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X線駅名板in北条鉄道

平成22年4月にアップした「昭和57年4月加古川3支線を訪ねて」の記事の中で、粟生駅のX線駅名板(現在の駅名板の下に昔の文字等が浮き出て見えいてるものを勝手にそのように呼称している)をご紹介したところ・・・

19820411加古川線021-1

読者のお一人である“とある北条線の利用者”さんから「北条鉄道に転換された現在も、法華口・播磨下里・長の各駅には、X線駅名板が現役で残っています。」とコメントをいただいた。

このコメントがずっと気になっていて、機会があれば行きたいな。と考えていた。

しかし、思っているだけではなかな機会というものは、やってこないもので、これは自分から行動を起こさないとダメだな。と気付いた。

そこで、遅めの夏休みをとった9月22日(水)を利用して、重い腰を上げた。

   よいしょ!

JRで加古川から北上すると昔と一緒なので、今回は、ちょっとラインを変えて、神戸電鉄で粟生に向うことにした。

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まずは、梅田から阪急で新開地に向う。もちろん阪神電車でもかまわないのだが、阪急の神戸線はあまり利用しないので、今回利用した。



さらりと新開地到着。

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ここは、これらの改札内店舗群もなんとなく、昭和40年代の色香を感じる空間となっている。


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改札外にも、かなり昭和の空気を色濃く留めた地下街が広がっているので、途中下車してちょっとパトロール。



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少し歩いたところに、10時過ぎには早くも開店している串カツ屋を見つけた。

生ビールが250円という看板に負けて、そのまま暖簾をくぐり、さっそくの道草・・・パトロール終了


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然るべき時刻には駅に戻り、10時52分の粟生行きに乗車


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神鉄粟生線のマスコットキャラクターらしい・・・しかしこんなの必要なのかね?


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この列車でコトンコトンと各駅停車で67分揺られて、終着地粟生駅に到着。


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到着した粟生駅は、驚くほどきれいなものになっていた。

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しかし何だか、ややこしい表記だわ。


19820411加古川線020-1

(昭和57年当時の粟生駅)

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ここから北条鉄道(旧国鉄北條線)

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12時10分発の北条町行は、フラワ2000?3が運用していた。

この鉄道は途中上り下りで対向することなく、一車輌が往復しているのみ。 

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下車したのは、播磨下里

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駅舎は、大正7年の開業当初のままのようだ。

真っ赤な自販機が落ち着いた雰囲気を台無しにしている。悲しむべき光景ナリ!


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駅舎内を見回す・・・場違いな椅子が、不思議な緊張感を与えている。


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ありましたよ。健在でしたよ。X線駅名板・・・しかし余り状態は良くないな。なぶり書きのような雑な感じがする。


もうひとつ手前の法華口駅に行かねばならないが、1時間に1本の列車を待ってられない。

播磨下里から法華口は直線距離で2km

粟生に戻る上り列車が法華口に到着するのが12時54分。只今12時25分

30分あれば2kmは歩けるだろうと思い、法華口を目指して歩き出した。

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こんな具合の道が伸びている。ゆっくり周りの光景を楽しむ余裕はなく、兎に角歩け歩け、途中道がなくなっているところは、田圃のあぜ道を利用してなんとか時刻までには、目的地に到着した。


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この駅舎は、屋根瓦は葺き替えてあるが、母体は、開設当時の大正4年築のままのようだ。

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昔ながらの便所も健在・・・この手の便所は、JR線ではほとんど見かけなくなったなぁ。


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雑然としているが、世話をする人の気配を感じるホーム内の一角。


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そこはかとなく大正の残り香を感じさせる歩廊部分


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ここにもありました。X線駅名板

こちらのものは、状態が良い。なんとも雅なものだわい♪



下に書かれた隣の駅名が、左:あびき、右:はりましもさと、と読める。

この駅の左となりは、田原だが、この駅が昭和18年6月1日から昭和27年2月17日の間は存在しなかった。そのため左が網引となっている。
右は、播磨下里だが、これは昭和18年6月1日に播鉄王子(ばんてつおうじ)の駅名が変更されたものだ。

つまりこの駅名板は、古くても昭和18年6月1日より遡ることはできない。けっこう新しいものなのだ。

大正4年の開業当時のものでは・・・と思っていたがそうではなく一寸残念。(ただ、もっと下層に開業当時の文字が隠されているのかもしれないが・・・)


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今日のお供は、ローライフレックス・オリジナル(1930年製)

ローライ・二眼レフの一番最初のモデルである。


本来このカメラは、今では手に入らない117という6枚撮りのフイルムを使うので、現在となっては使えないものなのだが、この個体は、前所有者が、今でも一般的に手に入るブローニ判フイルムを使えるように少し工夫されている・・・つまりそのおかげで今でも現役なのだ。

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レンズは名玉 Carl Zeiss Jena Tessar 7.5cm f3.8

レンズのシリアルナンバーは、1108458・・・これは1930年(昭和5年)に作られたものだ。
テッサーは、10万台より前のものが、頗るよく写るといわれているが、これは110万台なので普通に良く写るテッサーのようだ。


20100922北条鉄道087-1

このとき撮影した写真 (1/100 f8 Ektar100)・・・昭和5年の写真機の描写力をお楽しみアレ♪






 1日1回 ぽちっとね♪  


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Comment

2010.10.21 Thu 00:31  |  

今や北条鉄道は、名物駅長さんのおかげで関東地方のテレビでも
取り上げられるようになりました。
神戸から少し足を延ばすだけで、このような風情を見ることができるのですね。
それにしても、冒頭の阪急梅田駅との対比が「グッ」ときます。

  • #-
  • サッシの父
  • URL

2010.10.21 Thu 12:24  |  *サッシの父さん こんにちは

早速のコメントありがとうございます。
なんだか知りませんが、TVでは子猿が駅長として紹介されてましたね。動物虐待にならないように注意してもらいたいものです。
確かにこういう駅舎数少なくなりましたね。妙に手が加えられていないのがいいです♪

2010.10.21 Thu 18:25  |  駅名板

この板、国に買収されたときに作り替えたでしょうか。
その前年、1942年10月に左書きにするように政府が命令してますが、それ以前のものだったのか、習慣で右書きにしたのでしょうか。

2010.10.21 Thu 20:27  |  *なにわさん そうだと思います。

この播丹鉄道はちょうど昭和18年6月1日に国有化されてますから、その時に作られたものでしょうね。合点がいきました。
左書表示のお達は、當時の世相を考慮すれば、緩きものだつたのではないでせうか?

