令和元年 束の間の夏休み/箱根登山鉄道
- Sun
- 07:00
- ∇鐵道ほとがら帖/令和編 - └令和元年~
令和元年8月23日(金)神奈川・湘南での仕事が昼過ぎに終わったため、ちょいと足を伸ばして箱根に向かうことにした。
“遅めの夏休み”のような気分である。

JR東海道線で小田原まで行き、そこから箱根登山鉄道に乗り換える。

小田急のホームに立つと、ちょうどROMANCE CAR EXEα(30000形) なる特急が入線してきた。
特急など端から乗るつもりがなかったが、ホームのアナウンスで、駅員が、終点の箱根湯本までなら200円の特急料金で乗車できると言っている。

この悪魔の囁きに、あっさり負けて、特急の人となる・・・“はこね25号”快適なり!
13:40小田原を出発して僅か15分間の特急列車の旅である。


先頭車の前の方に陣取るが、肝心の展望具合は、あまり良くないね。
運転席の器具類の位置が高いのと、ブラインドが降ろされているので、左側はほぼ視界ゼロ。右側は何とか開けている。

小田原から箱根湯本までの区間は、箱根登山線だが、小田急車輌しか営業運転していない。
よって、こんな単線区間に、モスラのようなロマンスカーVSE(50000形)がのっそりと現れたりする。
この区間、以前は、標準軌の箱根登山鉄道車輌と、狭軌の小田急車輌が往来するため、レールが3本ある特殊な3線軌条となっていたが、今では箱根湯本と車庫のある入生田の間だけとなっている。

14時前に箱根湯本駅到着
次の14:12発の強羅行きは、2両編成とあるので、旧型車輌のようだ・・・有難いねぇ!嬉しいねぇ!!

やってきましたモハ1形104号車・・・箱根登山鉄道はこの車輌でなくっちゃ!

乗客が下車して、新たなお客が乗り込むと、ほぼ満員状態。

クーラーが付いていないと、小言をいう乗客がいたが、箱根の自然クーラーの方がよっぽど贅沢といえるのにね。
窓から入ってくる涼風が心地よいわ。

いくつものスイッチバックと80パーミルの急勾配を登って、40分ほどかけて終点強羅に14:49到着

せっかなので、14:53発の列車を見送ることに・・・この時刻山を降りる電車は空いているようだ。


連接部分は、緊急時以外は通行止めとなっている。

先頭車のモハ2型108号車は、黄色の窓枠とブルーのボディの旧塗装をイメージしたものとなっている。
正面から撮りたかったが、ホームがギリギリで撮れなかった。

残念ながら見送る形となったが、旧型車の走行写真を撮ることができて満足なり。

さて、一つの目的を達成したので、次のミッションである強羅温泉を楽しむことに向かう。
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