令和2年“お正月四国堪能きっぷ”の旅 (その1)
- Sun
- 07:00
- ∇鐵道ほとがら帖/令和編 - └令和元年~
JR四国がお正月3ケ日限定の乗り放題切符を発売した。
令和2年の正月3ケ日のうち1日を指定しなければならないが、JR四国の特急・普通列車の自由席が乗り放題で¥2,020-と激安。
販売期間が短く、しかもネット販売に限るという面倒があるが、これは使わない手はない。
毎年の年始の挨拶に行った翌日に使おうと思いパソコンのボタンをポチる!

香川の観音寺から予讃線で宇和島に行き、予土線経由で高知に出て、南風で岡山に帰るというルートを考えたが、なんとか1日に周遊できそうだ。
その計画は、令和2年1月3日午前8:19予讃線豊浜駅からスタートした。

豊浜は無人駅なので、このままスルー

8:19の普通列車観音寺行(7200系 7319+7219 )で、一旦観音寺まで行く。

ワンマン運転の場合は、後ろの車輛は閉鎖するようだ。
以前は後ろの車輛も利用できたのだが・・・
経費の削減のためならいっそ単行にすればいいのにと思うが、車輛が片運転台のため2輛で1ユニットとなっているのでかくなる仕儀となっているのだ。

観音寺からは、また逆戻りする。
8:27発の特急しおかぜで松山に向かう。
車内は最初はガラガラだったが、新居浜あたりから徐々に混雑し始めた。
松山には10:06到着。

パトロールする間もなく同じ1番ホームから10:15発の宇和島行「特急宇和海」に乗車

伊予大洲を過ぎて八幡浜に近づくと険峻に張り付くような集落が見受けられるようになる。

八幡浜駅の本屋は、何か懐かしい風情を湛えている。

昔の軍艦駅と言われた常磐線土浦駅を見る思いがする。
「のりかえ別府連絡」の案内が確認できるが、是非トライしてみたい航路である。

宇和海が見えてきた。
この辺りは随分標高の高いところを走っているようだ。
まもなく終点の宇和島である。

宇和島には、11:33到着 特急宇和海とはここでお別れ。

ほとんどの乗客が改札口から出て行った。
ほんの一握りの好事家が3番線に移動する。

終着の頭端駅としての特徴をもつ宇和島駅
構内の端には1番線から2番3番線へ通じる通路が存在する。

ただし、中央の津波注意の標識が今時である。
平坦な場所にある宇和島駅なので、標識下のL=700mは、海岸線から700mという意味だろう。

3番線の予土線窪川行は11:39の発車
ほんの6分の連絡なので宇和島名物の「じゃこ天」を買う間もない。

「しまんトロッコ」の表示のキハ54-4
レタリングの具合が、JR九州の車輛を見ているようだ。

車内は長いロングシートである。 車中客は、そのほとんどが観光客である。
トイレの設備はない。
終点までの乗車時間が3時間近いので、甚だ心配していたが、途中で長い時間停車する駅がいくつかあるので杞憂となりそうだ。

本来このようにトロッコを牽引するようだが、運用期間が4月~9月なので、この時期は単行である。(車内ポスターより)
またトロッコの利用できるのは、全区間ではなく「江川崎~土佐大正」の区間に限られる。

伊予宮野下でついに「四国新幹線」と遭遇し、車内騒然となる。
新幹線のない四国に新幹線を走らせるというコンセプトで改造されたホビートレインだが、「ニセ新幹線」との別称もあるのが哀れ。

ハゲ駅は、四万十の清流に抱かれた静かな場所にあった。

四万十の源流を求めるように、川に沿って列車は進む・・・
(つづく)

令和2年の正月3ケ日のうち1日を指定しなければならないが、JR四国の特急・普通列車の自由席が乗り放題で¥2,020-と激安。
販売期間が短く、しかもネット販売に限るという面倒があるが、これは使わない手はない。
毎年の年始の挨拶に行った翌日に使おうと思いパソコンのボタンをポチる!

