不要不急の一泊旅・・・第1回 粟倉温泉
- Sun
- 07:00
- ∇鐵道ほとがら帖/平成編 - ├平成8年-平成10年
平成8年の秋のことだった。
いつも顔を突き合わしている同職の勉強会仲間たちと、一度旅行に出かけようか・・・という意見が飛び出し、いわゆる不要不急の一泊旅を実行することとなった。
目的地は、岡山の西粟倉村にある名も知れない「あわくら温泉元湯」
そこは、仲間の一人が考えてくれた。他の者は、どんなところかも大した気にかけずに即時OK

平成8年11月30日(土)大阪駅で集合し、新快速で山陽道を下る。
姫路駅では、「但馬カニ」のトレインマークをつけた臨時列車に遭遇
正式名称は「味めぐり但馬号」というらしいが、、日によって牽引機が様々、そして客車も14系やジョイフルトレインとかカラフルな編成をとっていた。播但線経由だと、ここで牽引機関車の交代となる。
地上駅時代の姫路駅が懐かしい。

上郡から智頭急行線に乗り換え
こちらは1両編成の各駅停車・・・ゆっくりと北上していく
もう一人参加者がいるが、母校の大学アメフトの試合を応援してから追いかけるということで、ここにはいない。

2年前の平成6年12月に開通した鉄道なので道床は、まだまだきれいな状態である。

あわくら温泉駅前は、繁華街の町並みを形成しているわけではなく、うらびれた田舎町である。
宿屋の送迎自動車に乗って宿泊地へと向かう。
現在は、宿泊地の旅館は建替えられスマートなものになっているようだが、この当時は隙間風が寒い古い宿屋だった。
よって、詳細は割愛。

夜になっても氷雨が降っていたが、翌朝は快晴。しかし雪景色となっていた。寒かったはずだわ・・・

高架駅のあわくら温泉駅から来た道を戻る。
この車輛は、イベント用の1両(HOT3521・宝くじ号)

車輛基地のある大原駅
HOT3500形車輛は、全部で10輌製造された。
形式称号のHOTは、智頭急行の沿線である兵庫県、岡山県、鳥取県をローマ字表記した際のそれぞれの頭文字を並べたものである。


宮本武蔵駅で下車する。
人名が駅名になっている駅は珍しいが、これが第1号ではない。
同じ岡山県の伯備線には、昭和3年開業の方谷駅がある。これは、地元のに貢献した山田方谷から名づけられたもの。

しかし、姓と名が駅名ズバリになっているのは、この宮本武蔵駅と、平成11年に開業することとなる井原鉄道の吉備真備(きびのまきび)駅くらいだろう。
これらすべて岡山県というのが面白い。

晩秋の美作(みまさか)の風景を愛でながら、地元の英雄である宮本武蔵(美作時代は、新免武蔵)の記念館などを見学して、再び車中の人となる。


日曜日の昼下がりというのにほぼ貸し切り状態の車内であった。

JRのキハ181型の京都行上り特急「はくと」の通過風景をながめつつ、佐用に向かう。


佐用からは、JR姫新線で姫路に行くことにする。

姫路色のキハ58系5500番台とともにセルフポートレート
実は、この1泊旅行が契機となって、この後も毎年1回9月初めの土日曜日を利用して同じメンバーで1泊旅行をすることになった。
そしてそれが、飽きることなく毎年確実に実行され、平成27年には、なんと20回を数えることになろうとは、お釈迦様でも知らぬ仏のお富さんである。
平成27年の第20回の様子は・・・コチラ

いつも顔を突き合わしている同職の勉強会仲間たちと、一度旅行に出かけようか・・・という意見が飛び出し、いわゆる不要不急の一泊旅を実行することとなった。
目的地は、岡山の西粟倉村にある名も知れない「あわくら温泉元湯」
そこは、仲間の一人が考えてくれた。他の者は、どんなところかも大した気にかけずに即時OK

