令和3年 神戸電鉄粟生線探訪
- Sun
- 07:00
- ∇鐵道ほとがら帖/令和編 - └令和元年~
神戸電鉄粟生線については、最近その一部が廃止になるとの噂が聞こえてくる。
これは10年以上前からの続く利用者減少によるものだが、その原因としては、ニュータウンの老齢化、自動車社会の広がり、さらには三ノ宮へとの高速道路発展による路線バスの台頭など、複合的な要素が考えられる。
そこで、久しぶりに粟生線に乗ってみたくなり、令和3年11月3日(祝)を吉日と決め、お気に入りのカメラ・レンズを携えてふらりと訪れてみた。

カメラはSONY-α7だが、お供にした個性的なレンズは次のとおり
超広角の21mmは、Voigtlander SCーSKOPAR 21mmf4
広角の35mmは、Zeiss Planar 35mmf3.5
望遠の85mmは、Zeiss Sonnar 85mmf2
すべてコンタックスマウント仕様のレンズである。

あちこちで下車する予定なので1日乗車券と沿線各地のおもてなしメニュー引換券がセットになった「おもてなし切符」(\1,200-)を湊川駅で購入
神戸電鉄も利用者拡大のために、いろいろと知恵を絞っているようだ。


まずは鈴蘭台で下車

関西屈指の山岳路線の神戸電鉄
後方の三田方面にはさらなる急勾配がつづく。左の路線がこれから進む粟生線である。
以前、北条鉄道に行った際、粟生線に乗車したときに、時間が止まったような魅力的な駅舎に刮目したことがあった。
今回は是非じっくりと訪問したいと考えている。

それが、この「三木上の丸駅」 この写真は前回車窓から撮影したもの
今回ようやく、念願のホームに降り立つことができた。

ホームの待合も歴史を感じる木造だ

駅名板のハゲ具合にも時間の大いなる流れを感じる

山小屋風の駅舎に向かう・・・

自動改札と切符の自販機があるだけの無人駅である。

山小屋風の木造駅舎は、前回見たのと変わらなかったが、駅名板が取り換えられていた。
ん・・・・残念・・・滋味が減殺されてゐる

あえて逆光で撮り、フレアを入れてみた。クラシックレンズらしく豪快なフレアが発生するが、この駅舎には良く似合う。
憧れの三木上の丸駅を堪能したので、近くにある旧国鉄の三木駅を徒歩で訪ねる。

旧国鉄の三木駅舎が保存されている。

これは、昭和57年に訪問した際に撮影した現役時代の国鉄三木駅の姿

三木駅は、国鉄時代の昭和60年4月1日民営化され三木鉄道として再出発するも、23年後の平成20年4月1日には、あえなく廃線となりぬ

現在の建物は、昔の場所から少し曳行して「三木鉄道ふれあい館」として地域住民の憩いの場として活用されている。


駅舎正面の右側にかつて存在した貨物ホームのための木造の上屋も一緒に残されているのが嬉しい。

旧三木駅から隣接する別所駅・石野駅の間は「別所ゆめ街道」として整備され、線路跡は散歩道として利用されている。


三木鉄道記念公園内にある、多目的広場に沿って、約200m残されている路線上には、三木鉄道の車両を模したサイクルトロッコが設置されています。毎週土曜日・日曜日の10:00〜15:00の間どなたでも無料でトロッコに乗ることができます。またサイクルトロッコ利用者には、三木鉄道制帽の貸し出しもしていて、思い出の記念写真撮影にもピッタリなスポットです。制帽をかぶれば、あなたも運転士や車掌になった気分!?
<サイクルトロッコ詳細>
●線路は、単線で折り返し運転
●乗車定員4名(厳守)
●小学生以下が乗車の場合は、保護者(中学生以上)の同伴が必要。
●故意に壊した場合、修理費用を頂く場合あり。
●雨天等により、予告なく休止の場合あり。
●一組あたり、往復で約10分程度
●申込順の利用となり、待ち時間が必要な場合あり。
●申込書は、三木鉄道ふれあい館にあり。
●問い合わせ先-三木鉄道ふれあい館
(三木鉄道ふれあい館HPより抜粋)