香川の観音寺から予讃線で宇和島に行き、予土線経由で高知に出て、南風で岡山に帰るというルートを考えたが、なんとか1日に周遊できそうだ。
その計画は、令和2年1月3日午前8:19予讃線豊浜駅からスタートした。

豊浜は無人駅なので、このままスルー

8:19の普通列車観音寺行(7200系 7319+7219 )で、一旦観音寺まで行く。

ワンマン運転の場合は、後ろの車輛は閉鎖するようだ。
以前は後ろの車輛も利用できたのだが・・・
経費の削減のためならいっそ単行にすればいいのにと思うが、車輛が片運転台のため2輛で1ユニットとなっているのでかくなる仕儀となっているのだ。

観音寺からは、また逆戻りする。
8:27発の特急しおかぜで松山に向かう。
車内は最初はガラガラだったが、新居浜あたりから徐々に混雑し始めた。
松山には10:06到着。

パトロールする間もなく同じ1番ホームから10:15発の宇和島行「特急宇和海」に乗車

伊予大洲を過ぎて八幡浜に近づくと険峻に張り付くような集落が見受けられるようになる。

八幡浜駅の本屋は、何か懐かしい風情を湛えている。

昔の軍艦駅と言われた常磐線土浦駅を見る思いがする。
「のりかえ別府連絡」の案内が確認できるが、是非トライしてみたい航路である。

宇和海が見えてきた。
この辺りは随分標高の高いところを走っているようだ。
まもなく終点の宇和島である。

宇和島には、11:33到着 特急宇和海とはここでお別れ。

ほとんどの乗客が改札口から出て行った。
ほんの一握りの好事家が3番線に移動する。

終着の頭端駅としての特徴をもつ宇和島駅
構内の端には1番線から2番3番線へ通じる通路が存在する。

ただし、中央の津波注意の標識が今時である。
平坦な場所にある宇和島駅なので、標識下のL=700mは、海岸線から700mという意味だろう。

3番線の予土線窪川行は11:39の発車
ほんの6分の連絡なので宇和島名物の「じゃこ天」を買う間もない。

「しまんトロッコ」の表示のキハ54-4
レタリングの具合が、JR九州の車輛を見ているようだ。

車内は長いロングシートである。 車中客は、そのほとんどが観光客である。
トイレの設備はない。
終点までの乗車時間が3時間近いので、甚だ心配していたが、途中で長い時間停車する駅がいくつかあるので杞憂となりそうだ。

本来このようにトロッコを牽引するようだが、運用期間が4月~9月なので、この時期は単行である。(車内ポスターより)
またトロッコの利用できるのは、全区間ではなく「江川崎~土佐大正」の区間に限られる。

伊予宮野下でついに「四国新幹線」と遭遇し、車内騒然となる。
新幹線のない四国に新幹線を走らせるというコンセプトで改造されたホビートレインだが、「ニセ新幹線」との別称もあるのが哀れ。

ハゲ駅は、四万十の清流に抱かれた静かな場所にあった。

四万十の源流を求めるように、川に沿って列車は進む・・・
(つづく)


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Comment
2020.01.21 Tue 19:17 |
このきっぷ、本当に激安ですね。18きっぷの1回分以下じゃないですか。3が日は3日以外ガラガラでしょうし、空気を運んでいるよりマシってところでしょうか。JR四国はときどきドラスティックな乗車券を企画してくれますね。
新幹線もどきのキハ32、かなりその気になって見ないとなかなか新幹線に見えて来ませんが車内は0系のシートを装備しているとか。
- #-
- サットン
- URL
2020.01.23 Thu 05:59 | *サットンさん こんにちは
この切符いいでしょ。息子が見つけてくれました。
彼は、正月3ケ日分を購入してあちこち飛び回って鉄道写真を撮っていたようです(笑)
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