阪堺電鉄 第12回 “路面電車まつり” アラカルト
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- ∇鐵道ほとがら帖/平成編 - ├平成22年
平成22年6月6日(日) 第12回 阪堺電鉄“路面電車まつり”での光景を拾ってみる。

入口附近では、鉄道模型が子どもたちには大人気。

目の前にある1/1の車輌より、1/150のNゲージや1/80のHOゲージの車輌のほうがお気に入りのようだ。

Nゲージの天王寺駅前風景・・・すでに昭和の都電色にカラーリングされたモ502が入線しているところは、芸の細かいところだ♪

こちらは、HOゲージで小生にとって鉄道模型といえばこのサイズ。思わず見入ってしまう。

かなりマニアチックな取り揃えである。
都電色のモ502のほかに南海色の都電7500も用意されているようで、用意周到♪
しかし実際は、都電7500は、アルミ窓枠には塗装されずに窓枠の外側のボディに茶色の枠を描いているようなので、ちょっと実物とのズレがあるようだ。

この日は暑かったので、ご婦人の日傘がよく売れていた。
車庫内では、いつものように運転シュミレーションが・・・。

NHK?TVのクルーも来てましたよ♪

表では、ライブスチームの運転会がされていて、これまた子どもたちの長蛇の列!

3年前に買ったが、叡電の定期券販売も・・・一体何枚の定期乗車券用紙が残っているのだろう??
古豪のモ172の車内立入りが認められていた。


こういう場所だと、思いっきりカメラを構えても憚ることがないので快い。

昭和5年の田中車輌の名板
下の穴は、ベルを鳴らすためのロープを通した穴だろう。
会場では、そのベルが、発売されていた。

左上のものがそうだ・・・代価30,000円とあるような・・・。


堺市内線の存続については、ほんと真剣に考えないといけない。
富山市のお手本を見習ってなんとか活性化すべきだが、その活路を見出すことが出来るだろうか。
もう一度、堺?堺東の敷設の市民同意は得られないのだろうか?
さてさて・・・男子用トイレの隅に、なんとも魅力的な物品の数々が・・・


なぜかこんなものが気になるなあ♪

今日の盛況を誇るかのような・・・涼しげな顔立ちのモ165

さあ、阿倍野に戻って、串カツでも食べるか・・・

お土産は、このミニカー 昭和“おもひでバス” \600-
3年前の“路面電車まつり”の時には、嵐電のモボ121だった。

南海電鉄のボンネットバス


昭和32年の堺東駅前の写真を見ると、その中央下に写っているバスかなと思ったが、同じデザインではあるが、もう少し小型のバスのようだ。
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Comment
2010.06.15 Tue 19:15 |
天王寺駅前の模型はホームに屋根が無かった頃を再現しているのですね。近鉄百貨店と岸本ビルの再現度はどれほど忠実なのか、当時を知らない私には残念ながら知る由も無いのですが、端っこにさり気なく写っているモノコックタイプの市バスがいい感じです。
今年車内が公開されたのは172でしたか。10年ほど前に私が行った時は廃車後の174に入りました。174は確かモ151型を改造したものでしたっけ?天井がダブルルーフに近い形状をしていたのと、運転台背後の鋳鉄製の装飾がモ161型とは異なっていたのを覚えています。
堺市内の問題、何とかせねばなりませんね。当たり前の事ですが鉄道は鉄道ファンの為のものではありませんし、会社としても採算が取れなければ廃止せざるを得ないことは分かっていますが、せめて和歌山電鉄のように路線そのものに輝きを取り戻す事ができれば・・・と思います。
- #bYLHBN/g
- 淡島八景
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2010.06.15 Tue 19:18 |
連投失礼します。
一番最後の昭和32年の堺東駅前の写真はどこで入手されたのですか?旧いバスにも興味がありますので、何かの本であるならば教えていただきたいのですが。
- #bYLHBN/g
- 淡島八景
- URL
- Edit
2010.06.15 Tue 20:04 | *淡島八景さん こんにちは
私も近鉄百貨店の様子が気になりました。少なくとも昭和48年当時のものではなさそうですね。
堺市内線・・・ほんと何とか存続するだけの収支を得たいものです。
堺東の写真は、昭和32年に刊行された「南海70年のあゆみ(南海電気鉄道株式会社刊)」からの抜粋です。
2010.06.15 Tue 22:00 |
あの日の喧騒を想い出し、懐かしんでおります。本当に賑やかでしたね。男子トイレ横にあった表示板、奥のほうのものは天王寺駅前にあったものではないかと推察いたします。
淡島八景様のお話に登場いたしましたモ174号、よく覚えております。確か以前の路面電車まつりの際、大阪市立工芸高校写真部の展覧会に使われていたと記憶しております。174号は元151形ですので、昭和2年川崎造船所製のセミダブルルーフ車ですね。運転台背後の持ち送り金具は、大柄のデザインで日輪をイメージしたものと聞いたことがあります。
阪堺堺市内区間存廃の結論、刻々と迫ってきた感があります。堺市内中心部の乗降客の落ち込みが激しい現況では、なかなか苦しいものがありそうですね。なにかよい知恵はないものでしょうか。堺東・大小路(または宿院)間のみLRTを新設するとか・・・。いずれにしても東西基幹交通との連携を図らないと、生き残りは苦しいかもしれません。
2010.06.16 Wed 11:13 | *のりさん おはようございます
当日は本当に大騒ぎでしたね。
かなり遠来からのファンも詰め掛けていたようです。阪堺電車は今や全国的アイドルですね。
トイレ横の掲示板に関するご教示ありがとうございます。
またモ174は調べてみると、現在では解体され、堺の鉄カフェの店頭を飾っているとか・・・第二の人生を歩んでいるようです。
2011.04.26 Tue 00:15 | 精密です
路面電車まつりで走行させていたHOゲージの車両たちはすべてお手製のペーパー車体です。都電の阪堺色で「ズレがある」と仰られて居ますが、模型作成時にはどんな塗装になるのか情報が無い状態で製作したので「正調阪堺戸塗装」としたのでしょう。模型をみて「あれは違うよ」と仰る方が多いのですが製作側はそんな事は判っていてるんです。ただ部品が市販されていないなどの理由で「わざと」違わせているのです。
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- こつまなんきん
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2011.04.26 Tue 06:53 | *こつまなんきんさん おはようございます。
コメントありがとうごさざいます。模型と実物とのズレは、まだ実物が登場していない時点での製作だろうと思っていました。その想像をたくましうして模型化したことに驚いた次第です。同じ鉄道模型好きであるので、そのあたりの気持ちはよく分かります。小生は戦前の車輌をメインにHOゲージの製作していましたが、白黒写真しかない当時の写真からその車輌の色彩をどのようにするのか。資料に埋もれながら悪戦苦闘したことがありました。
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