三木鉄道ふれあい館(旧三木駅舎)の内部の様子。
その現役時代を知る者にとっては展示物にも目新しいものはなく、ざっくりと見学してその場を後にした。

これは10年以上前からの続く利用者減少によるものだが、その原因としては、ニュータウンの老齢化、自動車社会の広がり、さらには三ノ宮へとの高速道路発展による路線バスの台頭など、複合的な要素が考えられる。
そこで、久しぶりに粟生線に乗ってみたくなり、令和3年11月3日(祝)を吉日と決め、お気に入りのカメラ・レンズを携えてふらりと訪れてみた。

カメラはSONY-α7だが、お供にした個性的なレンズは次のとおり
超広角の21mmは、Voigtlander SCーSKOPAR 21mmf4
広角の35mmは、Zeiss Planar 35mmf3.5
望遠の85mmは、Zeiss Sonnar 85mmf2
すべてコンタックスマウント仕様のレンズである。

あちこちで下車する予定なので1日乗車券と沿線各地のおもてなしメニュー引換券がセットになった「おもてなし切符」(\1,200-)を湊川駅で購入
神戸電鉄も利用者拡大のために、いろいろと知恵を絞っているようだ。


まずは鈴蘭台で下車

関西屈指の山岳路線の神戸電鉄
後方の三田方面にはさらなる急勾配がつづく。左の路線がこれから進む粟生線である。
以前、北条鉄道に行った際、粟生線に乗車したときに、時間が止まったような魅力的な駅舎に刮目したことがあった。
今回は是非じっくりと訪問したいと考えている。

それが、この「三木上の丸駅」 この写真は前回車窓から撮影したもの
今回ようやく、念願のホームに降り立つことができた。

ホームの待合も歴史を感じる木造だ

駅名板のハゲ具合にも時間の大いなる流れを感じる

山小屋風の駅舎に向かう・・・

自動改札と切符の自販機があるだけの無人駅である。

山小屋風の木造駅舎は、前回見たのと変わらなかったが、駅名板が取り換えられていた。
ん・・・・残念・・・滋味が減殺されてゐる

あえて逆光で撮り、フレアを入れてみた。クラシックレンズらしく豪快なフレアが発生するが、この駅舎には良く似合う。
憧れの三木上の丸駅を堪能したので、近くにある旧国鉄の三木駅を徒歩で訪ねる。

旧国鉄の三木駅舎が保存されている。

これは、昭和57年に訪問した際に撮影した現役時代の国鉄三木駅の姿

三木駅は、国鉄時代の昭和60年4月1日民営化され三木鉄道として再出発するも、23年後の平成20年4月1日には、あえなく廃線となりぬ

現在の建物は、昔の場所から少し曳行して「三木鉄道ふれあい館」として地域住民の憩いの場として活用されている。


駅舎正面の右側にかつて存在した貨物ホームのための木造の上屋も一緒に残されているのが嬉しい。

旧三木駅から隣接する別所駅・石野駅の間は「別所ゆめ街道」として整備され、線路跡は散歩道として利用されている。


三木鉄道記念公園内にある、多目的広場に沿って、約200m残されている路線上には、三木鉄道の車両を模したサイクルトロッコが設置されています。毎週土曜日・日曜日の10:00〜15:00の間どなたでも無料でトロッコに乗ることができます。またサイクルトロッコ利用者には、三木鉄道制帽の貸し出しもしていて、思い出の記念写真撮影にもピッタリなスポットです。制帽をかぶれば、あなたも運転士や車掌になった気分!?
<サイクルトロッコ詳細>
●線路は、単線で折り返し運転
●乗車定員4名(厳守)
●小学生以下が乗車の場合は、保護者(中学生以上)の同伴が必要。
●故意に壊した場合、修理費用を頂く場合あり。
●雨天等により、予告なく休止の場合あり。
●一組あたり、往復で約10分程度
●申込順の利用となり、待ち時間が必要な場合あり。
●申込書は、三木鉄道ふれあい館にあり。
●問い合わせ先-三木鉄道ふれあい館
(三木鉄道ふれあい館HPより抜粋)

三木鉄道ふれあい館(旧三木駅舎)の内部の様子。
その現役時代を知る者にとっては展示物にも目新しいものはなく、ざっくりと見学してその場を後にした。

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