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36年ぶりに訪れた、懐かしの筑豊本線直方駅

8月26日のつづき・・・

筑豊電鉄の“筑豊直方駅”からJRの“直方駅”を目指すが駅に近づくと、「昔の賑わい」の残り香が漂ってくる。

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「すさき」のアーケード商店街を通りぬけて来たが、シャッター通りと化していた。

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駅前の通りを振り返ると、朽ちたアーケードに商店街のやる気のなさが伝わってくるようだ。炭鉱があった頃は、どれだけ賑やかだったのだろうか・・・と考えてしまう。

駅前の再開発事業らしいが、JRバスターミナルもこれから解体がなされようとしている。

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昔はあちこちに向けて、つばめマークを付けた国鉄バスが出発して行ったのだろうが、現在では手前のコンテナの待合で用が足りるようだ。

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西鉄バス乗り場も駅の南側にあるが、こちらもいい「時代」が付いている。

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ついにやってきました。国鉄・直方駅・・・この本屋の車寄せの意匠には、九州鉄道が採用していたドイツ・プロイセン風の遺構を感じさせる。

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本屋は、明治22年築の旧博多駅を明治43年にここに移築したもので、日本最古級の木造駅舎となる。

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1角にエンタシス風の3本柱は珍しいものではないだろうか? 車寄せ部分だけで計12本も使用していることになり、やはり基幹駅となる博多駅を髣髴とさせる格調高い重厚な意匠である。

同時代の明治40年に作られた同じくハーフチンバー様式の車寄せをもつ南海・浜寺公園駅ではこのような意匠は見受けられない。

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構内は、これらの駅に共通する天井が高く、内部空間がたっぷり取ってある。

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構内の駅ソバでは、東筑軒のかしわめしあり♪

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(昭和49年当時の東筑軒かしわめし・折尾駅)


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改札口内の土砂は、一見したところ筑豊のボタ山を再現したものかと思われたが、タダの工事中の土砂だった。

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構内を東西に跨ぐ通路から直方駅を一望する。(北側から南に向って)

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現在では、電化されスマートな電車群が静かに往来する駅となっているが・・・

36年前の風景を思い出すと・・・左のマンション群の辺りは、木造民家・商店が立並んでいた。

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(昭和49年3月来訪時の写真から)



また構内右手には大扇形庫を擁する巨大な機関区があった。

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(昭和49年3月来訪時の写真から)


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現在の同方向の写真



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D6046の後に丸屋根の煤けた跨線橋が見えるが、この風格ある巨大な木造跨線橋もその姿を消そうとしていた。

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この幅広の階段が続く木造跨線橋・・・ スゴカぁ!


つづく





 1日1回 ぽちっとね♪  


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Comment

2010.09.04 Sat 08:27  |  

ファジーさん、おはようございます。
直方駅の写真を拝見しましたが、明治40年建築の木造駅舎が未だに健在とはオドロキです。また好きな作家の話題を出してしまいますが、福岡生まれの夢野久作の諸作にも直方を舞台にした作品があり、代表作の一つで最近角川文庫から復刊された「犬神博士」という小説では直方駅構内が重要な見せ場となっています。
(他人事のように聞こえるかもしれませんが)この九州や北海道特有の「炭鉱の街」は石炭産業が衰退してしまった今となっては過去のものですけれど、明治から高度経済成長期まで続いた、経済的には華々しくも労働条件としては過酷な、煤と泥と汗に塗れたこの歴史・・・立派な「近代遺産」ですよね。
そう言えば「織江の唄」の舞台は直方でしたっけ?違ってたら済みませんが、あれは山崎ハコの歌唱よりも松坂慶子の歌唱で先に覚えてしまったのでそっちの方がピンと来ます。
以上、いつもの如く脱線ネタで失礼しました(爆)。

  • #bYLHBN/g
  • 淡島八景
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2010.09.04 Sat 15:33  |  

地方都市故の衰退か、それとも産業構造の変化について行けなかったのか、見後なまでの衰退ですが、幸いなことにここは大都市福岡の通勤圏になりえます。おそらく一昔ならぬ一未来先には、駅周辺はマンション街になっているのやもしれません。

2010.09.06 Mon 07:17  |  *淡島八景さん おはようございます。

この土日、明知鉄道方面をパトロールに出かけてましたので、返事が遅くなりました。
夢野久作の「犬神博士」ではどのように直方駅が描かれているか興味のあるところです。
「織江の唄」は作詞が五木寛之ですので、筑豊が舞台ですね。歌詞になっている炭鉱の街の様子は、それに縁のなかった人間からすれば想像を絶する過酷な労働環境であったと思われてなりません。

2010.09.06 Mon 07:19  |  *なにわさん おはようございます。

駅前にはマンション数棟が立ち上がっていますし、駅前の再開発計画も進んでいるので、博多のベットタウンとして様子が変わるかもしれませんね。しかしまだまだ時間がかかるような気がします。

