京丹後リベンジ旅行(その1・大阪から福知山へ)
- Mon
- 06:45
- ∇鐵道ほとがら帖/平成編 - ├平成23年-平成29年
毎年9月の第1土日を利用して決まった仲間と旅行をしているが、今年もその時季がやってきた。
もう既に16回の回数を経ている恒例事業だったが、昨年は初めて実施されない年となった。
その理由は、あの奈良十津川・和歌山熊野地方に未曾有の豪雨をもたらした台風12号のために、北近畿にある目的地への鉄道が寸断されあえなく中止の憂き目を見たのだった。
この旅行は、諸般の事情により翌週へ順延とはならないのだ。
今回は、奇しくもその中止された行程を一年遅れで巡る「リベンジ旅行」となった。
(よって前回は2年前の摂氏38度の恵那・明智鉄道を巡る旅となる。)

午前7時にJR大阪駅に向かう。
今にも雨が降ってきそうな空模様だが、おかげで残暑は一休みといった感がある。

ふと駅前から西のほうに目を転じれば、大阪中央郵便局がこんな姿に・・・もうあの姿を見ることはない。
車内の乾杯用飲料をたっぷり買い込んで、福知山線の4番ホームに上ると、7:34発の特急スーパーはくと1号が入線してきた。

何やら見慣れないサインが先頭車に書かれているなあ・・・と思っていたら、ボディーサイドには漫画が描かれてある。

どうやら、これは8月4日から11月25日まで鳥取で開催される国際まんが博のPR用列車のようである。
この漫画の作者谷口ジロー氏は同じく鳥取県出身の水木しげる氏と「名探偵コナン」の青山剛昌氏とともに同会場にて作品が展示されているようだ。

(まんが王国とっとり公式ガイドブックより)
どうもこのジャンルは不案内だが、同じホームでカメラを向けていた者が何人かいたようだ。
しかし、彼らは鉄道ファンなのか、それともアニメファンなのか・・・両者とも同じような雰囲気をもっているので、ちょっと判断付きかねる。
そうしているうちに乗車すべき7:55発の篠山口行き普通列車が入線してきた。

おおっ、なんと最新の225系6000番台ではないか!
昔から福知山線はアチコチのお古車両の寄せ集めだった。
よって本日の車輌も、東海道・山陽線の快速車両の113系や新快速の2次型の117系、せいぜい金魚鉢の221系くらいだろうと思っていたが、正直おろろいた!(福知山線の普通列車利用はほんとに久しぶりだった。)
この上等車両なら非テツの仲間にも満足してもらえるだろうと安心するとともに、発車するや否や、プシュッ!と祝杯を揚げる。

まだ午前8時ながら、2年ぶりの旅行だけあってメンバーのピッチは早い。まさに干天の慈雨の如し。
(人類の技術の進歩により、一番手前に写っている「氷入りカップ」が最近どこのコンビにでも入手できるようになった。そのことが、列車内で上手い焼酎を手軽に楽しむことができるという天恵を全てのノンベにもたらしたのだった。)
土曜日の午前中だというのに車内は混雑している様子はなく、ゆったりとした気分で不要不急の青春18切符の旅をつづける。
9:17篠山口到着。ここで乗り換え
水割り用の“いろはす”をホームの自販機で追加購入し、後顧の憂いをなくし、さらに福知山へ向かわんとす。

ここでも僅か2両編成であるが、223系5000番台という上等車両が登場(クハ222-5508)
9:27篠山口を出発し、ゆったりとした車中では雑談とともに、毎回定番となった芋焼酎“蘭”をさらに楽しむ。
ゴンちゃん、いつも銘酒“蘭”を買って来てくれてありがとう!

定刻10:56福知山に到着。

ここからJRバスの園部行きに乗車して「福知山温泉」で一風呂浴びに行かんとす。

とにかく本数が少ないので要注意である。午前8時から午後3時までの7時間には、たった2本しかない!
よって午前10時45分の便を外す訳にはいかない。

福知山温泉到着

もともとは料亭であった場所を温泉施設に改造したところのようだ。
並みの温泉施設にはない格式を感じるものとなっている。



広い玄関口には、大きな招き猫がお出迎え。

いろいろとローカルルールがあるようだ。
お風呂の様子の写真はないが、様々な露天風呂もあって風情豊かなものでありました。

さてさてお風呂の後は、昼食タイム
滋味深き庭園を望む大広間でいただくことに・・・お風呂で汗を流した後、緑豊かな庭園を眺めながらのビールは、また格別なり。

本日の昼食は、麦トロご飯定食であります。
(つづく)

1日1回 ぽちっとね♪
もう既に16回の回数を経ている恒例事業だったが、昨年は初めて実施されない年となった。
その理由は、あの奈良十津川・和歌山熊野地方に未曾有の豪雨をもたらした台風12号のために、北近畿にある目的地への鉄道が寸断されあえなく中止の憂き目を見たのだった。
この旅行は、諸般の事情により翌週へ順延とはならないのだ。
今回は、奇しくもその中止された行程を一年遅れで巡る「リベンジ旅行」となった。
(よって前回は2年前の摂氏38度の恵那・明智鉄道を巡る旅となる。)

