EF52-1ついに搬出される 大阪・交通科学博物館
- Sun
- 07:00
- ∇鐵道ほとがら帖/平成編 - ├平成23年-平成29年
平成26年12月10日(水)のことだった。
鉄道仲間の同級生である放出のN氏から突然電話があった。
「弁天町のEF52-1がいよいよ今夜搬出されるようだ。見送りに行かないか・・・」と。
堂々たるデッキを有する大型電気機関車のEF52は、阪和線でその稼動時の勇姿を憧れをもって見た世代ゆえ、二つ返事でOKの返事をし、今夜惜別の想いで弁天町に出向いた。

21:30現地到着
そのときは、すでに台車と分離され、トレーラーに乗せられた状態だった。

搬出は深夜になるらしく、そこまではお付き合いができないので、暫し惜別の対面となる。
存在感のある台車部分がないと、アプト式のED42にも雰囲気が似ているようにも感じる。

鉄道仲間の同級生である放出のN氏から突然電話があった。
「弁天町のEF52-1がいよいよ今夜搬出されるようだ。見送りに行かないか・・・」と。
堂々たるデッキを有する大型電気機関車のEF52は、阪和線でその稼動時の勇姿を憧れをもって見た世代ゆえ、二つ返事でOKの返事をし、今夜惜別の想いで弁天町に出向いた。

21:30現地到着
そのときは、すでに台車と分離され、トレーラーに乗せられた状態だった。

搬出は深夜になるらしく、そこまではお付き合いができないので、暫し惜別の対面となる。
存在感のある台車部分がないと、アプト式のED42にも雰囲気が似ているようにも感じる。

想えば・・・山中渓の某所にてモーター音を轟かせて疾走する大型電機はSLとはまた違う魅力のある被写体だった。

EF527+EF1558牽引の下り貨物
そのEF52も終焉を迎えた
「EF52お別れ記念運転」がなされたのが昭和50年8月24日だった

その後昭和52年には、奈良機関区の扇形庫にしずかに一休車両でたたずんでいた姿が印象に残っている。

昭和52年5月30日奈良駅にて
その後、整備され交通科学博物館に展示され、平成16年には鉄道記念物に指定され大切にされていた。
それも同館の閉鎖に伴いその動向が危惧されていたが・・・

いよいよ住み慣れた大阪を後にして京都に向かうか・・・


台車部分は、デッキの手摺が取り除かれ、大型ジャッキで車体と分離され今夜は取り残されるようだ。
これだけの大型車両を陸路運搬するというのも大変な作業には違いない。
いずれの日にか、梅小路での再会を祈って旧交通科学博物館を後にした。

同館の敷地内には、まだまだ車両が残っていて、闇夜に浮かび上がるキハ81も存在感たっぷりなり。
(追記)

梅小路蒸気機関車館の西隣には、大規模な新博物館の建設が着々と進んでいる。
H26.12.14山陰線の下り普通列車内から撮影

EF527+EF1558牽引の下り貨物
そのEF52も終焉を迎えた
「EF52お別れ記念運転」がなされたのが昭和50年8月24日だった

その後昭和52年には、奈良機関区の扇形庫にしずかに一休車両でたたずんでいた姿が印象に残っている。

昭和52年5月30日奈良駅にて
その後、整備され交通科学博物館に展示され、平成16年には鉄道記念物に指定され大切にされていた。
それも同館の閉鎖に伴いその動向が危惧されていたが・・・

いよいよ住み慣れた大阪を後にして京都に向かうか・・・


台車部分は、デッキの手摺が取り除かれ、大型ジャッキで車体と分離され今夜は取り残されるようだ。
これだけの大型車両を陸路運搬するというのも大変な作業には違いない。
いずれの日にか、梅小路での再会を祈って旧交通科学博物館を後にした。

同館の敷地内には、まだまだ車両が残っていて、闇夜に浮かび上がるキハ81も存在感たっぷりなり。
(追記)

梅小路蒸気機関車館の西隣には、大規模な新博物館の建設が着々と進んでいる。
H26.12.14山陰線の下り普通列車内から撮影
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Comment
2014.12.15 Mon 07:13 | 阪和線の大型電機
小学校の臨海学校は白浜でしたが、往復天王寺からの団臨でした。和歌山からは蒸気機関車(形式は覚えていません…)で、阪和間はおそらくこの形式の機関車ではなかったかと思います。
山中渓のこの写真を見えていただきますと、阪和線ってやっぱり幹線鉄道だったんだなぁと感じさせてくれますね。
それだけに他の線区にくらべて冷遇されているのが哀しいです。
2014.12.19 Fri 07:09 | *のりさん おはようございます
小学生の頃ですと、阪和線は電気機関車、紀勢線は蒸気機関車が牽引していたでしょうね。私も今想えば小学生のとき写真を撮っておけばよかったのに・・・と思われる乗車体験をいくつもしています。南海本線と異なり阪和線は紀勢本線への導入部分という役割を担っていたように感じてなりません。したがって昔の阪和線区間は大きなターミナルもなく通過することが多かったです。
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