2010.09.06 Mon 15:26  |  

ファジーさん、こんにちは。
夢野久作というとどうしても『ドグラ・マグラ』が有名すぎて「難解だ」と敬遠する人が多いと思われますが(私だってアレは完全に理解は出来ませんし、また、アレを完全に理解しようとしてもいけません)、『犬神博士』は難解どころか少年漫画のように面白い小説で、表記するにはやや憚られますが”乞食芸人”のチイという美少年がオトナや権力に対して痛快無比な活躍を見せる話です。舞台は確か明治時代だったはずですが、やはり「炭鉱労働者」が重要なキーワードになっています。
夢野作品で他にオススメは『瓶詰の地獄』でしょうか。”瓶詰の中”という密閉されたコドモの世界で起きてしまった”地獄”の話です。注目すべきは話の構成で、その構成があまりに巧みなので逆に矛盾が指摘されているものの、私はこれを日本文学史上の名品だと勝手に思い込んでいます。青空文庫でWebで手軽に読んでしまう事が出来ますが、読書の本質は活字にあり!なんてカッコイイことを思ってる私としては、やはり角川文庫の米倉斉加年が表紙を手がけたものを推します。
共に夢野作品に多く見られる狂気の描写は抑えられていますので、初めて読まれるなら『ドグラ・マグラ』よりこっちの方がいいでしょう。ご興味がおありなら、是非どうぞ。
長文失礼致しました。

  • #bYLHBN/g
  • 淡島八景
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2010.09.06 Mon 20:50  |  どんどん変わってますね

国鉄バスセンターが解体されつつあるのは全くの初耳でした。驚きです。やはり JR としては自社関連の建物を早々に撤去して駅舎を含めた再開発事業を推進したがっていると思われます。

駅の跨線橋の工事もだいぶ進んでいるようですね。最後の写真でぶつ切りになっている通路部分は木造の上屋が架かる貴重な部分の一部ですが、ここすら平気で撤去する感覚からもその思いが伝わってきます。

ボタ山もどきの場所には筑豊周辺の山河を再現したちょっとした石庭のようなものがありましたが、こちらもさくっと潰したんですね。なお、この部分はかつてホームでしたが、筑豊特有の採炭による地盤沈下のため供用ができなくなり、ホームが撤去されたという歴史があるようです。

そしてかつての駅前の賑わいとしては直方駅を背にしてまっすぐ伸びる目抜き通りの両側には屋台がずらりと並び国鉄関係者その他のおじさん達で賑わっていました。

直方駅前は国鉄の合理化に伴い国鉄マンの多くが去ったのと、近年には郊外に大型ショッピングセンターがオープンしたことにより見るも無残な衰退ぶりです。産炭地の悲哀を感じます。

ちなみに、最初の写真の商店街の入口の右側にある『ぎょうさ一番』は同級生の親御さんがやっている店で、まぁ老舗です。小さな店ですがおいしいです。

  • #-
  • golgodenka
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2010.09.06 Mon 21:32  |  

車寄部分の意匠、おっしゃるとおり一方向に3本は特徴的ですね。あまり見掛けないものではないでしょうか。
細部の装飾は、「浜寺公園駅」に通ずるものを感じます。大変魅力的な駅ですね。

2010.09.07 Tue 06:35  |  *golgodenkaさん コメントありがとうございます

大規模な駅前再開発となると、跨線橋だけでなく駅本屋の存在自体が危うくなりますね。これからが心配です。
駅前の目抜き通りに屋台が並んで国鉄マンで賑わっていたとは、今ではちょっと信じられない気がしますが、貴重な地元情報ありがとうこざいました。

2010.09.07 Tue 06:38  |  *のりさん おはようございます。

この駅舎は、九州鉄道時代の遺構として貴重なものですが、駅前再開発が思いのほか大規模なものになりそうなので、今後が心配です。
せめて、浜寺公園駅のように移設を含めた存続を願うばかりです。

2017.11.11 Sat 17:54  |  

はじめまして。直方人です。現在直方駅は新築され、JRと西鉄のバスセンターは取り壊されてます。主様の予想通りマンションが建ち並び直方中心部の商業関係はますます衰退してます。
しかし、お隣の新入駅周辺で旧気動車区敷地に中型商業施設が建ち並び賑やかさを取り戻しつつあります。

  • #LkZag.iM
  • コメンテイター様
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2017.11.12 Sun 09:39  |  内田百間口さんこんにちは

現在のレポートありがとうございます。
やはりマンションに姿を変えていますか・・・残念なことです。
これから少子化の時代なのにマンションを数多く作ってどうするのでしょう。
これからは都心部のマンションだけが生き残り、地方のそれは廃墟化する恐れがありますので、2度目の凋落をみることにならないよう祈るばかりです。

  • #UXr/yv2Y
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長崎の鴉・・長崎阿房列車

段段車窓が薄暗くなり、汽車が次第に濃ひ夕闇へ走り込んで行く時に聞く汽笛の響きは、鼻へ抜けたかさ掻きのやうな電氣機關車の聲よりも、蒸氣機關車の複音汽笛が旅情に相應しい。


          


  いつの間にか窓が眞暗になり、窓硝子に響く汽笛の音が、蒸氣機關車C62の複音に變つてゐる。


          
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