平成2年1月シュプール号でスキーに行こう
- Sat
- 06:30
- ∇鐵道ほとがら帖/平成編 - ├平成元年-平成5年
平成2年1月のことだった。
大学時代の旧友と岩岳にスキーに行くこととなったが、メンバーは全国に散らばっているため、現地集合ということになった。
小生は、新大阪から名古屋まで新幹線を利用して、名古屋からは夜行列車のシュプール号でいくことにした。
昔と違い、スキー板やスキー靴の嵩張る荷物は、宅急便で先送りすることができたので、本当に気軽なスキー旅行となった。

名古屋駅ではユーロライナー仕様の『 シュプール ユーロ赤倉・志賀 』に遭遇する。

牽引機は、ユーロ色のEF64-66
この列車は、名古屋~妙高高原を走るので、我々とは行き先違いである。
これを見送り次の夜行列車“シュプール栂池・八方号”に乗車する。これでも急行料金で乗車できた。


大学時代の旧友と岩岳にスキーに行くこととなったが、メンバーは全国に散らばっているため、現地集合ということになった。
小生は、新大阪から名古屋まで新幹線を利用して、名古屋からは夜行列車のシュプール号でいくことにした。
昔と違い、スキー板やスキー靴の嵩張る荷物は、宅急便で先送りすることができたので、本当に気軽なスキー旅行となった。

名古屋駅ではユーロライナー仕様の『 シュプール ユーロ赤倉・志賀 』に遭遇する。

牽引機は、ユーロ色のEF64-66
この列車は、名古屋~妙高高原を走るので、我々とは行き先違いである。
これを見送り次の夜行列車“シュプール栂池・八方号”に乗車する。これでも急行料金で乗車できた。


岩岳のスキーの様子は平々凡々なものとして割愛するとして・・・これから帰路につく。

白馬駅では、特急“しなの”の特異な先頭グリーン車であるクロ381-11に遭遇する。

※この車両(クロ381-11)は、現在では名古屋のリニア・鉄道館にて保存展示されている。
またJR西日本の「スーパーくろしお」の先頭グリーン車と兄弟ともいえる車輌ながら、フロントマスクのデザインや側面の乗車口位置の相違などで随分異なった印象を与える。

(参考)H4.4.26大阪環状線・弁天町駅にて特急「スーパーくろしお」のクロ380

12:12発新宿行き特急あずさ 於:大糸線白馬駅

12:09発南小谷行快速339Mに乗車して南小谷まで行く。


12:27南小谷発糸魚川行 普通435D これには乗らない。

帰りは、北周りで帰阪する。
13:00南小谷発大阪行の臨時急行“シュプール白馬・栂池号”に乗車する。
この列車は、スキー専用列車なので糸魚川を出ると京都までノンストップである。
しかし北周りは時間がかかるためか、車内はすいていてゆったりと帰る。大阪着20:30
【シュプール号】
JR各社が昭和61年に登場させた今までのスキー列車とは一線を隔したスキー客専用列車である。格安で大都市圏とスキー場とを直結するスキーバスに対抗すべく、特急車両を使用して、渋滞知らずをセールスポイントに大々的なPRを行い、列車種別は急行列車としながら運賃込みの格安パック料金を設定して、ちょうどバブル期のスキー多客を捌いていた。しかし、その後のスキー人口の減少、バス路線のグレードアップもあり、平成12年あたりを境に姿を消していった。

白馬駅では、特急“しなの”の特異な先頭グリーン車であるクロ381-11に遭遇する。

※この車両(クロ381-11)は、現在では名古屋のリニア・鉄道館にて保存展示されている。
またJR西日本の「スーパーくろしお」の先頭グリーン車と兄弟ともいえる車輌ながら、フロントマスクのデザインや側面の乗車口位置の相違などで随分異なった印象を与える。

(参考)H4.4.26大阪環状線・弁天町駅にて特急「スーパーくろしお」のクロ380

12:12発新宿行き特急あずさ 於:大糸線白馬駅

12:09発南小谷行快速339Mに乗車して南小谷まで行く。


12:27南小谷発糸魚川行 普通435D これには乗らない。

帰りは、北周りで帰阪する。
13:00南小谷発大阪行の臨時急行“シュプール白馬・栂池号”に乗車する。
この列車は、スキー専用列車なので糸魚川を出ると京都までノンストップである。
しかし北周りは時間がかかるためか、車内はすいていてゆったりと帰る。大阪着20:30
【シュプール号】
JR各社が昭和61年に登場させた今までのスキー列車とは一線を隔したスキー客専用列車である。格安で大都市圏とスキー場とを直結するスキーバスに対抗すべく、特急車両を使用して、渋滞知らずをセールスポイントに大々的なPRを行い、列車種別は急行列車としながら運賃込みの格安パック料金を設定して、ちょうどバブル期のスキー多客を捌いていた。しかし、その後のスキー人口の減少、バス路線のグレードアップもあり、平成12年あたりを境に姿を消していった。
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Comment
2012.11.17 Sat 16:31 |
平成初期の冬、週末夜の大阪駅は次々と発車して行くシュプール号で実に賑やかでしたね。手持ちの車両と路線を総動員してスキー客を捌いていたように思います。お陰で駅で足止めを喰い帰宅が遅くなったもんです。
今の
JRにこの頃のバイタリティーが感じられないのが残念です。
- #-
- サットン
- URL
2012.11.20 Tue 07:00 | *サットンさん おはようございます
確かに最近のJRは大人しいですね。
夜行バスの台頭が原因でしょうが、特に夜行列車というものがほとんど無くなってしまったのが、残念でなりません。
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