青春18きっぷ・出雲一畑紀行(その1)
- Sun
- 07:00
- ∇鐵道ほとがら帖/平成編 - ├平成8年-平成10年
平成8年夏 青春18きっぷのあと2回分を使うべく、その使途を考える。

8月17日大阪発0:15の“ムーンライト山陽”を使うと、18きっぷの1回分が極めて有効に利用できることがわかり、広島から中国山地を縦断して出雲に向かうことにした。


今回のお供は、LeicaM6+Summarit 5cm f1.5

午前5:42“ムーンライト山陽”広島駅到着
左が乗車してきた14系客車(オハ14-74ほか)
右は可部線可部行普通列車(クモハ105-22ほか) この当時の可部線は三段峡まで伸びていた。

5:55発の856D芸備線三次行に乗車(キハ28-2308ほか)
この列車は、三次で折り返し急行“たいしゃく”となる。

難所「セノハチ」越えの専用機関車EF67の姿を横見に列車は進む・・・

三次駅到着
何本もの側線が広がる構内を持つ大きな駅である。

8:29三江線の江津行普通列車・・・三江線は平成30年3月31日に廃止され、ついに乗らず終いとなってしまった。


8:08発の備後落合行普通列車に乗車
キハ120-332+キハ120-331

備後落合では、↑この列車から↓9:30発の米子行548Dに乗り換えする。キハ120-208

備後落合駅の左奥にはSLの投炭台と車庫が残っており、C56の幻影が見えるようだ。

分水嶺となる三井野原駅からは島根県となる。
スイッチバックの駅“出雲坂根”到着
対向列車の待ち合わせのためにしばし休息

・・・遠方に見えるアーチ橋は国道314号線の通称“奥出雲おろちループ”である。

(新潮社 「日本鉄道旅行地図帳 第11号」より)

左:木次へ 右:備後落合へ

たぬきが守る銘水“延命水”

木次線は、全国でも珍しくなった通票利用線である。駅ごとにタブレットの交換がなされる。

重厚な寺社建築の出雲横田駅

腕木式信号が何故か懐かしく感じる。

木次まで来れば山陰線の宍道駅まであとわずか・・・


松江駅から一畑電鉄の“松江温泉駅”まで徒歩で向かう。
途中C56-131が展示してあったので、表敬訪問する。
※木次線では昭和28年から昭和34年まで陰陽連絡の優等列車「ちどり」が運行していた。
「ちどり」の名称は、松江城の異称「千鳥城」からきているとか。
(つづく)


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