平成5年 阪神電鉄・福島駅の地下工事レポート(続)
- Sun
- 07:00
- ∇鐵道ほとがら帖/平成編 - ├平成元年-平成5年
(前回からのつづき)
H5.8.22のフォト・ウォッチングでは、阪神電鉄・福島駅の西側にも足を伸ばしているので、そのときの様子とH25.1現在の様子とを比較してみたい。

なにわ筋とあみだ池筋との中間区域・・・高架のJR環状線としばらくの区間並んでいたところである。
環状線の車窓から並走する阪神電車を眺めるのが好きだった・・・・。

H25.1現在では、線路敷であった場所は、青天の駐車場となっている。
また踏切部分は、フェンスにより閉鎖されていた。
(当時のように俯角で撮りたかったが、足場がなくなっていた。)

あみだ池筋からさらに西側に来たところ。昔ながらの木造家屋が並ぶ一帯である。

スーパーくろしおが往く大阪環状線と阪神電車とが立体交差する国道2号線の福島4丁目交差点

阪神の新しい地下トンネルの入口部分となるところである。

歩道橋上から工事中の隧道口を望む

平成25年1月 同じ歩道橋から同方向を見る。
上の写真と比べてみると、元地上の下り線を削って地下への上り線を施設しているようだ。
一日も電車を止めることは出来ないので、ひとときは、手前にも下り線路を施設して複々線になっていたことが見て取れる。従って現在ではそのような経緯を推察させる広い鉄道敷となっている。
平成5年の写真には、この直後発生した“イカリソース詐欺事件”に大きく関与した仕出し弁当の“一冨士”本社ビルが写り込んでいるが、20年後の現在では、すっかりその様相を変えてしまった。

地下トンネルの入り口に掲げられた扁額。
昭和14年当時の阪神電鉄の社長・今西與三郎の揮毫により「萬方慶」と草書体で書かれてある。
「慶」の草書体は、知識として知らないと憶測だけでは読めない字の一つである。
元々は福島・梅田間の地下隧道入口にあったが、福島駅の地下化により、この場所に移動されたものである。
次回は、この近くの知らぜらる戦跡を訪ねてみたい・・・つづく
H5.8.22のフォト・ウォッチングでは、阪神電鉄・福島駅の西側にも足を伸ばしているので、そのときの様子とH25.1現在の様子とを比較してみたい。

なにわ筋とあみだ池筋との中間区域・・・高架のJR環状線としばらくの区間並んでいたところである。
環状線の車窓から並走する阪神電車を眺めるのが好きだった・・・・。

H25.1現在では、線路敷であった場所は、青天の駐車場となっている。
また踏切部分は、フェンスにより閉鎖されていた。
(当時のように俯角で撮りたかったが、足場がなくなっていた。)

あみだ池筋からさらに西側に来たところ。昔ながらの木造家屋が並ぶ一帯である。

スーパーくろしおが往く大阪環状線と阪神電車とが立体交差する国道2号線の福島4丁目交差点

阪神の新しい地下トンネルの入口部分となるところである。

歩道橋上から工事中の隧道口を望む

平成25年1月 同じ歩道橋から同方向を見る。
上の写真と比べてみると、元地上の下り線を削って地下への上り線を施設しているようだ。
一日も電車を止めることは出来ないので、ひとときは、手前にも下り線路を施設して複々線になっていたことが見て取れる。従って現在ではそのような経緯を推察させる広い鉄道敷となっている。
平成5年の写真には、この直後発生した“イカリソース詐欺事件”に大きく関与した仕出し弁当の“一冨士”本社ビルが写り込んでいるが、20年後の現在では、すっかりその様相を変えてしまった。

地下トンネルの入り口に掲げられた扁額。
昭和14年当時の阪神電鉄の社長・今西與三郎の揮毫により「萬方慶」と草書体で書かれてある。
「慶」の草書体は、知識として知らないと憶測だけでは読めない字の一つである。
元々は福島・梅田間の地下隧道入口にあったが、福島駅の地下化により、この場所に移動されたものである。
次回は、この近くの知らぜらる戦跡を訪ねてみたい・・・つづく
- 関連記事
-
- 平成5年冬 山口・宇部出張 (2013/06/23)
- 平成5年秋の阪堺電車(続) (2013/06/16)
- 平成5年秋の阪堺電車 (2013/06/09)
- 有人改札時代の南海高野線・西天下茶屋駅 (2013/05/17)
- 平成5年9月 驚愕の南海高野線・木津川駅 (2013/05/12)
- 平成5年 南海電車の旧塗装車輌を求めて (2013/04/14)
- 平成5年 自動改札機導入前の南海・汐見橋駅 (2013/04/07)
- 平成5年 阪神電鉄・福島駅の地下工事レポート(続) (2013/03/17)
- 平成5年 阪神電鉄・福島駅の地下工事レポート (2013/03/10)
- 平成5年 市電保存館完成記念の車輌展示会(その3) (2013/03/03)
- 平成5年 市電保存館完成記念の車輌展示会(その2) (2013/02/24)
- 平成5年 市電保存館完成記念の車輌展示会(その1) (2013/02/17)
- 寺前行普通列車は、なんと超ロングシートのキハ58だった!! (2013/02/10)
- 平成3年 西大寺鉄道バケットカー発見! (2013/02/03)
- 平成4年9月 再び小諸・望月町へ (2012/12/29)
スポンサーサイト
Comment
2013.03.18 Mon 19:35 |
旧トンネルから駆け上がって来る阪神電車はなかなか迫力ありましたね!
私も環状線で通過するとき一瞬の出会いを楽しみにしていました。
原型の103も懐かしいですわ。
- #-
- サットン
- URL
2013.03.19 Tue 15:56 | *サットンさん こんにちは
103系は昔のほうが袋窓があって開放的で良かったですよね。これも阪神国道線の金魚鉢を憧憬をもって眺めていたスリコミのせいでしょうか。
- #UXr/yv2Y
- FUZZY
- URL
- Edit
2013.03.20 Wed 00:02 |
懐かしいですね。
ついこの間のような気がいたします。
ジェットカーの凄まじい加速を体感できる区間だったように思います。
2013.03.20 Wed 21:29 | *のりさん こんばんは
ジェットカーの加速は凄かったですね。体があの加速度についていけなかった。そしてあのフワフワのシートも凄かった。座るとボコンと体が沈み込み、おおっと驚いたものでした。
Trackback
- URL
- http://fuzzyphoto.blog120.fc2.com/tb.php/1608-4e608196
- この記事にトラックバック(FC2Blog User)