北海道青森紀行(その1)札幌・小樽編

平成27年9月29日(火)

伊丹空港から15:00発の日本航空2009便で札幌に向かう。

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北海道に行くのは、何年ぶりだろうか・・・最後はバブル期の職場旅行だったので、20年ほどは確実に経っていることだろう。

・・・仕事をそつなく終えた後は、あそこに行って・・・あそこで食べて・・・と

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そんなことを考えながら搭乗機の整備中にガソリンが切れたので少しだけ給油。

ご当地に行けば、サッポロクラシックが待っているのでお湿り程度に・・・




新千歳からJRで札幌に向かったが、17:40に到着した札幌駅は冷たい雨が降っていた。

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亞熱帶の大阪から来た者としては、冷蔵庫の中に頭を突っ込んだような感覚に陥る。

遥か北方の遠国に来た心地である。

隣のホームでは、17:49発の稚内行き特急「スーパー宗谷3号」261系が出発を待っている。

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関西では類を見ない車両デザインなので、自ずとカメラを向けてしまう。

この特急の走行距離は396.2kmに及び、これは現在の日本で運行されている気動車特急で一番長いものである。


この日は、クライアントと夕食をともにして、札幌ラーメンで〆る。

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独特の味噌味が美味なり。


翌日9月30日(水)の札幌は、昨日と打って変わって快晴となった。

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少し早起きしてホテルの近くにある道庁を訪問する。

すると、正門に向かって右脇(白い自転車の左側)に珍しいものを見つけた!

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札幌市の道路元標である。東京は日本橋、大阪は梅田新道(旧のものは高麗橋のたもと)にあるが、ここは道庁にある。

これは北海道の都市の成り立ちに大いに影響があるものと考える。

東京・大阪はまず住民がいて、生活があり、すでに大道が機能していたところに都市が誕生した。しかし札幌は明治2年に人の住まない原野を切り開いて誕生させた計画都市である。よって監督官庁である開拓使が設置されたところを道路の出発点としたのだろう。


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日本の「3大がっかり名所」として不名誉な称号をいただいた札幌時計台も立ち寄った。間近からではなく道路を隔てたビルの2階からだと、全体を眺めることができる。
この前にもチャイニーズが大勢屯してました。

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街中を歩いていると北海道大学の恵迪寮(ケイテキリョウ)祭のポスターがあった。昔の恵迪寮の雰囲気は、バンカラ気質に溢れ、連日連夜寮生たちが夜街を怒鳴り歩いていたこともありやりたい放題やっていたが、今でもその伝統は残っているのだろうか・・・赤フンは健在のようだが・・・

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仕事をしっかりこなした後は、自由行動となる。札幌から小樽に向かう。

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因みに今から35年前、大学時代に訪れた際の札幌駅本屋・・・ほぼ同じ位置から撮ったものではなかろうか。

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昼下がりの小樽行きの区間快速「いしかりライナー」に乗車

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この車輌(クハ733-209)はイカツイ顔立ち。北海道デザインの独自性が感じられてならない。

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現在の小樽駅は、昭和9年築の3代目。東京の上野駅を模したものとか・・・

平成18年3月27日国の登録有形文化財となり、平成22年10月には準鉄道記念物に指定される名建築である。

(注:これらの小樽駅の写真は、札幌に戻る17時頃に撮影したものであるが、構成の都合上ここで掲載する。)

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改札口の様子と、上部のたくさんのランプが吊り下げられたところは4番線ホームである。

下記の写真は、その4番線ホームから改札前コンコースを見下ろしたところ。

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また駅創設100周年を記念して平成15年には、4番線ホームを小樽にゆかりの深い石原裕次郎にちなんで「裕次郎ホーム」と愛称がつけられた。

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裕次郎の等身大パネルも設置されている。

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駅構内の様子。左手には山に続く斜面があり、右手には4番線ホームから見下ろす改札口が続く。駅自体は山の斜面につくられた構造となっている。そして、下記のように駅前からは海への長い坂道が延びている。

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その坂道を下っていこう・・・

観光名所となる小樽運河沿いの倉庫群の手前に、鉄道遺産があった。

官設鉄道旧手宮線跡である。

明治13年北海道で最初の鉄道として完成した手宮~札幌の鉄道線路の一部が、そのまま残っている。

こういうものを大切に残しているところがえらい!

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賑やかな観光地の倉庫群を避けて手前を西に曲がる。

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小樽市内には、あちこちに歴史的建造物が数多く存在している。

これもそんな明治建築のひとつ「小樽市指定歴史的建造物 第15号 旧早川支店」である。

現在の建物は、明治37年の稲穂町大火で全焼したため再建されたもので、厚い土塗りの防火戸や隣との境界に設けられた袖壁など、防火に対する配慮がうかがれる。また道路沿いの店舗部分に比較して奥まった居住部分の繊細な木造建築にも目を見張るものがある。

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これは、旧日本郵船小樽支店(国指定の重要文化財)

明治37年着工、同39年10月に落成した近世ヨーロッパ復興様式の石造2階建建築である。
当時の小樽は北海道開拓の拠点都市として商業港湾機能を充実しつつあり、船舶・海運・倉庫業界が競って、船入澗を設置し石造倉庫を建てた。この建物はその草創期の象徴的存在となっている。
 昭和30年市が日本郵船から譲り受け、翌31年から小樽市博物館として再利用してきたが、昭和44年3月に、明治後期の代表的石造建築として国の重要文化財に指定された。

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正面玄関は、北国らしく北に面する開扉を避け両脇に小振りな出入口を設けている。

その扉には郵船の社旗が、矜持として今でも刻まれている。

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時間があれば内部も見学していところであるが、先を急ぐ。  


あともう少し歩けば、手宮鉄道記念館だ・・・

(つづく)




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2015.11.09 Mon 07:03  |  

懐かしい懐かしい道央。

今から20年以上前の新婚旅行でした。
あのトワイライトの旅から春秋幾星霜…


続編、楽しみにしています。

2015.11.14 Sat 09:47  |  *のりさん こんにちは

のりさんも20年以上彼の地には行かれていないようですね。私も今浦島のような感情をもってパトロールしてました(笑)

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長崎の鴉・・長崎阿房列車

段段車窓が薄暗くなり、汽車が次第に濃ひ夕闇へ走り込んで行く時に聞く汽笛の響きは、鼻へ抜けたかさ掻きのやうな電氣機關車の聲よりも、蒸氣機關車の複音汽笛が旅情に相應しい。


          


  いつの間にか窓が眞暗になり、窓硝子に響く汽笛の音が、蒸氣機關車C62の複音に變つてゐる。


          
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