大阪・城崎間の電化工事を進めていた国鉄がその工事をついに完成させ、昭和61年11月1日大阪駅1番線で「福知山線複線電化開業」と題して、L特急“北近畿”の出発式が盛大に行われた。

19861101福知山線電化開業093-1

19861101福知山線電化開業095-1

特急の先頭部分は大変な人出だったが、式典を後ろからながめるこの場所は、さほどでもなく小生のような一般人でも立ち入ることが許されていた。

19861101福知山線電化開業094-1


19861101福知山線電化開業092-1

午前8時ちょうど、1番列車として特急“北近畿1号”が出発した。


・・・福知山線が便利になったが、その反面、鉄道ファンとして面白みを失った朝だった。


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雪の城崎・西村屋城崎グランドホテルにて

昭和61年2月志賀直哉のように怪我をしたわけではないが、カニが美味い時期なので、城崎温泉に湯治にでかけた。

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(明治44年の鉄道地図)  「八鹿」を「やをか」とする興味深い表記も見受けられる。


志賀直哉が訪れた大正2年では、すでに福知山?和田山が開通しているので、山陰線経由で向かったことだろう。

われわれは、このときは姫路経由の特急“はまかぜ”を利用したように記憶している。


泊まった旅館は、温泉街の一番奥にある“西村屋城崎グランドホテル”(現:西村屋ホテル招月庭)である。

ここは、繁華街から遠く離れて近くに見るべきものはないなあ。と思っていたらホテルの非常階段から「絶景」が見えたのだ。

19860200城崎041-1

上り特急“あさしお14号”


こうなるとどうもいけない!

部屋に備え置きの時刻表をチェックして、許す限り撮影を試みた。

19860200城崎042-1

上り福知山行き普通526列車

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昭和60年 旧友と越中・信濃に遊ぶ

昭和60年9月14日大学の友達たちと2泊3日の旅行に出かける。
金沢・富山をめぐり、黒四ルートで長野入りして中央線で帰ってくるというコース。

途中立ち寄る都市で頑張っている同級生を呼び出して、旧友を温めるとともにご当地の案内をしてもらうという作戦である。


19850914富山・長野旅行181-1

これは、出発の朝、大阪駅11番線の西端のホームに電留線があり、そこに留置されていたEF58150

19850914富山・長野旅行181-2

プレートにある「インポート・エキスプレス・大阪」とは、梅田コンテナヤード跡で催されていた、個人輸入推進の展示会のようなものではなかったと記憶しているが、まったく興味がなかったので出向くことはなかった。

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金沢駅の風景・・・下り特急“雷鳥13号”

高架を目前にして広い構内のレールが剥がされ、寂しい光景となっていた。奥のほうには43系客車の姿も見える。

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昭和58年はじめての大井川鉄道

昭和58年10月17日東京の帰り、はじめて大井川鉄道に立ち寄った。

東海道線金谷駅から千頭(せんず)に向かう。

19831017大井川鉄道126-1

金谷駅・大井川鉄道線


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大井川鉄道線の終着駅・千頭駅構内


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B6が好きでここで出会えたことに喜びを感じていたが、この車両はこの後ホマレの運命を辿ることとなる。

「昭和51年静態保存に切り替え、千頭駅や金谷駅構内で展示・保存されていたが、平成4年産業考古学会より産業遺産として認められた。そして翌平成5年日本工業大学技術博物館において動態保存されることとなった。」

jyouk_15.jpg(同大学ホームページより)

【略歴】

明治24年 イギリス・ダブス社で製造され、日本鉄道が輸入

昭和 3年 西濃鉄道に移籍

昭和45年 廃車。大井川鉄道が譲渡を受け、日本のSLの動態保存の先駆けとして千頭-川根両国駅間を運転

昭和51年 静態保存に切り替え、千頭駅や金谷駅構内で展示・保存

平成 4年 産業考古学会より産業遺産として認められる

平成 5年 学校法人日本工業大学・技術博物館で動態保存


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千頭駅は、昭和30年代風の地方ターミナル駅の雰囲気を色濃く残していて好感が持てる。

