土讃線・善通寺より予讃線・豊浜へ向かう

前回からのつづき・・・

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善通寺・偕行社にて積年の大願成就を成し遂げた後は、善通寺駅より予讃線・豊浜の小駅に向かう。

ところでこのJR土讃線「善通寺駅」のたたずまいを眺めていると、先ほどつぶさに見学した偕行社の車寄せに雰囲気が随分似ていることに気がついた。

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“外観は簡明なルネサンス様式で、正面中央にドリス式角柱と三角ペディメントによる車寄せポーチを構え・・・”との偕行社の説明書と符合する箇所多し。

さてさて如何なるものかと思い、調べてみると・・・・




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1889年(明治22年)開業時からの木造駅舎に1922年(大正11年)の陸軍大演習の際に車寄せ部分などを増築したと言われており、その場合日本最古の現役駅舎とされている・・・Wikipediaより

やはり乃木館や偕行社の影響があったのだ! この車寄せは大正11年にそれらの建物の車寄せを真似て作られたものだった。

しかし現役最古の駅舎とは・・・


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この木造跨線橋も魅力たっぷりだ。

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反対側は足元まで囲われており倉庫のような用途として使われているようだ。

かなり重厚な感じを見るものに与える。

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通路部分の屋根を支える繊細な鉄骨トラスも魅力的。


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15:18快速サンポート高松行きで多度津に向かう

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車輌の扉部分には、JR四国誕生25周年のステッカーが貼ってあった。

昭和62年(1987年)4月からもう25年も経つのかと驚く次第なり。


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多度津では15:26当駅始発の臨時特急いしづち20号の高松行きを見送る。
たった2両編成のディーゼル特急である。

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15:30当駅始発の観音寺行き普通1607M列車に乗車

海岸寺付近では瀬戸内の島々を眺めつつ各駅停車の旅を愉しむ。

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観音寺駅には16:01到着。

次に乗車する松山行きの発車まで18分あるので、一旦途中下車し駅前をパトロールする。

しかし、この観音寺駅の駅舎であるが、中央の駅名板より左右の銘菓「観音寺」と、えびせんの「志満秀」の広告のほうが大きく目立つのは、如何なものか?

何らかの力関係があるのかもしれないが、一考を要するところである。


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駅前のマンホールは、やはり「寛永通宝」である。

なぜ「銭形」なのかの説明は、コチラ

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駅前商店街の立派な石造りの店舗が閉鎖されていた。

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近寄ってみると、旧中国銀行の支店だったようだ。中国銀行の支店は、このような立派な石造りの支店が多いような気がする。

最近は、駐車場スペースが広く確保されている銀行でないとお客が寄り付かないらしく、ここもその理由から移転を余儀なくされたものではなかろうか?

しかしこの石造りの店舗は銀行以外では利用しにくいものなので、暫くして取り壊される運命なのか・・・。



・・・さてさて、出発時刻が近づいたので駅へと戻る。

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観音寺始発16:19の松山行き普通列車に乗車するも、僅か4分の列車旅で次の駅「豊浜」で下車する。

当駅は無人駅だが、空いたスペースを利用して理容室が営業しているようだ。


本日の列車のたびはこれまで。


だが思えば、9:20に大阪駅を発して約7時間の不要不急の列車の旅を愉しんだこととなる。

新幹線と特急を利用すれば僅か2時間余りの旅程であるが、18切符と夜来の大雨のおかげで、かなり時代を遡った列車旅を楽しめたような気がする。



最後に・・・

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この駅前には、驚くほどレトロな木造旅館がある。

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“よろづや”さんである。

もちろん現在では営業はしてないだろうが、純木造の昭和の匂いを強烈に発する貴重な建物である。




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2012.08.31 Fri 15:28  |  次の25年・・・・

善通寺駅の頑丈そうな跨線橋とひ弱な単吊式架線のコントラストがおもしろいですね。
時折見かける駅前旅館の遺構は私も気になります。
JR四国の次の25年はいったいどうなってるんでしょうね?

  • #-
  • サットン
  • URL

2012.09.01 Sat 06:02  |  *サットンさん おはようこざいます

善通寺駅は、現役最古の駅ということなんですが、余り知られていないような気がします。もっと注目されても然るべきだと感じます。
これまでの25年とこれからの25年、どれだけ違いが出てくるのでしょうね。何とか25年後も見てみたいです。

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段段車窓が薄暗くなり、汽車が次第に濃ひ夕闇へ走り込んで行く時に聞く汽笛の響きは、鼻へ抜けたかさ掻きのやうな電氣機關車の聲よりも、蒸氣機關車の複音汽笛が旅情に相應しい。


          


  いつの間にか窓が眞暗になり、窓硝子に響く汽笛の音が、蒸氣機關車C62の複音に變つてゐる。


          
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