午前7時にJR大阪駅に向かう。
今にも雨が降ってきそうな空模様だが、おかげで残暑は一休みといった感がある。

ふと駅前から西のほうに目を転じれば、大阪中央郵便局がこんな姿に・・・もうあの姿を見ることはない。
車内の乾杯用飲料をたっぷり買い込んで、福知山線の4番ホームに上ると、7:34発の特急スーパーはくと1号が入線してきた。

何やら見慣れないサインが先頭車に書かれているなあ・・・と思っていたら、ボディーサイドには漫画が描かれてある。





どうやら、これは8月4日から11月25日まで鳥取で開催される国際まんが博のPR用列車のようである。
この漫画の作者谷口ジロー氏は同じく鳥取県出身の水木しげる氏と「名探偵コナン」の青山剛昌氏とともに同会場にて作品が展示されているようだ。

(まんが王国とっとり公式ガイドブックより)
どうもこのジャンルは不案内だが、同じホームでカメラを向けていた者が何人かいたようだ。
しかし、彼らは鉄道ファンなのか、それともアニメファンなのか・・・両者とも同じような雰囲気をもっているので、ちょっと判断付きかねる。
そうしているうちに乗車すべき7:55発の篠山口行き普通列車が入線してきた。

おおっ、なんと最新の225系6000番台ではないか!
昔から福知山線はアチコチのお古車両の寄せ集めだった。
よって本日の車輌も、東海道・山陽線の快速車両の113系や新快速の2次型の117系、せいぜい金魚鉢の221系くらいだろうと思っていたが、正直おろろいた!(福知山線の普通列車利用はほんとに久しぶりだった。)
この上等車両なら非テツの仲間にも満足してもらえるだろうと安心するとともに、発車するや否や、プシュッ!と祝杯を揚げる。

まだ午前8時ながら、2年ぶりの旅行だけあってメンバーのピッチは早い。まさに干天の慈雨の如し。
(人類の技術の進歩により、一番手前に写っている「氷入りカップ」が最近どこのコンビにでも入手できるようになった。そのことが、列車内で上手い焼酎を手軽に楽しむことができるという天恵を全てのノンベにもたらしたのだった。)
土曜日の午前中だというのに車内は混雑している様子はなく、ゆったりとした気分で不要不急の青春18切符の旅をつづける。
9:17篠山口到着。ここで乗り換え
水割り用の“いろはす”をホームの自販機で追加購入し、後顧の憂いをなくし、さらに福知山へ向かわんとす。

ここでも僅か2両編成であるが、223系5000番台という上等車両が登場(クハ222-5508)
9:27篠山口を出発し、ゆったりとした車中では雑談とともに、毎回定番となった芋焼酎“蘭”をさらに楽しむ。
ゴンちゃん、いつも銘酒“蘭”を買って来てくれてありがとう!

定刻10:56福知山に到着。

ここからJRバスの園部行きに乗車して「福知山温泉」で一風呂浴びに行かんとす。

とにかく本数が少ないので要注意である。午前8時から午後3時までの7時間には、たった2本しかない!
よって午前10時45分の便を外す訳にはいかない。

福知山温泉到着

もともとは料亭であった場所を温泉施設に改造したところのようだ。
並みの温泉施設にはない格式を感じるものとなっている。



広い玄関口には、大きな招き猫がお出迎え。

いろいろとローカルルールがあるようだ。
お風呂の様子の写真はないが、様々な露天風呂もあって風情豊かなものでありました。

さてさてお風呂の後は、昼食タイム
滋味深き庭園を望む大広間でいただくことに・・・お風呂で汗を流した後、緑豊かな庭園を眺めながらのビールは、また格別なり。

本日の昼食は、麦トロご飯定食であります。
(つづく)


1日1回 ぽちっとね♪
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Comment
2012.09.10 Mon 18:11 | おめでとうございます
まずは無事のご催行、お祝い申し上げます。
福知山線からも国鉄型は姿を消しましたね。味気ないといわれる新車も宴会場としては好評のようです。18シーズンには熾烈を極める篠山口の乗り換えも時間が早いせいか平穏だったようでなによりです。
蘭は毎回のように登場してるなと思っていたら指名買いなんですね。
福知山温泉、シブイところをご存知ですね!
- #-
- サットン
- URL
2012.09.10 Mon 20:47 | *サットンさん こんばんは
2年ぶりの恒例行事ですが、サットンさんのKTR乗りつぶしの記事が大いに役に立ちました。感謝してます。
福知山温泉については、地元の特派員に尋ねると評価が高かったため採用しました。というか福知山はそれ以外に余り見るべきものがないように感じた次第です。焼酎「蘭」はメンバー各位のお気に入りの銘柄となっておりまする。
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