平成5年秋の阪堺電車
- Sun
- 07:00
- ∇鐵道ほとがら帖/平成編 - ├平成元年-平成5年
先日のcontaxのTessarに触発されて、また大枚はたいてレンズを買ってしまった。

今度は、油絵のような色のりのCarl-Zeiss Planar85mm/f1.4 (定価¥109,000-)
このずしりと重く、深い井戸の中を覗くようなレンズの塊を眺めているだけで、ウイスキーのアテになるような絶品の光学製品である。
鉄道には85mmレンズが必需なりと勝手に決め付けて、ピント合わせが難しいレンズであるが、購入に踏み切った。
そうなると試し撮りがしたくてたまらない・・・平成5年11月15日手軽な阪堺線を訪れた。

この当時はモ253(旧京都市電1800系車輌)も運用していたようだ。於:恵美須町

今回は“やんちゃな子猫”のモ306(昭和2年製)に揺られて南下する。

丸い天井がなんともクラシックで、居心地のよい空間を与えてくれている。
現在ではこのモ301系は、目にすることは叶わない。

大和川橋梁にやってきた。
この華奢な鉄橋は明治44年の横河橋梁製・・・今でも現役というのがうれしい。


シンプルな複線下路プレートガーダー9連クイーンポストトラス橋であるが、イギリス式の下路橋梁は、稀な存在であり、橋脚が鉄管柱(1列2本)というのも稀少である。鉄道用では、隣接する南海高野線の大和川橋梁を含め僅か3橋が現存するのみである。

ドウトンカメラの“LEICA Nikon は世界の名機”の広告も慣れ親しんだものだが、いつの頃からか姿を見なくなったね。

この当時の車輌カラーは、広告主の意向を全面的に聴き入れたものだったのだろうが、全く統一感がなく、一台一台バラバラだった。

今度は、油絵のような色のりのCarl-Zeiss Planar85mm/f1.4 (定価¥109,000-)
このずしりと重く、深い井戸の中を覗くようなレンズの塊を眺めているだけで、ウイスキーのアテになるような絶品の光学製品である。
鉄道には85mmレンズが必需なりと勝手に決め付けて、ピント合わせが難しいレンズであるが、購入に踏み切った。
そうなると試し撮りがしたくてたまらない・・・平成5年11月15日手軽な阪堺線を訪れた。

この当時はモ253(旧京都市電1800系車輌)も運用していたようだ。於:恵美須町

今回は“やんちゃな子猫”のモ306(昭和2年製)に揺られて南下する。

丸い天井がなんともクラシックで、居心地のよい空間を与えてくれている。
現在ではこのモ301系は、目にすることは叶わない。

大和川橋梁にやってきた。
この華奢な鉄橋は明治44年の横河橋梁製・・・今でも現役というのがうれしい。


シンプルな複線下路プレートガーダー9連クイーンポストトラス橋であるが、イギリス式の下路橋梁は、稀な存在であり、橋脚が鉄管柱(1列2本)というのも稀少である。鉄道用では、隣接する南海高野線の大和川橋梁を含め僅か3橋が現存するのみである。

ドウトンカメラの“LEICA Nikon は世界の名機”の広告も慣れ親しんだものだが、いつの頃からか姿を見なくなったね。

この当時の車輌カラーは、広告主の意向を全面的に聴き入れたものだったのだろうが、全く統一感がなく、一台一台バラバラだった。
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Comment
2013.06.09 Sun 22:14 | 懐かしいですね
20年前の阪堺電車、懐かしく拝見させていただきました。
恵美須町も思われるモ253号、臨時の表示とマークが装着されていますので、貸切電車だと思います。大改造を受けて登場したものの、阪堺の路線事情に合わず、ほとんど役にたたなかったモ251形ですね。
モ306号は、川崎造船所の作で、セミダブルルーフのため、車内天井が深いアール形状になっています。
懐かしい写真をたくさんありがとうございました。
2013.06.10 Mon 06:36 | *のりさん おはようございます
多くの阪堺電車のレポートをおもちののりさんにコメントをいただき、感謝しています。モ301系の資料についても参考にさせていただきました。
モ251系については、残念な結末でしたね。
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