平成9年 鉄道アラカルト
- Sun
- 07:00
- ∇鐵道ほとがら帖/平成編 - ├平成8年-平成10年
平成9年に撮りためたネガ・ポジのうち、チラホラと鉄道ネタが写っているものを集めてアップしてみた。

大阪臨港線の浪速駅構内(平成9年11月撮)
御用済みとなった貨車が最期の時を迎えようとしている。手前に積まれた切断された車輪が何とも痛々しい。
車掌車ヨ8000のデッキの腰板に塗られた白線は、手動ブレーキが設置された側の目印である。
まだまだ使えそうな感じだが、走行中の貨物列車を眺めても、車掌車を連結しているものは見なくなった。
貨物列車の牽引機関車のブレーキ性能が向上したことと、列車防護無線装置および鉄道無線装置の整備がなされたため、昭和60年のダイヤ改正により、貨物列車の車掌車が廃止された。それにより余剰となった車掌車が廃車となったのだ。

この時期でも2軸の無蓋貨車トラ45000形を見ることは稀だったので、写真に収める。
トラ149195+トラ148306
左側のトラ149195は、この後神戸に移動となった情報があるが、ほどなく廃車になったようだ。

カメラは、コニカ Pearl II にブロー二判のポジフィルムを入れた。
レンズはヘキサーなのでその写りは折り紙付きである。
ポジフィルムは比較的経年劣化が少なく、スキャンするときも助かった。

名古屋駅の中央西線ホーム 後ろには建設中の駅本屋が見える。(平成9年4月12日撮)
特急“しなの”に乗って野沢温泉に向かう。友人の結婚式に参列するためである。
使用カメラは、CONTAX T2

「飯山線色」というべきキハ52(長野駅にて)
各車両は青とアイボリーホワイトで塗装、正面と側面には橙・山吹色・黄の三色ストライプが入っている。

構内には、「長野五輪まであと300日」のポスターが貼ってあった。

キハ58も飯山線色である。(戸狩野沢温泉駅にて)
雪国の春らしい陽光が心地よかったことを記憶している。

平成8年に彗星のごとく登場したJR西日本の500系新幹線だったが、平成9年の7月以降に量産されるまでは1編成しかなく、しかも走行区間は山陽新幹線のみで、新大阪駅 - 博多駅間の定期1往復と臨時1往復だけだった。
よって、なかなか乗車する機会に恵まれなかった。
平成9年3月24日に福岡出張の際、ようやくその乗車の機会を得た。
初めて300km/hを体験する。

先鋭的な先頭車だけではなく、ロケットのような円筒ボディーに新しい息吹を感じる。

デザインを重視したその特徴的な円筒形ボディのため、A席E席は窓が覆いかぶさってくるような感じがあり、やや窮屈な感じがしたものだった。
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