平成8年 加越能鉄道訪問
- Sun
- 07:00
- ∇鐵道ほとがら帖/平成編 - ├平成8年-平成10年
平成8年9月20日仕事で富山県高岡市に出向いた。
仕事の方は順調にこなし、余った時間を有効活用すべく、高岡駅前から新湊の方に伸びる加越能鉄道を訪問した。

中新湊駅の“ネコ電車”
この昭和42年生まれのデ7072は平成6年から車体正面にネコ、サイドに十二支の動物の絵が描かれた。正式には「アニマル電車」というらしい。

米島口車庫の様子

奥に除雪車仕様として生き残っているデ5010形のデ5022の姿が見える。

側面の大きな広告がなければ、かなりスマートな車体と思われるのだが、現状は残念な姿である。

倉庫として使われているのは、デ5010形の廃車体と思われる。

米島口から高岡駅前に戻る


雨の片原町交差点

次にJR高岡駅の構内パトロール

気動車が集まるここは、氷見線・城端線車輛基地


転車台の姿も見えた

7番線は氷見線ホーム

この1番線は、城端線ホームである。
キハ47-1013とキハ53-1001との組み合わせ

このキハ53は、元車はキハ58で、七尾線の穴水・輪島間の単行用として両運転台に改造されたもの。
高山線を経て、かの地にやってきたが、高岡を終焉の地とした。

EF81-2 サーモンピンクのペンキが剥げてくると見苦しい。

キハ40-2137の走行写真 しかしこのカラーリングはあまり美しくないように感じる。

高岡駅に停車中の485系下り特急“雷鳥”
先頭車はボンネットのクハ481で、堂々の9輌編成
この塗装のことを「上沼垂(かみぬったり)色」という。JR東日本の新潟にある上沼垂運転区の485系に施された塗装なのでそういう。
こうしたボンネット型の雷鳥も徐々に姿を消していった頃であった。


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Comment
2018.08.31 Fri 14:06 | 高岡駅周辺
平成1桁時代の北陸のワンシーンを楽しく読みました。城端線沿線は私の出身エリアであり、これらの車両にはよく乗車しました。初めて加越能電車線に乗ったのは高岡から伏木でした。翌日の帰りは氷見線の伏木からC11牽引の客車列車に乗り、当時の高岡駅7番線に着き、SLはすぐに機回の動きにかかっていました。機回し線の横にはいつもラッセル車が留置されていました。確かに青と黄色のカラーリングは、一般車DCにはマッチしていないようでした。12系客車2両をこの塗装にしてDCで挟む編成もありました。この色は房総地区の特急電車で活かされていますが。今の高岡駅は橋上化、氷見線ホーム移設などで機能的になりました。ただ、荷物用のエレベータは消え、特急が走らなくなって、長いホームの途中に柵が設けられ、二塚貨物の留置線も剥がされ、転車台は埋められて、氷見方のダブルスリップポイントはシェルターと共に無くなりました。機関車の配置はゼロになりましたが、DCの車庫は昔とあまり変わっていないようです。
- #-
- 京葉帝都
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2018.08.31 Fri 22:05 | *京葉帝都さん こんばんは
お久しぶりですね。
御訪問及びコメント投稿ありがとうございます。
当時の情報とその後の様子を伺いこの記事に厚みが出た感じがいたします。
もちろんC11のお話は昭和半ばのお話しとは拝察しますが、楽しそうな賑わいのある高岡駅を想像してしまいました。
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