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上野彦馬と内田九一の写真でめぐる幕末・明治の日本

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先日の週末、尼崎の総合文化センターに出かけて「上野彦馬と内田九一の写真でめぐる幕末・明治の日本」という幕末から明治期の写真展を覗いてみた。

20100529上野彦馬・内田九一001-1

上野彦馬は、写真師として名を馳せた人で、坂本龍馬の写真を数多く撮影していることでも有名だ。

この日も龍馬の写真を目当てに訪れたという一般市民が見受けられた。



また、内田九一は、夭折したため知名度は落ちるが、明治初期、若き明治天皇のご真影を撮影したカメラマンとして有名である。

明治6年に撮影されたもので、洋装軍装姿で椅子に腰掛けた明治天皇の写真は夙に有名である。

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当日のエピソードとして・・・

「撮影当日、姿勢を正そうとして九一が、天皇の頭に触れた時、側近が突然「無礼者」と九一を怒鳴りつけました。
しかし、天皇は、「写真を撮る間は、わが身といえども彼の手中にある。咎めるな。」とお言葉を発せられ、無事に撮影を終えたという逸話が残っています。」
と説明書きされていた。

この写真を間近に(天皇のお顔に息がかかるほど接近して・・・)拝見したが、かなりの修正の後が見受けられた。
写真師は、撮影後も写りの良いように線を加え、陰翳の筆を付したようだ。


また、2008年には、岩倉家に伝えられている湿板写真ガラス原板が九一が撮影したものであり、時代的に貴重なものであると報じた新聞報道とともに展示されていた。

20100529上野彦馬・内田九一004-1

(特別展パンフレットより)





内田九一の子孫は、大阪で内田写真館を開設し、現在でも営業されている。

今回の写真展もその協力を得て実現できたとか。
日本の写真黎明期の名品の数々を堪能した後は、ぶらぶら尼崎の街を歩いて、阪神大物駅から帰る。

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大物駅の前には、“大物崩れの戦”の石碑あり。

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さすがに500年前の事象なれば、「昨日のような・・・」とは書けないね。



西九条で下車するが、この変貌振りには、毎回驚かされる。

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(2009.3.8)



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(2008.1.13)




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ただこの大きな展望ガラス窓は、昔のままなのが嬉しい。

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弁天町では、土・日だけ新大阪?奈良に1往復だけ運転される臨時特急の“まほろば”を運良く撮影することができた。

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しかしながら、6月5日(土)の毎日新聞では・・・次のように報じていた。


【無法「撮り鉄」書類送検】

“臨時特急電車を撮影しようと線路内に立ち入ったとして、奈良県警西和署は兵庫県尼崎市の男性会社員(50)を鉄道営業法違反(鉄道地内立ち入り)容疑で書類送検した。鉄道撮影の愛好家「撮り鉄」によるトラブルは各地で相次いでいるが、立件するのは異例。同署は「大事故につながる可能性があり、警鐘を鳴らす目的もある」としている。

 同署によると、書類送検は3日付。容疑は5月9日午前9時50分ごろ、奈良県斑鳩町のJR関西線王寺?法隆寺間で、三脚を立てるため線路内に立ち入ったとしている。

 通行人の通報で駆け付けた駅員が、下り線路脇にあった三脚を回収したところ、会社員が現場に戻ってきたという。このトラブルで計7本が運休するなど約1300人に影響した。

 会社員は、JR西日本が平城遷都1300年祭などに合わせて新大阪?奈良間で4?6月限定で運行している「まほろば」を撮影しようとしていた。「道路で撮っていたが、車の通行量が多かったので侵入した」と容疑を認めているという。”



昔は、線路に立ち入っても余りうるさいことは言われなかったが、最近は事情が違う。書類送検された彼は、きっと昔のままの感覚で立ち入ってしまったのだろうね。

他山の石としなければ・・・。






 1日1回 ぽちっとね♪  

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Comment

2010.06.06 Sun 11:41  |  

こんにちは。いつもお世話になっております。
私は幼い頃難波に住んでいたのですが、自転車が好きだったので書道教室の帰りによく大正区や此花区をサイクリングしていました。安治川トンネルにもよく行きましたが、「阪神電気鉄道用地」の看板を見ては「僕が何歳になったら西大阪線は難波まで繋がるんだろう」と思っておりました。
開通からおよそ1年と3ヶ月、西大阪線も阪神なんば線に名称を変えて盛況を見せていますが、電車が通るのが待ち遠しかったあの頃を思えば、奈良と難波と三宮が一本の線路で繋がっているという事実が未だに信じられません。
・・・スミマセン、写真の話題ですね。私が湿版写真というものを初めて知ったのは小学校の学級文庫です。幕末期に撮られた大阪城なのですが、カラーでは絶対に出せない、文字通り湿気のあるセピア色の写真には子供ながらにもワクワクしました。
当然の事ですが、いくら現代の役者が侍の格好をして写真を撮っても、幕末の本物の侍の、しかも湿版写真に写し出される渋さや凛々しさには敵わないんですよね・・・。

  • #bYLHBN/g
  • 淡島八景
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2010.06.06 Sun 13:56  |  *淡島八景さん こんにちは

ナンバから大正・此花まで自転車で遊んだとは、健脚ですね。
阪神なんば線・・・思えばよく開通できたと思います。私は実現不可能と思っていましたので・・・。
 また湿板写真についても造詣が深くて驚きました。幕末期の大阪城というのがいいですね。先の大戦で貴重な伏見櫓や京橋門などが失われたのは返す返す残念です。
そして当時の写真が残っているので、我々にも侍の真の姿がわかるという恩恵を与えてくれています。
それにしても当時の侍の顔は、日焼けしていますねぇ。

2010.06.07 Mon 15:31  |  

ファジーさんの記事を昨日拝見、「期日が今日まで」と知り、慌てて慌てて伺わせて頂きました(^^;  確かに、明治帝の御玉顔、「線引き」されてましたね。教科書ではわかんなかったのですが・・。

  • #UcCZNn4g
  • まさお
  • URL
  • Edit

2010.06.07 Mon 16:33  |  *まさおさん ありがとうございます。

キワキワの記事でしたが、6日の最終日に見に行かれたのですね。感謝です。
明治大帝の修正・・・かなりのモンでしょ!私も驚きました。服のモールや装飾の菊の御紋、そして肩章あたりもコントラストをつけるためか、墨がたっぷり乗せられてましたね。

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何カノキツカケガアレバ汽車ノ事ヲ一所懸命ニ記述シテヰル。子供ノ時ノ汽車に對スル憧憬ガ大人ニナツテモ年を取ツテモ抜ナイノデアラウ。


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 阿房(あほう)と云ふのは、人の思わくに調子を合はせてさう云ふだけの話で、自分で勿論阿房だなどと考へてはゐない。
 
 用事が なければどこへも行つてはいけないと云ふわけはない。
 なんにも用事がないけれど、汽車に乘つて大阪へ行つて來やうと思ふ。   
    ・・・内田百閒「特別阿房列車」


        

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長崎の鴉・・長崎阿房列車

段段車窓が薄暗くなり、汽車が次第に濃ひ夕闇へ走り込んで行く時に聞く汽笛の響きは、鼻へ抜けたかさ掻きのやうな電氣機關車の聲よりも、蒸氣機關車の複音汽笛が旅情に相應しい。


          


  いつの間にか窓が眞暗になり、窓硝子に響く汽笛の音が、蒸氣機關車C62の複音に變つてゐる。


          
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