平成元年 宮崎・大淀川鉄橋訪問
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- 06:30
- ∇鐵道ほとがら帖/平成編 - ├平成元年-平成5年
特に蒸気機関車の場合は足回りがすっきりと見渡せ、良い写真が撮れるところとして有名であった。鉄道写真集でも数多く目にするビューポイントである。
そんな名所に一度は訪れたいと思っていたが、平成1年10月26日仕事で宮崎に行くことがあり、その合間を縫って初めて訪れた。

宮崎発博多行き 急行えびの4号 5614D キハ58×2+キハ65

この列車、宮崎を出発し都城から熊本を経由して博多までを約6時間余りの時間をかけて走る急行列車である。

日豊本線 大分発南宮崎行き 普通列車5530M
フェニックスが南国らしく好ましいアクセントになっている。

これは珍しいものが現れた!“ジョイフルトレイン大分”キハ28-2487+キハ58-190である。
緑色のボディに白い色の筆記体で“Ohita”と描かれている。
キハ28形の客室は半室和式・半室座席、キハ58形の客室は全室和式仕様となっている団体用臨時車輌である。
このお座敷列車は、もともと鹿児島の「らくだ号」だったものが、大分にやってきて「吉四六」となり、平成1年から外装を変更して“ジョイフルトレイン大分”と呼称変更となったのである。
※その後、再び流転の運命に弄ばれ、キハ58は熊本へ移され「しらぬい」となるも5年後には廃車となる。

日豊本線 博多行き特急 にちりん46号
485系ボンネット型特急車輌の4両編成というのは、残念ながらどう見ても貧弱に感じてならない。

宮崎15:00発 西鹿児島行き 特急にちりん13号
国鉄標準色のこの車輌も、民営化後の平成2年からJR九州カラーの“レッド”色となる。

キハ28×4の宮崎発志布志行き 普通 347D
どうやらこの幅の広い大淀川の鉄橋に並行する国道橋を何度も往復して撮影していたようだ。
(つづく)
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Comment
2012.10.20 Sat 08:50 |
宮崎は未体験ゾーンですので、興味深く拝見させていただきました。
ボンネット特急の4連は、おっしゃるとおり「豪快」には程遠いですね。少々貧弱な感じさえします。
2012.10.20 Sat 21:22 | *のりさん こんにちは
コメントありがとうございます。
ボンネット特急の4連は、どう見てもHOの鉄道模型みたいでしょ。モハが必要だから中間車を
繋げていると考えれば・・・ちょっと寂しいですね。
2012.10.21 Sun 14:16 |
20年ほど前にこの橋の袂にある宮崎観光ホテルに泊ったことを思い出します。
ちょっと距離はありましたが、絶好のトレインビューでした。
もちろん行き交う列車は国鉄型でした。
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- サットン
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2012.10.22 Mon 06:14 | サットンさん おはようございます。
ここのホテルに泊まられたのですか。なかなか鉄分の多いホテルですね(笑)
この鉄橋は、日豊本線の路線ではありますが、南宮崎への回送列車も通りますので通過する車輌は多い箇所となっています。鉄道ファンにとっては見逃せないポイントですよね。
2012.10.24 Wed 11:26 | 鉄橋を渡る国鉄車両
国鉄型DCのカラフルな塗装が鉄道の過渡期を表しているようです。川幅いっぱいの静かな流れと堤防のヤシの木が南国らしさを演出しています。並行する道路橋からの鉄橋の撮影となると歩道があれば安心できますが、仙山線の第二広瀬川橋梁はかなり危険でした。鹿島線の北浦橋梁の場合は長いので大変でしょう。急行「えびの」はキロが連結されていた時代に宮崎から人吉まで乗車したことがありました。吉都線経由で吉松〜人吉の車窓は絶景でした。
- #-
- 京葉帝都
- URL
2012.10.25 Thu 07:01 | *京葉帝都さん コメントありがとうございます。
仰るととおり、国鉄時代ではこれほどのカラーリングは望めなかったでしょうね。昨今では九州カラーが定着して、他のJR会社と一線を画しているのは、なにやら往年の九州鉄道を見る想いがして痛快に感じています。
急行「えびの」に乗車されたことがあるんですね。私にとっては、いまだ吉都・肥薩線は未踏路線の一つですが、SL時代から難所で知れた峠越えを一度体験してみたい気持ちは今も抱いていますが、なかなか実行できないままでいます。
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