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橿原フォト散歩~ホテイアオイの里から今井町へ

平成24年9月15日(土) 職能団体の写真クラブのお誘いにより、大和橿原をフォト散歩する。

午前9時40分に大和八木駅集合なので少し早起きして、近鉄上本町駅から近鉄線を利用する。

昨日はゲリラ豪雨があったが、本日は雨の心配はなさそうだ。しかし暑くなりそうな気配なりなり。

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『ちちろ鳴くつがひの如く特急車』 ふあぢゐ

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青山町行き急行に乗車すると、こんな吊広告が・・・まだ完成もしていないのに気の早いことだ。


畝傍御陵前駅から徒歩で元薬師寺址に向かう。

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元薬師寺の周辺の畑には、ムラサキの花がいっぱい咲いている。

ホテイアオイの群生である。

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金魚の水槽で馴染み深いホテイアオイだが、南米原産の繁殖力の高い花で、別名はウォーターヒヤシンスといい、水草の1種で水面に浮かび紫色の花を咲かせる。

朝につぼみが太陽の日照に合わせて開花し、夜になると萎んで翌日の朝に別の新しい蕾が花開くため、一度開花した花は毎日入れ替わるので花は大変色鮮やかである。

ここ元薬師寺跡周囲にある1.4ヘクタールの水田には、毎年7月初旬に約14,000株が植えつけられ、最盛期には約400,000株の美しい紫色の花が水田一面に広がると云う。


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Canon5DⅡ+yashica100mm/f3.5macro

金魚鉢に浮いているホテイアオイってこんな花が咲くとは知らなんだ。


藤原京の一角を占めていた薬師寺伽藍も今は礎石を残すのみ

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石塔の跡であろうか、礎石の並ぶ中心の心柱の穴にもホテイアオイ・・・長い歴史の栄枯盛衰を静かに語りかけてくる。

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おサルがいるのでこれは庚申塚であろう。お供えの花は、ここもホテイアオイである。


その後、徒歩にて藤原京址にもやってきたが、香具山に臨むただ広い野原に風が吹くのみ。

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期待していたコスモスや彼岸花にはまだ早かった。




ということで、季節に関係のない今井町へと被写体を変更する。

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今井町西口から今西家住宅(重文)を望む

ここ今井町は、天文年間(1532~55)、本願寺の今井兵部によって建てられた称念寺が中心となる寺内町として発足した。

戦国時代であったその当時周辺に濠と土居を巡らせ、僧侶や門徒を守るための武力が備えられた。見通しのきかない筋違いの道路や、九つの門跡がそれを物語っている。

商工業都市として発展し、「今井千軒」「海の堺 陸の今井」と呼ばれるほどになっていきて、江戸幕府もその財力に一目置き、特別の権利を許され、自治都市となった。

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17世紀後半、五代将軍綱吉の頃に幕藩体制が整うと、「大和の金は今井に七分」「金の虫干し玄関まで」と言われるほどに繁栄していたが、明治維新により富豪が消滅、大正時代の鉄道開通で町の賑わいは駅周辺に移ったが、こうして訪れた平穏さが、かえってこの町の保持に貢献したとも言える。

後には町並み保存の動きも起こり、9件の建物が重要文化財に、また、3件が県指定文化財に指定されるなど、その文化的・歴史的価値の貴重さが広く認知されて現在に至っている。

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狭い通りの両側には江戸時代の街並みが続き、今でも住民が生活している。

ただ、中には朽廃した家屋も見受けられることから、何らかの公的補助があるとは思うが、その維持管理の苦労は並々ならぬものがあると拝察される。


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街中の郵便局も周りの住宅に溶け込むような意匠をもって営業されている。

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街の歴史的な商家を無料にて見学させてもらえる場所もある。

ここ米谷家(重文)もそのひとつだが、右横の金環は、きっと訪問者が乗ってきた馬の手綱を括っておくところだろう。

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しかし、昔の馬がポニーくらいであってもこの道幅に駐馬されたら、通行人には大いなる迷惑ではなかったかと思ってしまう。

そんなことを思い愉しみながら、いにしえの町並みを1時間余り歩き回っていると、さすがにくたびれた。

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メンバーの集合場所である喫茶店には時刻の30分ほど前に到着して、一息入れる。

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今井の空を溶かし込んだようなホット珈琲で暑気払いナウ。

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午後3時45分には八木西口駅から帰途につく。となりの自転車置き場のほうが立派に見える。

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皆さん、お疲れ様でした。

本日は鉄道をやや離れて、自然と歴史に遊ぶブログ記事でありました。


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2012.10.01 Mon 01:45  |  重要伝統的建造物保存地区

昭和31年に今井町を調査した東京大学の関野克教授教授は、今井町史(昭和32年刊、昭和53年復刻)の冒頭で「日本の町や都市のなかで、今井町は、もつとも誇るべきものをもつているということができます。」と述べられました。江戸時代後期からの重厚な本瓦葺きの商家、民家が連なる様は見事です。私も今井町を散策したことがあり、魅了されました。あるお店の方の話では「昔はもっと重苦しい雰囲気やった。」とのことでした。写真によると美しくメンテされ、伝統的な様式で改築されている家屋もあるようにお見受けします。常に手を加えることにより、住み手と訪問者の快適性と利便性、安全性を保っているのでしょう。進化しながら保存していくモデルケースではないでしょうか。

  • #-
  • 京葉帝都
  • URL

2012.10.01 Mon 18:17  |  *京葉帝都さん おひさしぶりです

コメントをいただきありがとうございます。小生地元でありながら、今井町は今回が初めての訪問でした。イメージとしては、かなりの家屋が昔のままの外観を保っていることが判りました。しかし中には工事柵で囲われ屋根が抜け落ちそうな廃屋や、修理が行届かない古家も散見され、それぞれ所有者の思惑の違いを見た気がしました。それと歩いていて感じたことに、実際生活している町中をカメラを持った他所の連中が鵜の目鷹の目で徘徊しているのは、住民としてどう感じているのかと、とても気になりました。

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何カノキツカケガアレバ汽車ノ事ヲ一所懸命ニ記述シテヰル。子供ノ時ノ汽車に對スル憧憬ガ大人ニナツテモ年を取ツテモ抜ナイノデアラウ。


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 阿房(あほう)と云ふのは、人の思わくに調子を合はせてさう云ふだけの話で、自分で勿論阿房だなどと考へてはゐない。
 
 用事が なければどこへも行つてはいけないと云ふわけはない。
 なんにも用事がないけれど、汽車に乘つて大阪へ行つて來やうと思ふ。   
    ・・・内田百閒「特別阿房列車」


        

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長崎の鴉・・長崎阿房列車

段段車窓が薄暗くなり、汽車が次第に濃ひ夕闇へ走り込んで行く時に聞く汽笛の響きは、鼻へ抜けたかさ掻きのやうな電氣機關車の聲よりも、蒸氣機關車の複音汽笛が旅情に相應しい。


          


  いつの間にか窓が眞暗になり、窓硝子に響く汽笛の音が、蒸氣機關車C62の複音に變つてゐる。


          
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