2010.10.21 Thu 21:26  |  

とても素晴らしいものを拝見させていただきました。ローカル鉄道ならではの味わいですね。
上書きした駅名板が何ともいえません。
生○○○250円・・・、私でも道草してしまいます(笑)。

2010.10.21 Thu 23:09  |  

管理人のファジー様、お久しぶりです。
とある北条線の利用者あらためlongrailと申します。

私のコメントを機会に北条鉄道を訪問して下さったようで
、さらにこのような記事にまで取りあげていただき本当に光栄です。

駅名票は本当にシンプルなものですが、北条線の軌跡が刻まれている貴重な
ものだと思います。書きかえ・交換・撤去の機会は今まで幾度もあったのでしょう。
しかし、書き換え時にも既存の駅名版を再利用するという方法が取られ、
こうして今日まで残っていることは、ある意味奇跡ともいえるかもしれません。

私はいつもこの駅舎を利用していますが、管理人様の記事や写真を通して
その貴重さを再認識できたように思えます。
長々と失礼しました。

2010.10.22 Fri 07:06  |  *のりさん おはようございます。

大阪から僅かな時間で、豊かなローカル色を楽しめるとは思っていませんでした。新開地での道草もちょっとした魅力でした。

2010.10.22 Fri 07:12  |  *とある北条線の利用者あらためlongrailさん ありがとうございます。

ご訪問およびコメントを感謝いたします。
記事アップについては事前にご連絡したかったのですが、URLなどが不明でしたので不義理をしてしまいました。ご容赦ください。 longrailさんのコメントがあればこそ実現した旅日記です。こちらこそお礼申し上げます。

2010.10.23 Sat 02:29  |  古い駅舎

北条鉄道は三木鉄道とセットで真夏の暑い日に乗車しました。私も太く勢いのある平仮名の駅名に惹かれました。
車窓から見ただけなので上書きされていたのには気付きませんでした。黄色いラインの電話ボックスもいい味を出していました。法華口駅あたりで列車交換設備が復活すれば便利になるかと思いました。この時の両線の木造駅舎(三木駅も)には同業者もおらず静かで時間が止まっているようでした。

  • #-
  • 京葉帝都
  • URL

2010.10.23 Sat 07:23  |  *京葉帝都さん おはようございます

北条鉄道と三木鉄道・・・鍛冶屋線を含めユニークな枝葉を伸ばしていた加古川線ですが、現在は寂しい限りです。私も彼の地を訪れたのはかれこれ30年ぶりとなりました。これらの駅は当時の雰囲気を色濃く残す名品だと思います。

2010.10.24 Sun 08:27  |  残っていましたか!

「×線駅名票」、まだ残っていましたか!
もう10年以上前だったでしょうか、ある秋の日、加古川線がまだ気動車しか走っておらず、粟生駅も北条町駅も建て替えられていなかった時分に北条鉄道に乗りいに行った時に、車窓からこの駅名票を見やって随分と驚愕しましたが・・・。
北条鉄道から2軸のレールバスが消え、加古川線から気動車が消え、そして三木鉄道が消えても、この駅舎だけは永遠に残り続けそうな気がします。

そうそう、俳句・短歌を詠む才能ゼロの私が、当時訪問した際に詠んだ今見ると小っ恥ずかしい俳句をひとつ。

「とごとごと たなかを一匹 レヱルバス」

・・・お粗末さまでした(笑)。

  • #bYLHBN/g
  • 淡島八景
  • URL
  • Edit

2010.10.25 Mon 07:11  |  *淡島八景さん おはようございます

淡島八景さんもこの駅名板をご存知でしたか。平成の時代に右書きの痕跡の残る駅名板は、これより他にないでしょう。
文化財的な価値すら認められると思いますね。

2010.11.15 Mon 19:06  |  

こんばんは
北条鉄道は青春 18きっぷの時
全線乗車して、北条町駅の横で、
北条鉄道の車輌のせんべいを
300円で購入して記念入場券などが
販売されていましたし、
消防車と北条鉄道の車輌の並びが
北条鉄道で撮影することができます。

北条鉄道は廃止はなさそうなので、
神戸電鉄の廃止検討区間は
小野~粟生間の2駅でしょうね。

  • #-
  • 淡路人
  • URL

2010.11.16 Tue 07:12  |  *淡路人さん おはようございます。

神戸電鉄の小野~粟生間が廃止の対象となっているのですか?確かに余り利用者はいないようですが、なくなると旅行者にとっては不便なものになりますね。

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長崎の鴉・・長崎阿房列車

段段車窓が薄暗くなり、汽車が次第に濃ひ夕闇へ走り込んで行く時に聞く汽笛の響きは、鼻へ抜けたかさ掻きのやうな電氣機關車の聲よりも、蒸氣機關車の複音汽笛が旅情に相應しい。


          


  いつの間にか窓が眞暗になり、窓硝子に響く汽笛の音が、蒸氣機關車C62の複音に變つてゐる。


          
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