平成7年 名鉄揖斐線探訪
- Thu
- 07:00
- ∇鐵道ほとがら帖/平成編 - ├平成6年-平成7年
平成7年8月19日SL北びわこ号の始発下りを撮影した後、最終上りの時刻までかなりあるので、足を伸ばして岐阜までやってきた。
目的は、名鉄揖斐線で活躍中の大正15年生まれのオールドタイマーモ510形に会うため。
その運行は全く予備知識としてはないため、ぶっつけ本番である。

これは新岐阜駅前(現:岐阜駅)だろう。後ろの新岐阜百貨店が目印となるが、現在では存在しない。
車輌は、名鉄岐阜市内線のモ550形551 元北陸鉄道金沢市内線のモハ2000形(昭和25年製)
岐阜市内線は、平成17年4月1日に廃止された。
揖斐線を進んでいくと・・・いきなりだが、政田駅でモ510形514と遭遇!・・・初お目見え

半円形の先端部分の5枚窓がなんとも優雅である。側面戸袋の丸窓も典雅なり。
御年70歳なれど、元気にご活躍のようでなにより!

谷汲線との分岐駅「黒野」で下車

名鉄市内線との直通列車である左側モ770形と揖斐線・谷汲線を専ら走る右側モ750形

左が本揖斐方面、右が谷汲方面となる。


黒野駅には電留線がある。モ510形がここで休んでいるかと思っていたが、空振りに終わった。

昭和3年製のモ758も深い丸屋根と均整のとれた三枚窓が落ち着いた雰囲気を湛えている。
同時代の阪堺電車モ161と同じく愛すべきスタイルの車輌である。

谷汲線の閉塞区間は、この当時スタフ閉塞式を用いた運用をしていたようだ。

時間の関係からこれ以上奥には行けず、美濃北方まで戻り静かな昼下がりを楽しむ


木製の鎧窓を上げた姿も好ましいものだ。

モ752の車内の様子・・・ワンマン化はされているが、かなりオリジナルを維持しているようだ。

盛夏時は、冷房装置のないモ750形とボディーは小さいが涼しいモ770形では軍配は明らか・・・


岐阜に戻る際、尻毛駅であろうか、再びモ510形と遭遇する。
北びわご号の上り列車の時刻の加減からこれ以上此の地に留まることも叶わず。
しかし、モ510形は、じっくりと観察する価値がある車輌なり・・・捲土重来の機会を持たねば・・・
目的は、名鉄揖斐線で活躍中の大正15年生まれのオールドタイマーモ510形に会うため。
その運行は全く予備知識としてはないため、ぶっつけ本番である。

これは新岐阜駅前(現:岐阜駅)だろう。後ろの新岐阜百貨店が目印となるが、現在では存在しない。
車輌は、名鉄岐阜市内線のモ550形551 元北陸鉄道金沢市内線のモハ2000形(昭和25年製)
岐阜市内線は、平成17年4月1日に廃止された。
揖斐線を進んでいくと・・・いきなりだが、政田駅でモ510形514と遭遇!・・・初お目見え

半円形の先端部分の5枚窓がなんとも優雅である。側面戸袋の丸窓も典雅なり。
御年70歳なれど、元気にご活躍のようでなにより!

谷汲線との分岐駅「黒野」で下車

名鉄市内線との直通列車である左側モ770形と揖斐線・谷汲線を専ら走る右側モ750形

左が本揖斐方面、右が谷汲方面となる。


黒野駅には電留線がある。モ510形がここで休んでいるかと思っていたが、空振りに終わった。

昭和3年製のモ758も深い丸屋根と均整のとれた三枚窓が落ち着いた雰囲気を湛えている。
同時代の阪堺電車モ161と同じく愛すべきスタイルの車輌である。

谷汲線の閉塞区間は、この当時スタフ閉塞式を用いた運用をしていたようだ。

時間の関係からこれ以上奥には行けず、美濃北方まで戻り静かな昼下がりを楽しむ


木製の鎧窓を上げた姿も好ましいものだ。

モ752の車内の様子・・・ワンマン化はされているが、かなりオリジナルを維持しているようだ。

盛夏時は、冷房装置のないモ750形とボディーは小さいが涼しいモ770形では軍配は明らか・・・


岐阜に戻る際、尻毛駅であろうか、再びモ510形と遭遇する。
北びわご号の上り列車の時刻の加減からこれ以上此の地に留まることも叶わず。
しかし、モ510形は、じっくりと観察する価値がある車輌なり・・・捲土重来の機会を持たねば・・・
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Comment
2016.05.07 Sat 14:40 | 名鉄600V区間
たった一度きりでしたが、あの日を思い出しています。
名鉄岐阜界隈の電車の廃止、何度考えてももったいないですね。
本当に必要のない電車だったのでしょうか……。
電車の効用を本当に鑑みたのか、甚だ疑問です。
存続できる術はきっとあったと思っています。
2016.05.13 Fri 06:38 | *のりさん こんにちは
のりさんも訪問されていたのですね。JR岐阜の駅前開発とともに消えてしまった名鉄線ですが、先日岐阜を訪れたところ、それほど自動車で道路が混雑している感じがなく、どちらかといえば閑散としたイメージでした。岐阜市内線の廃止を考えると、鉄道が市民の足としての用途がなくなったということより採算性の問題ではなかったのでしょうか。どちらにしても残念なことです。
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