筑豊電鉄(黒崎駅前→筑豊直方)
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- ∇鐵道ほとがら帖/平成編 - ├平成22年
小倉から12:14発の鹿児島本線大牟田行き快速4343列車に乗車し、12:30黒崎駅で下車。

黒崎駅は、橋上駅である。

ここで、九州専用のICカード“SUGOCA”なるものを発見・・・スゴカぁ!
Suicaとは、相互利用できるようだが、ICOCAはまだ利用できないようだ・・・残念!
そのまま筑豊電鉄に乗車できると思っていたが、一致ペデストリアンに出てから登ったり下ったりしなければならない。ちょっと不便なり。

しかし、この案内板を兼ねた時刻表の表示は、なぜ斜めなんだろう・・・ちょっと無理がありそうな・・・強引に貼り付けたような感じがしてならない・・・こういうのが筑豊気質というのだろうか・・・スゴカぁ!
始発駅の黒崎駅前は、1階のバスセンターの隅っこにある。

改札などなく、バスが発着するのと同様の感覚で電車が往来しているようだ。

電車は、2輌編成の連接車であり、運転手のほかに車掌が乗車している。

次の停車駅の案内は、テープなどでなく、すべて車掌の口頭による案内となっている。また車内では車掌が肩から掛けたガマ口の革カバンをごそごそして、切符を販売しているが、今となっては見られなくなった光景かもしれない。

しかし、ちょっと車体の掃除が不足しているように感じる。ボディは薄汚れているし、何より窓ガラスの曇りは耐え難いものがある。乗客は気にならないのであろうか・・・?
この車輌は昭和63年のアルナ工機製なので、そんなに草臥れたものではないのだが・・・。
確かに経営状態は良好とはいえないのは理解できるが、もう少し手入れをしてもらいたいものだ。

あれこれ考えているうちに乗客がだんだん少なくなり終点の筑豊直方到着。約30分ほどの乗車であった。

明るいところで見ると、白い車体が薄茶色に汚れているのがわかる。もちろん窓ガラスのくすみも・・・。


終着駅の筑豊直方は、なぜか高架駅になっている。下には店舗が入るスペースがあるようだが・・・お寂しい状態になっている。

「筑鉄」といえば、筑波鉄道のような気がしないことはないね。
炎天下の元、JR直方駅に向う。
思えば、昭和49年以来36年ぶりの訪問になる。 もう随分変わっているんだろうなぁ?
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Comment
2010.09.02 Thu 11:56 |
まぁ、筑豊電鉄ですからねー。
拙者は一度も乗ったことがないのですが。。
子供の頃は西鉄北九州線と
つながっていて、白い方向幕に
筑鉄直方とか筑鉄中間とか
地味やなーと思っていました。
青い方向幕の戸畑とか来たときは
胸が躍ったものですが・・
- #iWfHidvU
- daidai
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2010.09.02 Thu 12:28 | ゾンビ電車
汚れた電車困ったもんですね。
先日わが快速を追い越して行ったサンダーバードも恐ろしいほどのゾンビ状態でした。こんな車両を商品として提供していいのか?って感じ。
JR西の看板特急ですらそんな様ですからローカル私鉄の現実はこんなものなのかも。
- #-
- サットン
- URL
2010.09.02 Thu 13:04 | *daidaiさん 仕方ないですかネェ
西鉄の100%子会社のようですが、もう少し綺麗にして欲しいものです。
社章を見ると旧西鉄のものに似てますが、上部はツルハシを2本クロスさせて筑豊炭鉱をあらわしているらしいですね。
2010.09.02 Thu 13:07 | *サットンさん ゾンビ電車ですか!
まあ長距離走行するサンダーバードは気象条件によってはゾンビ電車になってしまうのでしょうが、こちらは僅かの区間だけですからね。阪堺電車のほうがずっと手入れされています。
2010.09.02 Thu 22:35 | いつ見ても懐かしい風景です
直方出身の golgodenka です。Twitter より参りました。
コメント欄でなにわさんがおっしゃっている通り、中途半端な高架になっているのは遠賀川の堤防を越えるためであることと、そのまま延伸して筑豊本線を乗り越え福岡まで延長する計画だった名残りです。
今でも高架の先の一部は筑豊電鉄所有の土地です。
三年ほど前にに久しぶりに遊びに帰った際に故郷を改めていろいろ見て回って来ました。
http://bing.com/maps/?v=2&cid=60EE88759ADE7CD3!2293
- #-
- golgodenka
- URL
2010.09.03 Fri 06:31 | *なにわさん ありがとうございます
都市部であれば、後入口、前出口のワンマンカーとなっているところでしょうね。
筑豊直方の高架は、延伸の夢の現れであることが直方出身のgolgodenkaさんのコメントでウラが取れました。
2010.09.03 Fri 06:40 | *golgodenkaさん ご訪問感謝します。
地元の方にご指摘いただくと外様モノにとって何より元気の元となります。
またご指示いただいたページも拝見しました。じっくり見て回るとまだまだ見所が多いなあと感じ入りました。明日はJR直方駅の様子です。コメントいただければ幸いです。
2010.09.04 Sat 15:08 |
初めてコメントいたします。筑豊電鉄は懐かしいですね、北九州線と直通していた頃はもっと元気だったような気がしました。この線は元々福岡までの高速電車として創設されたそうで、軌道の中心間隔なども広めになっているらしいですね。
電車の駅と国鉄駅の間のアーケード街も歩いた記憶があります。
2010.09.05 Sun 21:55 | *Cedarさん コメントありがとうございます。
この鉄道は戦後の昭和26年にスタートしていますが、当時の鉄道事情を考えてみてもこのまま福岡延伸してもそのメリットがどれだけあったのかちょっと疑問に感じます。
現在でも廃止されずに残っている方が少し不思議なような気もします。
2010.09.20 Mon 02:42 |
はじめまして。きらきらと言います。
友人が勤めているので、電車の汚れのことを尋ねてみました。
制輪子?を使用する為、舞い上がった鉄粉が車体や硝子に刺さるそうです。
その為、洗っても汚れがなかなか落ちないのこと。
高価な洗剤を使用して一日がかりで真っ白にしても、1ヶ月も経つと鉄粉で汚れるとか・・・。
窓は細かい傷も多く入っている為、くすんで見えるらしいです。
仮に、白電車の正面硝子を1枚交換した場合、安い軽を新車で買えると言ってました。
簡単に窓ガラスを交換…とはいかないみたいですね。
少しでも綺麗になるよう洗い方や洗剤を変えたりと、色々試行錯誤をしてるみたいです。
長文になってしまい、申し訳ありません
- #-
- きらきら
- URL
2010.09.20 Mon 08:24 | *きらきらさん ありがとうございます。
お調べいただき感謝します。
大阪の阪堺電車は、筑豊電鉄よりずっと古い電車(古くは昭和3年製)をいまだに利用しています。台車が古いので、もちろん同じく制輪子を使っています。路面は鉄粉でまっ茶になっていますが、車体とガラスは、こんなに汚れていないのです。どこか別の原因があると思われてならないのです。
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