平成7年夏 米原彦根寸描
- Sun
- 07:00
- ∇鐵道ほとがら帖/平成編 - ├平成6年-平成7年
平成7年8月26日湖北に“SL北びわこ号”を撮影した際に、米原近郊で撮ったネガが残っていた。
それなりに時代を感じさせるものとなっていたので、併せて掲載してみた。

米原付近の東海道新幹線では、まだまだO系が現役だった。
しかしわざわざ写真に撮っているところを考えると、この当時でも数少なくなっていたのかもしれない。
※2輌目の窓ガラスは広窓だ。この頃はまだ広窓車が残っていたのか!(20年後に気付いた)


特急“加越”は、湖西線経由の“雷鳥”と区別するため、米原駅 - 金沢駅・富山駅間で昭和50年から運転されていた列車であった。
この当時は、頻繁にその姿を見ることが出来た。しかし、名古屋と北陸を繋ぐ“しらさぎ”と同区間を走るため平成15年に“しらさぎ”に統合されてその姿を消した。

JR東海の117系は珍しいものではなかったが、当時は雨樋に1本、窓下に太帯と細帯各1本の計3本のオレンジ帯が入っていた。その後、平成11年頃より塗り分けが変更され、側面帯が窓下1本に簡略化された。
これはその初期の塗り分けバージョンである。
平成26年1月にはJR東海の117系は全廃となった。

EF81は今でも目にする長命な機関車である。
この35号機は昭和44年に日本海縦貫線貨物列車増発用を名目として、製造されたものだ。平成21年3月廃車

余り美しい姿ではないが、ホロ付の特急“しなの”は珍しい クロ381-5
場所を彦根に移して近江鉄道を撮影している。

この当時の近江鉄道は珍しい車両が現役で活躍しているので、写欲がでてくる。

中央に昭和5年製の電気機関車であるロコ1101の姿が見える。元阪和電鉄に在籍していた車輌である。
この当時は現役で入れ替え作業などをしていたと思われる。

元鉄道省のED14は、大正15年の米ゼネラルエレクトリック社製で、この当時としても極めて貴重な古豪機関車である。

ED14-4は現在は鉄道省時代のブドウ色に戻され保存されている。

(参考)鉄道省時代の同機

ED31は大正12年伊那電気鉄道(現、JR飯田線)が製造した貨物用の電気機関車である。
図体のわりに、足回りが電車用台車のDT10という貧弱なものとなっていて出力不足が否めない機関車であった。
ナンバープレートを外され、廃車体となっていたED315

この台車は、DT12かな・・・はて、どの車輌の遺品だろう?
次の写真のモハ1形も確かDT12を履いていたはずだが・・・・その僚機のものか!

モハ1形電車モハ2は、比較的新しい車両に見えるが、元車は昭和3年製である。
ボディの改造をうけているのでそう見えるが、走行時は吊り掛けモーター音を轟かせていた。

クハ1219 彦根駅北方にて
それなりに時代を感じさせるものとなっていたので、併せて掲載してみた。

米原付近の東海道新幹線では、まだまだO系が現役だった。
しかしわざわざ写真に撮っているところを考えると、この当時でも数少なくなっていたのかもしれない。
※2輌目の窓ガラスは広窓だ。この頃はまだ広窓車が残っていたのか!(20年後に気付いた)


特急“加越”は、湖西線経由の“雷鳥”と区別するため、米原駅 - 金沢駅・富山駅間で昭和50年から運転されていた列車であった。
この当時は、頻繁にその姿を見ることが出来た。しかし、名古屋と北陸を繋ぐ“しらさぎ”と同区間を走るため平成15年に“しらさぎ”に統合されてその姿を消した。

JR東海の117系は珍しいものではなかったが、当時は雨樋に1本、窓下に太帯と細帯各1本の計3本のオレンジ帯が入っていた。その後、平成11年頃より塗り分けが変更され、側面帯が窓下1本に簡略化された。
これはその初期の塗り分けバージョンである。
平成26年1月にはJR東海の117系は全廃となった。

EF81は今でも目にする長命な機関車である。
この35号機は昭和44年に日本海縦貫線貨物列車増発用を名目として、製造されたものだ。平成21年3月廃車

余り美しい姿ではないが、ホロ付の特急“しなの”は珍しい クロ381-5
場所を彦根に移して近江鉄道を撮影している。

この当時の近江鉄道は珍しい車両が現役で活躍しているので、写欲がでてくる。

中央に昭和5年製の電気機関車であるロコ1101の姿が見える。元阪和電鉄に在籍していた車輌である。
この当時は現役で入れ替え作業などをしていたと思われる。

元鉄道省のED14は、大正15年の米ゼネラルエレクトリック社製で、この当時としても極めて貴重な古豪機関車である。

ED14-4は現在は鉄道省時代のブドウ色に戻され保存されている。

(参考)鉄道省時代の同機

ED31は大正12年伊那電気鉄道(現、JR飯田線)が製造した貨物用の電気機関車である。
図体のわりに、足回りが電車用台車のDT10という貧弱なものとなっていて出力不足が否めない機関車であった。
ナンバープレートを外され、廃車体となっていたED315

この台車は、DT12かな・・・はて、どの車輌の遺品だろう?
次の写真のモハ1形も確かDT12を履いていたはずだが・・・・その僚機のものか!

モハ1形電車モハ2は、比較的新しい車両に見えるが、元車は昭和3年製である。
ボディの改造をうけているのでそう見えるが、走行時は吊り掛けモーター音を轟かせていた。

クハ1219 彦根駅北方にて
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Comment
2017.01.11 Wed 06:54 | *のりさん ありがとう
コメントありがとうございます。
最近は鉄道に関する魅力的な話題が少ないですが、お互いゆるゆると続けていきましょうね。
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