有馬温泉ぶらぶら散歩♪
突然の思い立ちにより有馬温泉に立ち寄ったので、何をさて置いても温泉に入らなければ・・・
バスターミナルから細いメインストリートの坂道を上がっていくと・・・日帰り温泉の“金の湯”がある。


“日本第一神霊泉”とある。
「金の湯」は、有馬の名湯、金泉(茶褐色の湯)が楽しめる外湯で、かつて「有馬本温泉・有馬温泉会館・有馬温泉浴場」と呼ばれ、明治16年以前は「一の湯二の湯」と呼ばれていた由緒正しきところナリ。別名は元湯
早速入ってみよう・・・

有馬といえば、この金泉を楽しまなくては・・・ここの湯は源泉掛け流しと聞く。

韓国からの旅行客が多く、風呂の中は韓国語が飛び交い、さながら韓国にいるような感じ。洗い場が狭く窮屈なのが残念だった。
「ぬる湯」の湯船は満員御礼状態だが、45℃設定の「あつ湯」の方は、韓国のお客様も敬遠してかガラガラ・・・それでは、ひとつ日本男児がお手本を・・・と身を沈めた。
このじわりと体中が痺れるような熱さが何とも気持ちよい♪
これぞ有馬の金泉だ??♪と声にならぬツヰートが出た。

現代のところに注目!

太閤泉の飲泉所
風呂上りには、火照った体を冷ますべく、有馬のメイン通りをぶらぶらと散策。

このあたりは、昔ながらの湯の街の風情を色濃く残している。

風情ある本屋さんだ・・・これほど看板やポスターのない本屋も珍しい。町並みの調和を大切にされているのだろうか?
書籍の展示台もえ?感じだわ。

ふと脇道にそれると、温泉に含まれる鉄分によって茶色く変色した階段を発見。

その茶褐色の階段に導かれるように登っていくと、有馬天神社に出た。
かの有名な天神源泉がある場所である。

階段の傍らには、このように温泉を配るパイプが蛸足のようになって置かれている。

ローライフレックス・オリジナル 6×6で撮影・・・カメラの詳細については前々回記事を参照のこと
天神社の石段も流れ出る温泉の作用で茶褐色となっている。

こちらが有馬の七源泉のひとつ、天神源泉・・・轟々と地底からのうなり声を上げて湯気を立てている。

玉垣の脇に温泉の成分が見事な結晶として現れている箇所があった。決して凍っているのではない。

昭和初期に作られたノーコーティングのテッサーレンズでこれくらい写れば上等だろう
(ローライフレックス・オリジナル 6×6で撮影・・・逆光+ノーフード)

さて、帰りのバスの時刻が近づいてきたので来た坂道を下っていく。

・・・いいお土産は見つかりましたかな?

帰りは、特急バスで梅田へ一直線。平日の夕方の便なので予想通りガラガラ。乗客は2名のみ。
途中の中国道で少し渋滞したものの約1時間ほどで大阪・梅田に到着する。

子供たちへのおみやげは、有馬サイダーてつぽう水 ・・・合資会社有馬八助商店 謹製
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Comment
2010.10.27 Wed 19:42 | あなた様のおられる位置
”現代”の有名人が”あなた”なのはナイス・ジョーク!
丁度建て替え前の梅田の阪急百貨店の店内案内図で、通常であれば”現在位置”とするところを”あなた様のおられる位置”と表記されていたのを思い出します。
湯の町の小路の本屋さん・・・これ、本当に現役なんですか?なんだかつげ義春の漫画にでも出てきそう・・・。
帰りは阪急バスの急行便を利用されたのですね。大阪からのアクセスが一番速いのは当然急行バスですが、宝塚から出ている阪急の路線バス(オススメは蓬莱峡経由)、芦屋から出ている同じく阪急の路線バスも素敵ですよ。高速道路では味わえない絶景です。
- #bYLHBN/g
- 淡島八景
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2010.10.27 Wed 22:09 | *淡島八景さん こんばんは
本屋さん・・・え~感じでしょう。宣伝のポスターなどが一切ないのが凄い!玄関開けているし現役だと思いますよ。
有馬から宝塚へ抜ける路線バスは利用したことありますが、芦屋へのバスは未体験です。次回トライしてみます。
2010.10.28 Thu 15:51 | それならば
http://www.youtube.com/watch?v=k3qk2bG3G7s
をどうぞ、芦屋→有馬の逆向きですけれど。
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