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建設中の天保山大橋

前回「港大橋」の建設中の写真をご紹介したが、もうひとつの大きな橋梁の建設中の姿をご覧いただこう。

大阪・港区と此花区を結ぶ天保山大橋である。


天保山大橋(てんぽうざんおおはし)は、安治川の河口に架かる斜張橋。大阪市港区築港と同市此花区桜島とを結んでおり、阪神高速5号湾岸線の一部となっている。

完成は平成2年。


198706天保山大橋107-1

昭和62年4月撮影


R0022360-1.jpg

平成22年11月撮影



昭和62年4月 場所をかえて、天保山突堤から同橋梁の様子を眺めてみる。

198706天保山大橋108-1

此花区側橋脚・・・橋脚の奥には、日立造船の工場群が望めるが、いまではすっかりUSJの景色となっている。


水面に浮かぶは、高松行き高速艇・ジェットラインである。

瀬戸大橋・明石大橋の開通により、大阪?高松航路は、2000年に廃止された。

198706天保山大橋109-1

港区側橋脚・・・天保山ハーバービレッジなどは未だなかった頃で、三菱倉庫が立並ぶだけの寂しい波止場だった。


天保山大橋・工事中-1

上記2枚を繋いでみたらこんな具合になった。

この橋ができたのが昨日のように感じられるが、もう20年も経ってしまったか・・・。


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建設中の大阪・港大橋

阪神高速道路大阪湾岸線の港大橋は、大阪市港区港晴と住之江区南港を結ぶ巨大な橋梁であり、そのスケールや他を圧倒する重量感から、大阪港のランドマークになっている。

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この橋梁は、昭和49年に完成した。

最大支間長510mのダブルデッキ形式のゲルバートラス橋で、トラス橋としては、カナダのQuebec橋(549m)、イギリスのForce橋(521m)についで世界第3位の威容を誇っている。

IMG_4857-1.jpg

朝焼けに輝く現在の港大橋・・・平成22年12月撮影


手元にその建設中の写真があったので、掲載してみた。


1973建設中の港大橋099-1

橋下を4万トン級の大型コンテナ船が航行できるよう、海面から桁下までは50m以上の空間を確保するため、巨大な橋梁となるが、その僅かな地上との接点を中心にバランスよく上部および左右にトラスを伸ばしていく様子は、“やじろべえ”のようにも見えた。

また元々の鋼材の色は、このようなダークグリーンだった。


1973建設中の港大橋100-1

使用された鋼材は約35,000tであるが、断面のコンパクト化を図るため、破断強度が80、70kgf/m2という極厚板の超高張力鋼HT80、HT70が、上下弦材に約5,000tも使用され、強度と溶接性を兼ね備えた鋼材の開発と製作に関する検討に重点が置かれた。耐風設計においては、全橋模型による風洞実験によって抗力係数を設定し、耐震設計においては、動的解析結果に基づき各種振動モードを想定した修正震度法を採用するとともに、躯体の設計には早くから三次元有限要素法が取り入れてられている。架設においても、中央支間4500tの一括吊り上げ架設を行い、今日の大ブロック架設工法のさきがけとなった。(関西土木学会のページから)

これらの写真の撮影時期は不祥だが、昭和47年か48年の夏ではないかと思われる。

1973建設中の港大橋098-1

自家用の小型プレジャーボートを利用しての大阪港遊覧をしたときのスナップのようだ。

(大阪港の水の色は、平成22年現在のような澄んだものではなく、どこまで行ってもチョコレート色だった。)

1973建設中の港大橋097-1

同乗者の写真だが、やはり昭和の香りがするなあ。




1973建設中の港大橋112-1

完成後の港大橋を走る大阪市営バス(昭和49年大阪市交通局パンフより抜粋)

・・・まだまだ非冷房車の時代だったので、この路線は恰好の納涼コースだった。


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汽笛一聲・阿房列車

ファジー

Author:ファジー



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何カノキツカケガアレバ汽車ノ事ヲ一所懸命ニ記述シテヰル。子供ノ時ノ汽車に對スル憧憬ガ大人ニナツテモ年を取ツテモ抜ナイノデアラウ。


DSC01281切符


 阿房(あほう)と云ふのは、人の思わくに調子を合はせてさう云ふだけの話で、自分で勿論阿房だなどと考へてはゐない。
 
 用事が なければどこへも行つてはいけないと云ふわけはない。
 なんにも用事がないけれど、汽車に乘つて大阪へ行つて來やうと思ふ。   
    ・・・内田百閒「特別阿房列車」


        

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DSC06017.jpg

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長崎の鴉・・長崎阿房列車

段段車窓が薄暗くなり、汽車が次第に濃ひ夕闇へ走り込んで行く時に聞く汽笛の響きは、鼻へ抜けたかさ掻きのやうな電氣機關車の聲よりも、蒸氣機關車の複音汽笛が旅情に相應しい。


          


  いつの間にか窓が眞暗になり、窓硝子に響く汽笛の音が、蒸氣機關車C62の複音に變つてゐる。


          
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