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平成7年1月30日震災半月後の姫路行き(その2)

前回からのつづき・・・当時の日記から 

平成7年1月30日 明石からJRで姫路に向かうと被災した家屋の姿が徐々に少なくなり、姫路の町は全くいつもどおりの表情を見せた。

本日の仕事を滞りなく終えて、夕方大阪への帰路に着く。今日から須磨・神戸間が復旧したので、今回初めて被災地の中心部を通って帰ろうとする。

JR線の下り電車は帰宅のサラリーマンで満席の様子だが、上りの神戸行きはガラガラだった。

19950117阪神淡路大震災874-1

明石の天文科学館の大時計は、震災発生時の5時47分のままで止まっているのが印象的である。内部の傷みも大きく、復旧にはまだ随分日数が掛かりそうだ。

車窓の外は暗くなり、窓外の風景は近くの様子しか見えないが、須磨を越えると倒壊家屋が目立ってきた。大きなビルが傾いているのを目の当たりにすると地震の威力の甚大なことを思い知らされる。

長田付近の焼失区域の規模の大きさは、夜でも判る。

しかし、兵庫駅付近のメチャクチャになった街の中で、ビルの一室にある学習塾で熱心に勉強している小中学生たちの姿が明るい蛍光灯であぶりだされた時、ふただび頭の中で混乱が生じた。



19950117阪神淡路大震災873-1
普段なら夕刻でも比較的落ち着いた雰囲気を漂わしている神戸駅であるが、この日は違った。
下り列車は、乗車制限するほどの混雑ぶり。サラリーマンに混じってリュックにヘルメット姿の被災された人たちの長い行列が続く。

三宮方面は、鉄道は不通のため連絡バスが運行されているが、道路は大渋滞のため徒歩のほうが速いと判断し、JRの高架線路沿いに歩きだす。

西元町からは、高架下アーケードを歩く。ここは、比較的被害が少なく、西行き東行きとも人通りが多い。

元町の大丸付近まで来ると、建物の傷みがひどい。大丸に南接する三菱信託銀行のビルの中層階はペシャンコになっているが、一方の古い住友銀行や日本郵船・商船三井ビルなどは最新のビルとともに大丈夫だったようだ。

海岸通の歩道は激震と液状化のためか盛り上がったり裂けていたりととても歩きにくい。法務局の入った海岸沿いの合同庁舎も壁面にヒビが多数入っているが、上層階には灯りがついているので、まだ使用に耐えるものなのだろう。

京町通りを北に曲がると神戸市立博物館があるが、外傷はないようだ。ただ収蔵品の損傷が気掛かりである。
しかし、北隣のオリエンタルホテルは相当な被害がある様子。日銀神戸支店の北側のビル群については、軒並み無傷なモノはない。すでに取り壊しが始まっているビルもある。

街中暗く、半壊のビルの下を歩くのは、心細くまた危険である。

急ぎ足で三宮方面に行くと、三宮センター街は完全に立ち入り禁止で、のぞくと真っ暗な中崩壊したダイエーリビング館の残骸が見え、肝胆を寒からしむ。

歩道にまで家屋が倒壊しており、そこは車道を歩かざるを得ず、市役所旧館や向かいの明治生命館の中間層が崩落している姿は新聞で見るのと同じであったが・・・

20140614
(戦前の神戸阪急ビル ライカ鉄道写真全集より)

三宮の鉄道のシンボルであった秀麗な尖塔のある神戸阪急ビルの取り壊しする様子を見た途端・・・知っている今までの神戸はもうなくなったと感じた。

19950117阪神淡路大震災884-1

19950117阪神淡路大震災883-1

三宮のリクルートビルの前から阪神青木まで連絡バスに乗車し、阪神電車で大阪に戻る。

20:45梅田に着くと、あの神戸の町の惨状がウソの様な平常さ。

これが普通なのだが、私自身天国のように感じた。


19950117阪神淡路大震災882-1

阪神梅田駅の運行告知板




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Comment

2014.07.01 Tue 08:20  |  あのとき…

長文コメント、失礼いたします。

思い出します。鮮烈な記憶として残っています。

震災から一ヶ月が経った頃でしたか、阪神が御影まで開通し、曲がりなりにも鉄道で神戸に入れるようになったときに、三宮の北口付近にある行きつけの店が気になって、神戸の街に入りました。
阪神が西宮を過ぎる頃から、車窓の風景が一変し始め、震災を肌で感じるようになりました。阪神は、御影から先は大ダメージを受けています。バスに乗り換え、阪急御影へ。駅は、上り線に仮のホームが設けられ、単線折り返し構造になっていました。高架上から見る神戸の街は、学生時代から見慣れているはずでしたが…。あの阪急三宮ビルは、解体されてしまっています。
降り立った三宮駅前。唖然としました。車の音が全くしない異様な静けさ。歩道はめくれ上がり、あちらこちらに瓦礫が積まれています。座屈を起こしたビルが至る所に…。
行きつけの店が入るビルは無事でしたが、その隣のビルは、三階部分が潰れていました。地下鉄に乗ったものの、被害の大きかった駅を最徐行で通過。かなり恐ろしい思いをしました。板宿で降り、山陽電車の崩壊した板宿駅を見て、愕然としました。地上での復旧を断念し、工事が始まっていたこの部分の地下化を急ぐとのこと。
もう一度地下鉄で新長田へ。JR新長田駅は完全に取り去られ、西側に仮の駅が設けられています。普通電車で灘へ。広大な空き地が拡がる駅周辺、すっかり変わってしまった街並みを車窓から呆然と眺め、電車に揺られます。電車は灘までです。六甲道付近の高架は崩落したため、復旧の目処さえ立っていません。代替バスに乗り換えるため灘で下車。西日本各地から応援にやって来たバスのナンバープレートを見て感激していました。それでもバスで捌ける人数には限りがあります。あらためて鉄道の輸送力の大きさを知らされました。住吉までのバスの車窓も言葉がありません。住吉からの帰路も、同様でした。街中も電車内も皆押し黙ったように静かでした。
この街は立ち直るのだろうか…、あの時の正直な思いでした。

2014.07.03 Thu 07:27  |  *のりさん おはようございます。

長文ありがとうございます。20年も経つのに当時のご記憶があまりにも鮮明なので驚いています。でもやはり忘れられませんよね。座屈した大きなビルやうねる歩道を実際見るといつまでも記憶に止まります。
被災した板宿の様子は、次回アップしたいと考えています。ご覧いただければ幸いです。

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 阿房(あほう)と云ふのは、人の思わくに調子を合はせてさう云ふだけの話で、自分で勿論阿房だなどと考へてはゐない。
 
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長崎の鴉・・長崎阿房列車

段段車窓が薄暗くなり、汽車が次第に濃ひ夕闇へ走り込んで行く時に聞く汽笛の響きは、鼻へ抜けたかさ掻きのやうな電氣機關車の聲よりも、蒸氣機關車の複音汽笛が旅情に相應しい。


          


  いつの間にか窓が眞暗になり、窓硝子に響く汽笛の音が、蒸氣機關車C62の複音に變つてゐる。


          
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