京丹後リベンジ旅行(その5・丹後由良から東舞鶴へ)

(前回からのつづき)

12:45 ふたたび丹後由良駅に戻り車中の人となるが・・・

おやっ?

宮津駅ですれ違った「悠遊号」ではないか。窓も開いてるし・・・。

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塗装のハゲは目立つし、クーラーは効かないし、座席のモケットは破れ放題だし・・・赤字日本一の第三セクターの現状有姿をかくも判りやすく示してくれている。


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おさらいのために、昨日福知山駅で見た「お知らせ」を再掲すると・・・

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この「冷房装置の手当て」とは、ナンだろう??

ここでいう「手当て」とは修理ではなく応急処置のことをいい、例えれば「赤チン」でも塗っておくことだと思えてならない。

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さてさて、悠遊号という観光列車だけに、由良川鉄橋を渡りだすと、列車は徐行し始めた。

それとともに、うら若きトレイン・アテンダントさんの観光案内がはじまった。

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由良川とこの長大なる橋梁の由来や「由良のとをわたる舟人かぢをたえ行方もしらぬ恋の道かな」の歌などを紹介してくれました。

テープなどで誤魔化さずに、ウグヒス嬢のアナウンスであるところがとても好感が持てやした。

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この歌の「由良の門」は、紀伊国の由良海峡(和歌山県日高郡由良町)とする説と、彼の地である丹後国の由良川の河口であるとする説があるらしいが、一生懸命説明してくれているアテさんの心意気に感じて後説を支持することとしよう!

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解説も一段落して、車掌業務も担うので普段は車輌の端にいてるアテさんであるが・・・

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おやっ? こちらにやってきたよ。検札はさっき済ませたのに・・・


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なんだ、カーテンがフルオープンの窓から飛び出して、吹流しのようになっているのに気が付いて、それを直しにやってきたようだ。(外から見るとかっこ悪いからね。)

オヂサン、思いっきりかぶってますよ!

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ああ~っ、もう終わっちゃいましたよ!

見て分かるように、非冷房列車に於いてはこれだけ強固にカーテンを結わえることが肝要なり。


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小さな「ょ」の字がその位置でいいのか、いつも気になる四所である。


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13:05西舞鶴駅到着


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駅の近くの加寿美さんで、やや遅い昼食をとる。出雲ソバの定食である。

舞鶴発祥の由緒正しき「肉じゃが」付きである。

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真ん中の生花は食べられないが、その下に入っている漬物は食べられます。

すべて美味しくいただきました。ごちそうさまでした。


腹ごしらえを済ませると、路線バスの東西循環線で東舞鶴の海上自衛隊の艦船を見学に行くのであります!

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13:56 自衛隊桟橋停留所到着であります。

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土・日は原則見学できるため、桟橋入口で見学を求めると、「今日は行事があるため見学できません。」とのつれない返事。

ここは、強行突破するわけにはいかないので、門前より護衛艦みょうこうの写真を撮って転進す。


桟橋から歩いて舞鶴名物の煉瓦倉庫群にやってきた。

この地には、明治から大正期にかけて建築された舞鶴鎮守府ゆかりの煉瓦倉庫が9棟も残っている。

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こちらは、赤煉瓦倉庫3号棟 明治35年築の旧舞鶴海軍兵器廠弾丸庫および小銃庫

重要文化財であります。

先の日露の戦役では屹度大活躍したことだらう。

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2階内部の様子


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舞鶴内港には、掃海艇まえじまの姿があった。

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正面には、多用途支援艦ひうちも見えている。


赤レンガ博物館を見学した後、東舞鶴駅に向かう市街地を歩く

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え~感じの映画館があった。3Dなんて全く似合わないような気がする。


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舞鶴の市内の通りにはそれぞれ、富士、八島、敷島、朝日、初瀬、三笠と海軍の軍艦の名前がついている。

これは明治34年の舞鶴鎮守府開庁に伴い、新しい市街地が造成され、そのとき命名されたためである。

よって市内には三笠小学校も存在する。


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この八島通りの鉄骨アーケードも海軍ゆかりのものと思われる。

壮大なアーケードで大商店街を形成しているが、駅の反対側にある大規模店にお客を奪われ、現在では閑散としている。

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最終目的地である東舞鶴駅に到着した。

クーラーの効いた待合室で缶ビールにて暑気払いをして、帰りの高速バスを待つ。

お土産は、天橋立オイルサーディン

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16:30日本交通の梅田行き高速バスに乗車する。

高速網の発展により2時間10分という短時間で大阪に到着し、おまけに料金が梅田まで2,340円と青春18切符並みに安価であることから、今回の旅行では利用することとした。

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車内は3列リクライニングシートなので伸び伸びゆったり。


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それでは、時間はたっぷりあるので、しばし今回の旅行の反省会と参りましょうか・・・♪


(完)


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Comment

2012.09.26 Wed 22:02  |  

同じ舞鶴でも、山を隔てた西と東とで町の表情が全く異なっている不思議なところですね。西は商業都市・東は軍港・・・、その雰囲気が独特のものを醸し出している街ですね。

2012.09.28 Fri 09:05  |  *のりさん おはようございます

そうなんですよ。同一市でありながら性格の違う地域を併せ持っているのが舞鶴だと思います。実際に移動していて感じたことですが、途中には大きな山と峠があり、何だか全く違う町に来た様に感じました。

2012.09.28 Fri 10:12  |  

しかしまあ、カーテン括るのが乗務員の日常業務とはKTRは非常事態ですね。来年には収束してるんでしょうか。
海上自衛隊、残念でしたね。でも、みょうこうを見れたのでよしとしましょうか。
高速バスってやっぱり便利ですね!私も今回改めて見直しました。
何はともあれ存分にリベンジを果たされたご様子、良かったです。

  • #-
  • サットン
  • URL

2012.09.29 Sat 13:25  |  *サットンさん こんにちは

KTRは起死回生の水戸岡車輌を導入するとか聞いていますが、そうなると更なる緊縮運営が求められるので、悠遊号の非冷房車は来年もそのままでしょう。
昨今の高速バスは侮れませんね。サットンさんのブログ記事に助けられまして無事に2年ぶりの不要不急の旅を実行することが出来ました。ありがとうございます。

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長崎の鴉・・長崎阿房列車

段段車窓が薄暗くなり、汽車が次第に濃ひ夕闇へ走り込んで行く時に聞く汽笛の響きは、鼻へ抜けたかさ掻きのやうな電氣機關車の聲よりも、蒸氣機關車の複音汽笛が旅情に相應しい。


          


  いつの間にか窓が眞暗になり、窓硝子に響く汽笛の音が、蒸氣機關車C62の複音に變つてゐる。


          
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