平成8年11月30日(土)大阪駅で集合し、新快速で山陽道を下る。
姫路駅では、「但馬カニ」のトレインマークをつけた臨時列車に遭遇
正式名称は「味めぐり但馬号」というらしいが、、日によって牽引機が様々、そして客車も14系やジョイフルトレインとかカラフルな編成をとっていた。播但線経由だと、ここで牽引機関車の交代となる。
地上駅時代の姫路駅が懐かしい。

上郡から智頭急行線に乗り換え
こちらは1両編成の各駅停車・・・ゆっくりと北上していく
もう一人参加者がいるが、母校の大学アメフトの試合を応援してから追いかけるということで、ここにはいない。

2年前の平成6年12月に開通した鉄道なので道床は、まだまだきれいな状態である。

あわくら温泉駅前は、繁華街の町並みを形成しているわけではなく、うらびれた田舎町である。
宿屋の送迎自動車に乗って宿泊地へと向かう。
現在は、宿泊地の旅館は建替えられスマートなものになっているようだが、この当時は隙間風が寒い古い宿屋だった。
よって、詳細は割愛。

夜になっても氷雨が降っていたが、翌朝は快晴。しかし雪景色となっていた。寒かったはずだわ・・・

高架駅のあわくら温泉駅から来た道を戻る。
この車輛は、イベント用の1両(HOT3521・宝くじ号)

車輛基地のある大原駅
HOT3500形車輛は、全部で10輌製造された。
形式称号のHOTは、智頭急行の沿線である兵庫県、岡山県、鳥取県をローマ字表記した際のそれぞれの頭文字を並べたものである。


宮本武蔵駅で下車する。
人名が駅名になっている駅は珍しいが、これが第1号ではない。
同じ岡山県の伯備線には、昭和3年開業の方谷駅がある。これは、地元のに貢献した山田方谷から名づけられたもの。

しかし、姓と名が駅名ズバリになっているのは、この宮本武蔵駅と、平成11年に開業することとなる井原鉄道の吉備真備(きびのまきび)駅くらいだろう。
これらすべて岡山県というのが面白い。

晩秋の美作(みまさか)の風景を愛でながら、地元の英雄である宮本武蔵(美作時代は、新免武蔵)の記念館などを見学して、再び車中の人となる。


日曜日の昼下がりというのにほぼ貸し切り状態の車内であった。

JRのキハ181型の京都行上り特急「はくと」の通過風景をながめつつ、佐用に向かう。


佐用からは、JR姫新線で姫路に行くことにする。

姫路色のキハ58系5500番台とともにセルフポートレート
実は、この1泊旅行が契機となって、この後も毎年1回9月初めの土日曜日を利用して同じメンバーで1泊旅行をすることになった。
そしてそれが、飽きることなく毎年確実に実行され、平成27年には、なんと20回を数えることになろうとは、お釈迦様でも知らぬ仏のお富さんである。
平成27年の第20回の様子は・・・コチラ


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Comment
2020.10.18 Sun 18:32 |
この旅が恒例9月旅の起原だったんですね! 今と較べるとグループも小規模だったようにお見受けします。
あわくら温泉、ほとんど記述がないことが様子を物語っているように思います。
でも、西粟倉村は周囲の町村がこぞって美作市に合併する中でよく独立を守っていると思います。美作市なんて広過ぎると思うんですけどね。
- #-
- サットン
- URL
2020.10.21 Wed 06:04 | *サットンさん こんにちは
サットンさん おひさぶりです。
お元気でしょうか。
コロナ禍で思うように活動できないのは、お互い様のようですね。
さて、ようやく不要不急の旅の第1回目をアップすることができました。当時はフイルムベースなので、ネガをスキャンする必要があるため、この時期になってしまいました。この後、平成9年、平成10年と撮りためたネガをスキャンしていきますので、そのうち第2回、第3回の様子もアップすると思います。
ご期待ください。
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