平成25年1月JR予讃線・豊浜より高松へ
平成25年1月讃岐へお年賀に伺う。
もちろん彼の地では、名物“あん餅雑煮”を楽しんだ。
あんこ入り餅が入った白ミソ雑煮であるが、毎年いただいていると、食べないと何か忘れものをしたような気にさせる郷土料理である。

翌日には、妻子を残し一足早く予讃線・豊浜駅より帰阪する。
豊浜は、大平正芳元首相の出身地である。地の人たちは、天皇陛下の次に彼を崇めているようだ。

駅前の様子は、昔から少しも変わらない。
岳父の同級生の家だと聞いた木造の“よろづや”旅館の建物も取り壊されることなく佇んでいるのも嬉しい。

この駅は、ツツジの名所らしい。
看板によると、昭和16年に紀元2600年を記念してツツジ500本が植栽され、「全国花いっぱい花咲く美しい日本一の駅」コンクールに昭和36年と昭和45年に表彰されているという。

さてさて、10:08発の快速サンポート南風リレー号で高松に向かう。
快速といっても2輌編成の電車で、坂出までは各駅停車である。

海岸寺駅付近では、おだやかな瀬戸内をながめつつ、高松には10:32到着

構内の“連絡船うどん”で立食いうどんを食した後、ホームに出ると何やらプレートを付けた坂出行の電車が止まっている。

これは、大正2年12月20日予讃線(多度津~観音寺)開通100周年の記念ヘッドマークである。
よ~く見ないと、何の100周年か分からないのが、ちょっと残念。

四国の玄関口としての堂々たる頭端式ホームを擁する高松駅は、改札口から眺めることこそ美しい。

平成13年には、駅本屋も建て替えられ、欧州風のガラスドームのお洒落なものとなった。
勝手なものだが・・・これだけ綺麗になると、かえって以前の雑居ビル風の猥雑な風情が懐かしくなる。

驚いたことに、コトデンの高松築港駅もその姿を変えていた。
こちらこそ猥雑さ満点の雑居ビル風の駅舎であったが、テナントの駅ビルがその姿を消して、駅舎だけがちんまりと再建されている。
調べてみると、「高松市街地再開発により路線を高架化(または地下化)したうえで当駅の移転が決定したため、旧駅舎は一足早く撤去された。あくまで仮駅舎の名目で現在の駅舎が建設されたが、その後の情勢変化もあり、この移転計画は最終的に放棄された。」(Wikipedia)とある。
諸般の事情とはいえ、気の毒なことである。

コトデン長尾線 1305+1306

元車は、京浜急行のデハ1305・デハ1308で、平成23年に入線した車輌である。
(つづく)
もちろん彼の地では、名物“あん餅雑煮”を楽しんだ。
あんこ入り餅が入った白ミソ雑煮であるが、毎年いただいていると、食べないと何か忘れものをしたような気にさせる郷土料理である。

翌日には、妻子を残し一足早く予讃線・豊浜駅より帰阪する。
豊浜は、大平正芳元首相の出身地である。地の人たちは、天皇陛下の次に彼を崇めているようだ。

駅前の様子は、昔から少しも変わらない。
岳父の同級生の家だと聞いた木造の“よろづや”旅館の建物も取り壊されることなく佇んでいるのも嬉しい。

この駅は、ツツジの名所らしい。
看板によると、昭和16年に紀元2600年を記念してツツジ500本が植栽され、「全国花いっぱい花咲く美しい日本一の駅」コンクールに昭和36年と昭和45年に表彰されているという。

さてさて、10:08発の快速サンポート南風リレー号で高松に向かう。
快速といっても2輌編成の電車で、坂出までは各駅停車である。

海岸寺駅付近では、おだやかな瀬戸内をながめつつ、高松には10:32到着

構内の“連絡船うどん”で立食いうどんを食した後、ホームに出ると何やらプレートを付けた坂出行の電車が止まっている。

これは、大正2年12月20日予讃線(多度津~観音寺)開通100周年の記念ヘッドマークである。
よ~く見ないと、何の100周年か分からないのが、ちょっと残念。

四国の玄関口としての堂々たる頭端式ホームを擁する高松駅は、改札口から眺めることこそ美しい。

平成13年には、駅本屋も建て替えられ、欧州風のガラスドームのお洒落なものとなった。
勝手なものだが・・・これだけ綺麗になると、かえって以前の雑居ビル風の猥雑な風情が懐かしくなる。

驚いたことに、コトデンの高松築港駅もその姿を変えていた。
こちらこそ猥雑さ満点の雑居ビル風の駅舎であったが、テナントの駅ビルがその姿を消して、駅舎だけがちんまりと再建されている。
調べてみると、「高松市街地再開発により路線を高架化(または地下化)したうえで当駅の移転が決定したため、旧駅舎は一足早く撤去された。あくまで仮駅舎の名目で現在の駅舎が建設されたが、その後の情勢変化もあり、この移転計画は最終的に放棄された。」(Wikipedia)とある。
諸般の事情とはいえ、気の毒なことである。

コトデン長尾線 1305+1306

元車は、京浜急行のデハ1305・デハ1308で、平成23年に入線した車輌である。
(つづく)
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Comment
2014.01.20 Mon 19:07 | 高松グランドホテル
高松築港駅の駅ビルのキーテナントは高松グランドホテルでした。国鉄最後の日を私はそのホテルの客室で迎えました。テレビをつけるとまさに目と鼻の先の高松駅から生中継で民営化され瀬戸大橋の開通で大きく変る高松駅の模様をレポートしていました。私にとっては忘れられないホテルです。
琴電の発車ベルが鳴るたびに火事か!っと身構えたものです。
- #-
- サットン
- URL
2014.01.23 Thu 06:33 | *サットンさん
高松築港駅には、ホテルが入っていたんですね。今ではすっかりその様相を変えてしまい残念です。コトデンの発車ベルが火災報知機のようだったとは、これぞ知る人ぞ知るという感じがします。
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