“天空”に乗って高野山まいり(後編)
- Sun
- 07:00
- ∇阿房列車ピクトリアル・総記
(前回からのつづき)
令和3年10月24日天空に乗って高野山にやってきた。
今年は暖かい日が続いているため、高野山の紅葉は遅れている。
例年ならば見頃なはずだが・・・
ここで、愛すべきレンズであるライツ・ズミルクス35mmf1.4の撮り比べをしてみよう。

↑:f1.4開放 ↓:f5.6
絞ると極めてシャープな描写となるが、解放の滲みがとても良い味となっている。
ソフトレンズとはまた違う描写と感じる。


↑:f1.4開放 ↓:f5.6
壇上伽藍にある御社(みやしろ)の鳥居より1枚
上の方が何か御座すような雰囲気が漂い神々しい感じがする。

高野山縁起では、唐で習得した真言密教の道場となる地を求める弘法大師の前に、黒と白の犬を連れた狩人が現れ、弘法大師を高野山へ導いたと伝えられている。この狩人こそ丹生都比売大神の御子である高野御子大神が化身された姿であり、丹生都比売大神よりご神領である高野山を借受け高野山に根本道場を開いた弘法大師は、丹生都比売大神と高野御子大神に深く感謝し、高野山の守護神(明神)として、山内の壇上伽藍に御社(みやしろ)を建てお祀りしたのだ。(丹生都比売神社HPより)

↑:f1.4開放 ↓:f5.6
登録有形文化財に登録されている高野山霊宝館 夕暮れの高野山はまた別の姿を見せてくれる。
この霊宝館にも入館したが、国宝が数多く展示されていて、それもガラス越しではなく、中には息がかかる程の距離で鑑賞することができるがあることにとても驚く。


これは、ヘクトール7.3cmの撮り比べ
奥之院参道にある空挺部隊の慰霊碑
「空の神兵」といいわれた陸軍の落下傘部隊から自衛隊空挺団に至る物故者を祀っている。

↑:f1.9開放 ↓:f5.6
この石碑に刻された「空」の字が只ならぬ気配を漂わせているので撮影する。
きっと弘法大師の筆跡を写したものだと思って撮影していると、隣で掃除をしていた男性に「これは弘法大師の風信帖の字ですわ」と教えてくれた。
なるほど。だからオーラを感じていたのかと一人納得していたが、帰宅後調べてみると弘法大師の「勧頂記」からの字だった(笑)


↑:f1.9開放 ↓:f5.6
奥之院一の橋 聖域の入口
今回は中の橋から参拝したが、本来はここから参詣すべきだと思う。

高野山ケーブルに乗る頃には、とっぷりと日が暮れて極楽橋駅の構内が不思議な雰囲気を湛えていた。

ケーブル乗り場は聖域として「赤」があえて用いられている。

ところが回廊を戻ってくると、俗世の「黒」がモチーフとなっている。
令和3年10月24日天空に乗って高野山にやってきた。
今年は暖かい日が続いているため、高野山の紅葉は遅れている。
例年ならば見頃なはずだが・・・
ここで、愛すべきレンズであるライツ・ズミルクス35mmf1.4の撮り比べをしてみよう。

↑:f1.4開放 ↓:f5.6
絞ると極めてシャープな描写となるが、解放の滲みがとても良い味となっている。
ソフトレンズとはまた違う描写と感じる。


↑:f1.4開放 ↓:f5.6
壇上伽藍にある御社(みやしろ)の鳥居より1枚
上の方が何か御座すような雰囲気が漂い神々しい感じがする。

高野山縁起では、唐で習得した真言密教の道場となる地を求める弘法大師の前に、黒と白の犬を連れた狩人が現れ、弘法大師を高野山へ導いたと伝えられている。この狩人こそ丹生都比売大神の御子である高野御子大神が化身された姿であり、丹生都比売大神よりご神領である高野山を借受け高野山に根本道場を開いた弘法大師は、丹生都比売大神と高野御子大神に深く感謝し、高野山の守護神(明神)として、山内の壇上伽藍に御社(みやしろ)を建てお祀りしたのだ。(丹生都比売神社HPより)

↑:f1.4開放 ↓:f5.6
登録有形文化財に登録されている高野山霊宝館 夕暮れの高野山はまた別の姿を見せてくれる。
この霊宝館にも入館したが、国宝が数多く展示されていて、それもガラス越しではなく、中には息がかかる程の距離で鑑賞することができるがあることにとても驚く。


これは、ヘクトール7.3cmの撮り比べ
奥之院参道にある空挺部隊の慰霊碑
「空の神兵」といいわれた陸軍の落下傘部隊から自衛隊空挺団に至る物故者を祀っている。

↑:f1.9開放 ↓:f5.6
この石碑に刻された「空」の字が只ならぬ気配を漂わせているので撮影する。
きっと弘法大師の筆跡を写したものだと思って撮影していると、隣で掃除をしていた男性に「これは弘法大師の風信帖の字ですわ」と教えてくれた。
なるほど。だからオーラを感じていたのかと一人納得していたが、帰宅後調べてみると弘法大師の「勧頂記」からの字だった(笑)


↑:f1.9開放 ↓:f5.6
奥之院一の橋 聖域の入口
今回は中の橋から参拝したが、本来はここから参詣すべきだと思う。

高野山ケーブルに乗る頃には、とっぷりと日が暮れて極楽橋駅の構内が不思議な雰囲気を湛えていた。

ケーブル乗り場は聖域として「赤」があえて用いられている。

ところが回廊を戻ってくると、俗世の「黒」がモチーフとなっている。
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