平成6年1月 伊丹空港の“マリンジャンボ”
平成6年1月30日のことだった。
大阪国際空港(伊丹空港)にクジラのペインティングを施した全日空機の“マリンジャンボ”が飛来するというので出かけてみた。

航空ファンというわけではないが、話題性が高い飛行機なので、カメラの望遠レンズの性能テストを兼ねて伊丹空港の屋上デッキからひとときあれこれと航空機を撮影してみた。

駐機場には、「ロッキード事件」で名を馳せた全日空のトライスター機の姿も見える。

これは国産の名機YS-11だと思う。
あのブウーンというプロペラ音とともに、ふわりと浮くが如き離陸シーンはなんとも軽やかで心地よい航空機であった。

これは、日本エアシステム(JAS)時代の1988年から1992年にかけて8機が導入されたマクドネルダグラス(ボーイングに吸収合併)のMD-87だ。
鶴首のようなスマートな機体だったが、下記のエンジンを4基備えた大型機のジャンボ機が現れると、存在感が薄れてしまった。

関西国際空港が開港するまでは、国際空港を冠する伊丹空港だけに、大型機の去来は珍しいものではなかった。
しかし、同じ年の平成6年9月4日の関空開港の後、国際便は関空に移譲された。
そして環境問題から平成17年4月1日以降は、3発以上のエンジンを搭載した大型航空機の定期便の来航は禁止されてしまい、飛来する機種の多様性には乏しいものとなった。
よって、このような華やかな伊丹空港の様子も風前の灯といった具合だった。


エアバスA320-200

このときは、普段のネガではなく、36枚撮りのKodak Ektachrome400Xprofessionalのホジフイルムを使った。半絞りくらい露出を切り詰めると、ポジらしく高コントラストで緻密な金属感が記録されるが、この一枚もそういえよう。
大阪国際空港(伊丹空港)にクジラのペインティングを施した全日空機の“マリンジャンボ”が飛来するというので出かけてみた。

航空ファンというわけではないが、話題性が高い飛行機なので、カメラの望遠レンズの性能テストを兼ねて伊丹空港の屋上デッキからひとときあれこれと航空機を撮影してみた。

駐機場には、「ロッキード事件」で名を馳せた全日空のトライスター機の姿も見える。

これは国産の名機YS-11だと思う。
あのブウーンというプロペラ音とともに、ふわりと浮くが如き離陸シーンはなんとも軽やかで心地よい航空機であった。

これは、日本エアシステム(JAS)時代の1988年から1992年にかけて8機が導入されたマクドネルダグラス(ボーイングに吸収合併)のMD-87だ。
鶴首のようなスマートな機体だったが、下記のエンジンを4基備えた大型機のジャンボ機が現れると、存在感が薄れてしまった。

関西国際空港が開港するまでは、国際空港を冠する伊丹空港だけに、大型機の去来は珍しいものではなかった。
しかし、同じ年の平成6年9月4日の関空開港の後、国際便は関空に移譲された。
そして環境問題から平成17年4月1日以降は、3発以上のエンジンを搭載した大型航空機の定期便の来航は禁止されてしまい、飛来する機種の多様性には乏しいものとなった。
よって、このような華やかな伊丹空港の様子も風前の灯といった具合だった。


エアバスA320-200

このときは、普段のネガではなく、36枚撮りのKodak Ektachrome400Xprofessionalのホジフイルムを使った。半絞りくらい露出を切り詰めると、ポジらしく高コントラストで緻密な金属感が記録されるが、この一枚もそういえよう。
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