平成最後の夏休み・・・山形に遊ぶ(その6)
- Sun
- 07:00
- ∇鐵道ほとがら帖/平成編 - └平成30年~平成31年
(前回からのつづき・これが最終回)
平成30年8月18日奥羽本線新庄駅
これから陸羽東線の臨時快速“リゾートみのり”15:01発仙台行に乗車
この列車は、JR東日本のジョイフルトレインの一つであり、平成20年に登場したもの。
種車は、キハ48形であり、内部は大きく改造されている。
1号車 キハ48 550 - 2号車 キハ48 549 - 3号車 キハ48 546
の3輌1編成のみの列車である。
窓は大きく改造され、座席はリクライニングが効き、ピッチ幅も広く快適である。
1号車と3号車の運転席側には展望スペースがあり誰でも利用できる。
ただ、前面ガラスが高い位置にあるため、やや見辛いのが難点
鳴子系こけしの乗務員も乗車している。
この列車は、「快速」扱いなので乗車券と520円の指定席券だけを購入すれば利用できるのがありがたい。
発車すると、新庄駅で買った弁当を開き、遅い昼食タイム
駅弁「牛肉どまん中」は、素晴らしく美味である。
米沢駅の駅弁であるので、牛肉は米沢牛である。山形米の上に敷き詰められたその煮付けは、薄切りタイプとそぼろの2種類があり食べていても飽きさせない。
しかのみらなず、秘伝の2度漬けタレにより冷えた牛肉でもおいしさを保っているようだ。
松阪駅の牛肉弁当より美味に感じる・・・息子も同意見だった
麦酒は何故か新庄駅で販売していた北海道限定のサッポロ・クラシック
麦酒の後は、地元の名酒「出羽桜」・・・純米はフルーツ香が強くて日本酒を飲んでいるような気がしないが、こちらはしっかりした私好みの味と香りだった。
アテンダントから乗車証明書もをいただく。
列車名から豊穣の様子をアピールしたかったのだろうが、ちょっと列車が小さすぎる。(残念)
山形から峠を越えて宮城県に入っていく陸羽東線だが、SL時代にはC58の三重連で有名だった。
確か、実家には昔買ったC58の鳴子温泉爆走シーンのEPレコードがあったと思う。
息子にそのことを言うと、「レコードって音だけやろ。動画ないし走行音を聴いているだけで楽しいのかな?」とのご宣託
一つため息を漏らして・・・昭和は遠くになりにけり・・・
その愛すべき小型蒸気機関車であるC58であるが、県境の中山平温泉駅の駅前に保存されていた。
しかしその姿は、見るも哀れなムクロの様な状態で、カメラを向けるもの躊躇したほどだった。
何とかならないのかねぇ・・・
16:51北浦駅で下り鳴子温泉行と離合
息子は、「だだちゃ豆餅」をパクつきながら、夏休みの宿題である読書感想文を作成中
オヤジは缶酎ハイを片手に車窓風景を愉しむ「呑み鉄」と、それぞれ往く夏の夕暮れを思い思いに過ごす。
今秋の“みのり”を約束したような水田地域を進んでいく
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平成最後の夏休み・・・山形に遊ぶ(その5)
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- 07:00
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(前回からのつづき)
平成30年8月18日(土)

山形駅の少し南側で、山形新幹線を狙う

奥羽本線の在来線が走る路線に・・・

(10:57山形発 上りつばさ138号)
新幹線車輛が疾走してくる様は、何とも非日常的な感じがしてならない。

(山形11:19着 下りつばさ1号 )
流石に新幹線路線内の様な高速運転ではないが、長編成の一回り大きな流線型新幹線が、歩道と柵一つ隔てた線路を往く姿はちょっと感動する。

(クモハ701-5508)
山形11:30発の下り普通列車で新庄に向かう。

新庄駅は、山形新幹線の終着駅であるが、陸羽東線・西線の分岐点でありさらに北に向かう奥羽本線の要衝の地となっている。

陸羽西線と奥羽本線(下り)のホーム
奥羽本線は、新庄以南は標準軌だが、以北は従来の狭軌となるため、列車の直通はなく、すべてここで乗り換えを要する。
また線路も同駅で遮断されていて、まったく別の路線の様な感じがする。

今年8月5日からの大雨による鉄道設備被害で、一時期、陸羽西線全線が不通となったが、 新庄~古口の間は、14日運転再開されたものの、古口~余目の運転再開の見込みが立っていない。
とくに名勝といわれる最上峡のある古口~高屋の間は被害が大きく、その復旧まで相当期間かかるらしい。
(実際のところ、この不通区間が復旧し、陸羽西線の全線が開通したのは、同年10月8日(月)であり、その復旧に2か月を要した。)

新庄の隣の駅である南新庄の近くに良い撮影ポイントがあると息子がいうので、陸羽東線の13:01発普通728D列車に乗車する。

キハ112-113




新庄13:18発の上りつばさ144号
快晴の下、息子も会心のワンショットが撮れたようで、満願成就!
めでたしめでたし・・・
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